パーイの日本人村、“ムーン・ビレッジ”を探しに行ってみた

Thailand
Shozza
ハロー!ラオス北部の超田舎町、Nong Khiawで休息中のShozzaです!

前回のブログでもチョコっと触れましたが、パーイ郊外にある謎の日本人村、“ムーン・ビレッジ”に行って来ました。

👇 パーイの記事はこちら 👇

【2017年版】他には載ってない!パーイを100倍楽しむ方法

2017.11.16

ムーン・ビレッジって何?

“ムーン・ビレッジ”とは、パーイの郊外にあるらしい 日本人村のことです。ケンサンという方が一人で生活しているらしい とのこと。

パーイで出会ったリョースケに教えてもらい、その存在を知りました。

しかし、リョースケもよく知っている訳ではなく、もちろんムーン・ビレッジの場所はおろか、彼が持っていた情報は『あるらしい』だけでした。笑

お、お前は、“らしいな柚木”か!
“らしいな柚木”とは

我らが東○和三中の出木杉くん。『秀才・運動神経抜群・イケメン』と、ぶん殴りたくなる モテ要素の三拍子揃った好青年、“柚木っちょ”。

柚木っちょの更に素晴らしいところは、何と言っても“謙遜のカタマリ”であるという事。いくら褒めようとも、決して認める事はない。『いやいや、俺なんて』が口癖のような男。常にみんなから尊敬される憧れの存在でした。

しかし、そんなヒーローの代名詞である、“柚木っちょ”というあだ名が、“らしいな柚木”という、少なくとも尊敬の念からは程遠いあだ名へと変わってしまう出来事が起こります。

それは、中学二年生の時のクラスでのこと。僕らのクラスの学級委員であり、マドンナであった“Hさん”に恋をしている、仲の良い友達がいました。彼は想いを伝えますが、残念ながら結ばれず。

彼の失恋の噂が疾風の如く、校内を駆け巡るそんな中、『ハマさんが、実は別のクラスの学級委員である、柚木っちょに恋しているらしい』という情報が、風の噂で流れ出しました。ゴシップ好きの中学生にとって、こんな面白い話はありません。この情報も凄まじい速度で広がります。

『友達が傷心の中、Hさんの心を射留めた“柚木っちょ”の野郎、どんな心境でいやがるんだ!いつものように謙遜して、はぐらかしやがったら、タダじゃおかねえぞ!』ということで、仲の良かった数人で柚木っちょをクラスに呼び出します。

おい、おい、柚木っちょ。元気そうだなぁ。最近どうだ、恋の方は。噂に聞くと、うちのクラスのマドンナ、ハマさんがお前に恋してるみたいだぞ?知らないとは言わせねぇぞ?

(へっ、どうせ、『初めて聞いた』とか、『噂は噂だ』とか、『俺なんて』とか言いやがるんだろ。ほれ、言ってみろ、その時がお前の最後だ!

そして次の瞬間、僕らの期待をはるかに超越した返答が、謙遜の代名詞、“柚木っちょ”から放たれることとなります。

らぁあしいなぁ!!
、、、え?

期待していたことの正反対の反応を堂々と全力のトーンで放たれると、唖然よりも先に笑いが起きるんですね。

聞いた瞬間、その場にいた全員が床を転げ回って爆笑したのを昨日の事のように覚えています。

そして、この事件をきっかけに、“柚木っちょ”は、“らしいな柚木”へと名前を変え、僕らとつるむようになります。今でも“らしいな”と呼ばれる彼と集まる時には、この話が語られ、みなをノスタルジーの世界へと誘うのです。

ムーンビレッジは?

そうそう、パーイで会ったリョースケがムーンビレッジの情報を『あるらしい』しか持ってなかったって話でしたね。笑

そうなんです。でも、それには理由があるんです。と言うのも、

  • 調べてもみても、ほとんど情報ゼロ!
  • 現地の人も、誰も知らない!
  • 手書きの地図は見つかったが、本物かわからない!

唯一の手掛かり、ムーン・ビレッジの地図

日本版『ザ・ビーチ』じゃん!最高!

唯一見つかった手書きの地図を信じて、ケンサン探しの旅に出るのでした。

 

ムーン・ビレッジの行き方

ムーン・ビレッジへの道のり

行き方は伝えません!

個人宅なので、、でもその方がきっと楽しい!!

アドベンチャーしてください。

行く手段と所要時間
  • バイク
    • 所要時間:20分 
  • 自転車
    • 所要時間:40分くらい
  • 徒歩
    • 所要時間:1時間30分

バイクレンタルが市内で100B(300円)/24時間で出来てしまうので、バイクが一番楽です。徒歩でも歩ける距離ですが。

ムーン・ビレッジへの道のり

 

ムーン・ビレッジ到着!

”この辺だよ感” 漂う場所

市内からバイクを走らせること、20分ちょっと。何やらこの辺だよ感が漂い出します。

バイクを止めてちょっと散策すると、おばちゃんが近付いて来ました。

Do you know Moon Village?

(ムーン・ビレッジ知ってますか?)

おばちゃん
◎△$♪×¥●&%#?!

Can you speak English?

(英語話せますか?)

おばちゃん
¥●△$♪×&%#◎$♪!!!(ちょっと不機嫌)

こりゃ、ダメだ

So you don’t know “Moon Village” and “Ken-san”, right?

(じゃあ、ムーン・ビレッジもケンサンも知らないのね?)

おばちゃん

KEN-SAN!!

ヤーヤーヤー!ケンサンケンサン(なんか嬉しそう)

イエアイエア!

ケンサンケンサンケケケンサン!!

踏むと痛いよ、ケケ剣山!!(めっちゃ嬉しそう)

どうやら、ケンサンがキーワードだった様子。しかし、このリアクション、確実にケンサンはいる!

そして、おばちゃんと踊り出したい気持ちを抑えて、おばちゃんの指差す方向に向かいます。

ムーン・ビレッジの看板

看板も見つかって一安心!!看板から歩くこと1分ほどで、ようやく到着しました!

プライバシーの点から、お家の写真掲載は控えますが、土壁&枯葉と木の屋根で出来た、パーイの村の中でも昔ながらの一番簡易的なスタイルの家屋です。窓もありません。

YEAHHHHH!!!!WE MADE ITTTTT!!!!

そして、ケンさんの家のドアを叩きます。

 

しかし、ケンサンはいなかった、、、

この家すごい生活感が漂っていて、確実に誰か住んでいるとは思われますが、人の気配はゼロです。

家の周りを一周して、玄関を見てみると、何やら張り紙が。

ケンサン宅の張り紙

“Ken is in Chiangmai, come back in a few days. Thank you!” (ケンはチェンマイに行っていて、数日で戻ります。サンキューー!!!)

“NOOOOOOOOOO!!!!!!”(ノーーーーーーーー!!!サンキューちゃう!!)

ようやく辿り着いた、伝説のムーン・ビレッジ、しかしケンサンは不在でした。

しょうがないので、家の周りを少し散策して、帰ることにしました。

 

ムーン・ビレッジの隣人、Jeabさんとの出会い

ムーン・ビレッジの向かいの家の看板

ムーン・ビレッジを後にして、停めていたバイクのところへ戻ろうとすると、ムーン・ビレッジの向かいに辺な看板があることに気がつきました。

“Somewhere in Pai By Ninja Jo”(パーイのどこか。by 忍者ジョー)

ふむ、怪しすぎる。が、面白そうである。

よって、侵入します。

看板をくぐると、すぐに何やら建物が見えてきました。

建物に近づくと、可愛いネコの家族がお出迎え!

これはもしかすると、ユートピアの予感!!楽園がこんにちは☆の予感!!

そして、建物の中には長髪の人影が!!中から良い香りも漂ってきている!

エンジェル降臨の大予感!!絶世美女登場の大予感!!

エンジェル { ハローー

ふむ、怪しすぎる。が、面白そうである。(2回目)

とまぁ、ひと笑い欲しさに、出オチ要素として使わせてもらいましたが、タイ人ヒッピー、“Jeabさん”との最高の出会いを迎えました。

Jeabさん、ごめんね。

 

Jeabさんとは

Jeabさんの家

Jeabさんの家の中に招待してもらい、ムーン・ビレッジ、ケンサンを訪れたことを伝えます。

今でこそ、ムーン・ビレッジにはケンサンしかいないものの、少し前までは数家族の日本人が住んでいて、“日本人村”を形成していたそう。

Jeabさんとケンサンは30年近くの仲だそうです。

そしてこのJeabさんもまた、面白い!

アメリカ、中国、インド、韓国、日本にそれぞれ数年間住んでいたことがあるらしく、世界中を旅行したそう。ヨガだったり、瞑想だったり、ネイティヴアメリカン文化だったり、世界各国のオリジナルカルチャーを勉強していたみたいです。

日本では世田谷に住んでいたというので、多分関係ないんでしょう。笑

世界中を旅していたというので、彼の話は本当に面白かったです。最近の政治の話も入ってきてる。ちなみに自民党一強の、今の日本情勢も知ってました。笑

いつも思いますが、一見かけ離れているように見えて、ヒッピーは政治に詳しいです。

詳しいというか興味があるし、ちゃんと考えてるんでしょうね。自分のことも、自分で考えて、自分で決められる。その結論が『ヒッピーになる』でも、本当に必要なら、厭わず選択できるハートの強さがあるんだと思います。

勉強させられました。

 

Jeabさんの淹れるコーヒーがめっちゃ美味い!!

Jeabコーヒー

ここで、Jeabさん特製のコーヒーを頂きました。

このコーヒーがめちゃめちゃ美味い!!!

彼もこのコーヒーが好きなようで、コーヒーとハッパを交互にノンストップで頂いてました。笑 

ちなみに上の写真の可愛いケースの中身がハッパです。

Jeab特製コーヒー作り方

と、美味しいコーヒーを頂いていると、中国人とアメリカ人のカップルが僕らと同じように現れました。彼らもケンサンを探して来たが、不在だったとのこと。Jeabさん曰く、こうした旅行者が結構来るらしい。笑 

でも、世界中の人と話すのが好きなので、いつも家に招いて、コーヒーを出して話をするんだとか。あぁ、いいなあ。

世界中の人達からの手紙

そんなこんなで、彼らに別れを告げて、パーイの街に戻ることにしました。

帰り際、またムーン・ビレッジを探す旅行者に遭遇し、途中でも明らかに探しに行くのであろう旅行者を見ました。

毎日毎日、『あるらしい』の情報だけで世界中からバックパッカーを呼び寄せることができる、ムーン・ビレッジは凄いパワーがあると思います。

僕は今回は縁がなく、ケンさんにはお会いできませんでしたが、Jeabさんに会えて本当に良かった。

もしもケンサンに会えていたら、満足してJeabさんの看板に気付けていなかったかも。全ては縁ですね。またパーイに来た際に、Jeabさん再会、ケンサンリベンジしたいと思います。

See you!

Always think easy, go easy.

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