【壱岐観光】見どころ満載!オススメスポットを大紹介!

日本

Shozza
ハロー!ニュージーランドでワーホリ中のShozza(@shozzatrip)です!

この記事では、青春18切符で九州を一周した際に訪れた、長崎県の壱岐について紹介します!

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壱岐とは

まず、初めにみなさん!

「壱岐」についてどこまで知っていますか?

学校の授業で数回聞いたことがあるけど、あんまりよく知らない、、という人が多いのではないでしょうか?関東圏では、下手したら、どこにあるか見当もつかない人も多いかも、、

ということで!

もっと壱岐を知ろう!壱岐丸分かり九箇条!

  1. 九州から北に17km、長崎県の島
  2. 神話の伝説が豊富な神聖な島
  3. 縄文、弥生、古墳遺跡が多い
  4. 三国志にもその名を連ねる、歴史ある島
  5. モンゴル帝国が攻めて来た際(元寇)の戦闘場
  6. 海が綺麗
  7. ご飯が美味しい
  8. 人が優しい
  9. ヒッチハイクが簡単

どうでしょうか!

後半かなりざっくりしましたが、意外と知られてないことが多くありませんか?

東京23区の1/4の大きさしかないにも関わらず、神話から縄文、弥生、古墳時代の遺跡、鎌倉時代や、近代の戦争時においても要衝となったこの島は、歴史の舞台となることが多かったのです。ということで、遺跡や博物館、神社など見どころが至る所にあります。

そして、海が綺麗で、ご飯が美味しいと。1日中存分に満喫することができます!

壱岐への行き方はこちら >>> 【穴場観光地】壱岐の行き方・歩き方をイキイキ大紹介!!

 

 壱岐の見どころ

見どころの多い壱岐島。4日間の滞在では、全てを見て回ることはできませんでした。ここでは、僕が実際に訪れた場所を中心に紹介します。

 

一支国博物館

3世紀末に著された中国の歴史書「魏志倭人伝」に、既に「一支国(いきこく)」と記されていた壱岐島には、弥生時代の遺跡や、古墳をはじめ、計482か所の遺跡があります。壱岐市立一支国博物館」は、壱岐島の出土品の展示や歴史を紹介しています。

プロジェクションマッピングや映像を利用して、わかりやすく、楽しみながら歴史を学べるよう、工夫されています。

中国の史書だけでなく、日本最古の歴史書である「古事記」や「日本書紀」にもその名を連ね、日本神話でも、神が作った最初の8つの島の1つとされている壱岐島には、多くの歴史が残っています。

壱岐島を歩く前に博物館を一周しておくと、島での観光が数倍楽しくなること間違いなしです

壱岐市立一支国博物館

 

原の辻遺跡(原の辻一支国王都復元公園)

弥生時代にタイムスリップ‼︎ #原の辻遺跡 #弥生時代 #壱岐

@ elico927がシェアした投稿 –

「原の辻遺跡」は、佐賀県の吉野ヶ里遺跡、静岡県の登呂遺跡に続き、日本で3つ目の弥生時代の遺跡です。壱岐史跡公園「原の辻一支国王都復元公園」として整備されていて、大人でも楽しめます。

上述の一支国博物館からもほど近く、歩いていくことが可能です。

 

左京鼻

芦辺の町から車で15分ほどの場所に位置する「左京鼻」は、海の侵食により形成された奇石です。壱岐島誕生神話の八本の柱の一つであるそう。

芦辺の町から行く場合、自転車で行くことも可能です。

切り立った海岸線のサイクリングが楽しい!

夕日も綺麗でした

 

はらほげ地蔵

左京鼻から比較的近くにある「はらほげ地蔵」。海岸線沿いに立ち並ぶ、6体の地蔵の姿がインスタ映えすると人気のスポットです。

干潮時には上記の写真のように、近くまで行くことが可能ですが、満潮時には海の中にすっぽり入ってしまいます。その際、海水でお供え物が流されないよう、赤い前掛けの中、胸の部分に丸い穴が空いています。

長崎の方言で「腹がほげている(穴が空いている)」というところから、「はらほげ地蔵」と言うそうです。

 

勝本浦

「勝本浦」は、壱岐島北部に位置する漁港です。

その歴史は古く、豊臣秀吉の朝鮮出兵の際の食料供給場として整備され、以降も交易の要所となりました。

町には市場もあり、食べ歩きが楽しい。

歩いているだけで、干物を剥いてくれたり、イカをちぎってくれたり、沢山試食させてくれます。

 

勝本町散策

勝本浦からほど近い勝本町の裏道は、レトロな雰囲気が味わえ、散歩が楽しいです。

 

お洒落カフェも多い

さらには、インスタ映えするお洒落なカフェも立ち並びます。

 

モンゴル帝国軍上陸の地

勝本町には、元寇時に元軍(モンゴル帝国軍)が実際に上陸した「元軍上陸地」が残されています。

歴史に興味のない方には、「それで?」って感じかもしれませんが、僕はこれだけ、この石だけでテンションぶち上げです。

史上最大かつ最強だったモンゴル軍が日本に!中国を含め、ユーラシア大陸の歴史ある帝国を、次から次へと支配していった最強軍団が、歴史も浅い小さな島国を攻略できなかったこの事実!

実質、日本vsアジアと言っても過言じゃない程の戦力差!当時のモンゴル帝国は、世界に対して、今のアメリカなんか比にならない程の戦力差を持っていたんですよ!最大版図では、今のロシアの2倍以上の帝国だったんですよ!

伝わってます?この興奮

二度の侵攻で、対馬や壱岐では想像を絶する被害が出ましたが、日本が侵略されずに済んだのは、一つは壱岐人の勇敢な抵抗のお陰であったと思います。常に大陸交易の最前列に位置するこの島々の人達は当時、どんな気持ちでいたのだろうかと考えさせられます。普通の人なら逃げ出したくなる。

そんな事を考えながら、この石を眺めてました。

 

勝本城跡

豊臣秀吉の朝鮮出兵の際に建設された勝本城。その跡地が「勝本城跡」です。

目立った見どころは特にありませんが、ここから勝本町の町並みを見渡すことができます。

勝本城跡に向かう最中に出会ったおっちゃん。

何やらを煮立ててました。

 

双六古墳

県内最大の前方後円墳である「双六古墳」を訪れました。

「島内最大」ではありません。「県内」です。驚きですが、そもそも壱岐には長崎県の60%の古墳が存在します。その理由は未だに謎だそうです。

縄文、弥生時代の遺跡が沢山見つかっていることから、古代から壱岐・対馬が栄えていたことは明らかなようです。大陸が近いので、自然です。

その後、527年の「磐井の乱」で、壱岐人が武勲を上げて中央政権に存在感を示したそうで、それが理由かなと思います。その200年くらい後に書かれた古事記にも、「神が作った島の一つ」として書かれているように、相当アピールに成功したんだと思います。

 

神社群

「古事記」や「日本書紀」にも記載される、神道において神聖な島、壱岐島。もちろん、神社も沢山あります。

しかし、その数が衝撃的です。

なんと、この小さな島に1000社以上が存在します。しかも、式内社で言えば、九州にある神社の半分が、壱岐と対馬にあることになるという。。

どれだけ神道において重要な島であったかがわかります。

式内社とは

927年にまとめられた延喜式の一部、「延喜式神名帳」に記載された神社のことで、神社の格式を表します

その中でも有名な「月讀神社」に行きました。

「月讀(ツキヨミ)」に聞き覚えのある人も多いかと思います。日本の創世主である「イザナミノミコト」から生まれた三貴神、「天照大御神(アマテラスオオミカミ)」と「須佐之男命(スサノオノミコト)」に並ぶ、別格の神様の一つです。

月讀神社は、月の光がまんべんなく照らし自由・平等・平和に生きられるようにと願うツキヨミノミコトをお祀りする神社だそうです。

 

清石浜

難しい話が続いて、疲れ始めたところでリラックス。芦辺の町から近い、美しいビーチ「清石浜」です!

「日本で美しい海」と言うと、真っ先に沖縄や奄美大島、小笠原諸島などの太平洋上の島々を想像しますが、実は壱岐や対馬、五島列島など、日本海側の島々のビーチも美しい!

しかも、沖縄などに比べて観光客も多くないので、美しい海を独占できます!

 

グルメの島、壱岐

そして!

島といえばやはりグルメ!ここ壱岐も、もちろんグルメ天国!海鮮づくしです!有名どころでいえば「ウニ」、「壱岐牛」、そしてやはり新鮮な「お刺身」です。

 

うにめし

壱岐のグルメで欠かすことができないのが、この「うにめし」です。特産のウニをご飯の上に、これでもかと言うほど載せて食べる贅沢料理です。

はらほげ地蔵近くの「うにめし食堂はらほげ」が有名です。

 

壱岐牛

そして二つ目に有名なのが「壱岐牛」。市内には、壱岐牛のステーキや丼を出しているお店がいくつかあります。

 

新鮮なお刺身

小さなお店でも美味しい魚料理や、新鮮なお刺身を食べることができます。

壱岐滞在初日、どこのお店も閉まっていて途方に暮れていた僕に店を開けて暮れたこの方。昨日一本釣りしたと言う、写真の特大ヒラスをお刺身にして出してくれました。

そんなに沢山ではなかったですが(おい)、とれたての新鮮なヒラスは絶品でした。ありがとうございます!!

 

オススメの宿

今回僕は、芦辺の町に位置するみなとやゲストハウスさんにお邪魔しました。釣り好きの旦那さんと、料理上手な奥さんの二人で経営する可愛らしい古民家ゲストハウスです。

室内もお洒落で可愛い。

レトロな雰囲気が落ち着かせてくれます。

ドミトリーもプライバシーを保てて快適です。

旅のアドバイスから、無料の自転車レンタルまで、沢山お世話になりました。

みなとやゲストハウス

 

おまけ(帰りのフェリーで見た美しい壱岐)

4日の滞在を終え、後ろ髪を引かれる思いで、芦辺港から博多行きのフェリーチケットを握り締めます。

そしてフェリーに乗り込む。すると何やら、フェリーの方が騒がしい。

近付くと、フェリーの近くに人が集まって、叫んでいます。

どうやら、壱岐から本土に引っ越す一家を見送るべく、町人達が集まってお別れの言葉を述べているようでした。

 

子供達が歌う姿は、涙なしには見れません。

船が出航した後も、ずっと手を振り続けていました。

何だろう、これ。この胸にグッとくるやつ。何ですか?

本当の壱岐の美しさを最後に見ることが出来ました。

船は夕暮れの中、博多港を目指します。

 

まとめ

いかがだったでしょうか!壱岐のイメージが結構変わったのではないでしょうか!

小さい島ながら見どころ満載で、ご飯も美味しい!まだまだ観光客も多くないので、かなり穴場スポットだと思います!

また治安も良く、島の人たちもとても暖かくて、居心地が良いです。そして、島では簡単にヒッチハイクすることができます。実際に、上記のスポットはほぼ全てヒッチハイクのみで回りました。

次の旅行先に、是非とも「壱岐」を!

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See you!

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