【DIY】アワビの貝殻をピカピカに!アワビ磨きに挑戦!

New Zealand
Shozza
どうも!ニュージーランドでワーホリ中のShozzaです!

先日、インバカーギルでアワビを獲りまくってきました!

海産物の宝庫!ニュージーランドで特大アワビをとりまくる方法

2018.04.01

アワビと言えば、日本では高級食材。

ニュージーランドでは、その身の美味しさだけでなく、貝殻が宝石として扱われています。

なんと言ってもこの美しさ!

外側は普通の貝と同様、岩の様な色をしていますが、外側も研磨すると、内側と同じく真珠層が現れるそう。

この方法で、両面が真珠層のパール模様になったアワビの貝側が、街中のギフトショップで100〜200ドル(8000-16000円)で売られています。

ハンパない!!俺もやりたい!

ということで、ネットの情報を参考にして、DIYしてみることにしました。

 

アワビ磨きの手順

インターネットで、“アワビ磨き”で調べると日本のブログ記事がいくつか出てきました。それらを参考にして、実践してみることにしました。手順は以下の通りです。

アワビ磨きの手順
  1. アルカリ処理
  2. 表面のフジツボなどの物理的除去
  3. 酸処理
  4. 紙やすりによる両面の研磨

 

アルカリ処理

未処理のアワビ貝

アルカリ処理後

この過程では、ハイターなどのアルカリ洗浄剤に貝殻を入れ、表面についた身の取り残しや、汚れを落とします。

 

表面のフジツボなどの物理的除去

付着物除去後

アルカリ処理によって取り除かれずに浮き出たフジツボ等の付着物を、マイナスドライバーなどの工具を使って物理的に取り除きます。

 

酸処理

酸処理後

続いて、サンポール等の酸性の洗浄剤に浸けて、表面を溶かしていきます。

ここで、ようやく外側から真珠層が現れることになります!

 

研磨処理

研磨処理後

両面が真珠層になったら、紙やすりを用いて両面を研磨し綺麗に仕上げて、完成です!

可能であれば、この後、アクリルスプレーやニスなどを表面に塗工して、汚れや腐食から守ると良い様です。

 

ニュージーランド での道具調達

さて、ここからが本題です!上記の工程に必要な物品を日本ではなく、ここ、ニュージーランドで揃えなくてはいけません!

必要なものは以下の通り。

①薬品
  • アルカリ性洗浄剤
  • 酸性洗浄剤
②道具
  • バケツ
  • 紙やすり
  • ドライバー
  • トンカチ
③保護具
  • ゴム手袋
  • 防塵マスク
  • メガネ

見た感じ、簡単に見つかりそうなものばかり。しかし、ここで大苦戦することになりました。その原因は、酸性洗浄剤。

なぜか、ニュージーランドには酸性の洗浄剤があまりない!あっても、1%の乳酸とか。弱すぎる。

欲しいのは、サンポールの “塩酸10%”くらいの強さの酸!

スーパーや薬局、DIYショップで聞き込みをするも、全然見つからない。アルカリ性の洗浄剤は50種類くらい沢山あるのに。。中身も濃度もほぼ一緒なのに。。

もう諦めて、1%の乳酸で試してみようかと思った時、いやに目につく紫のパッケージとProfessionalの文字を掲げた商品が。

恐る恐る原料を見てみると、『1% Lactic Acid(乳酸)& 3% Phosphoric Acid(リン酸)』!!

今日イチの強酸キタ!

1時間くらい洗剤売り場で、誰も気にしない内容物のチェックをしている私を、販売員達は変人の様に見守っています。嬉しさで、『Yeah! Finally I found Phosphoric Acid!』って話しかけたら、どっか行っちゃいました。笑

ということで、3%という薄さは気になりますが、妥協してこいつを購入。この日購入した道具がこちら。

本日の戦利品

トータル40ドル(3200円)くらい。思ったより高かった。

酸がたけえんじゃ。

ということで、これらの道具を使って早速アワビのお掃除に入ります!

 

 

アワビシェル磨き(その1)酸性洗浄剤ディップ法

アワビシェルのアルカリ処理

さて、第一段階はアルカリ処理です。この過程では、貝をアルカリ洗浄剤の中に浸けることで、貝の身の残りカスなど、貝の表面に付着した有機性の付着物を取り除きます。

処理前のアワビの貝殻達がこちら。

外側

内側

これらの8つの貝殻を処理します。使うアルカリ洗浄剤がこちらです。

アルカリ洗浄剤

んシンプル!

そうです。いわゆるシュッシュできるタイプのお洒落な、トイレ・キッチン用洗剤は死ぬほど沢山あるんですが、めちゃ高い!250mlで7ドル程。しかしこいつは、なんと約2リットルで2ドル(160円)!

中身は一緒なのにね。

ちなみに中身はこんな感じ。Sodium Hychlorite 21.5g/litle

次亜塩素酸ナトリウム、約2%ってところです。キッチンハイターの次亜塩素酸ナトリウム濃度は約6%ほどで、参考にしたブログでは3倍希釈して(2%にして)使っていたので、こいつの場合は原液で使用することにしました。

ということで、こいつの原液に貝殻をディップします。

5時間ほど浸漬して、しっかりと洗浄後、乾燥させます。洗浄剤の中にゴミが沢山溜まっていて、確かに表面の汚れは取れているみたいです。

乾燥後の貝殻がこちら。

外側

内側

えぇぇぇぇぇえ〜!

写真からわかる様に、表面が白くなっちゃってます。スポンジでこすると簡単に取れるのでおそらく、貝殻の成分の炭酸カルシウムが溶け出して、表面についたまま乾燥されたのかな?それだけなら良いけど。。

とりあえず、参考にしているブログと少し様子が異なるので、ここ以降の処理は貝殻を1つだけを使って様子見をすることにしました。

 

付着物の物理的除去処理

貝殻の表面には大小様々なフジツボや貝たちが、くっついています。こいつをマイナスドライバー等を使って取り除きます。簡単に取り除けるものもあれば、なかなか強情なものもあって、かなり苦戦。

フジツボを全部取り除いて、金ダワシでこすり落とすと、こんな感じに。

これで酸による表面溶解の、“前処理” 完了です。

 

アワビシェルの酸処理(ディップ)

いよいよ、アワビの貝殻の溶解処理に入ります。使用するのは上記の洗浄剤。内容物は、1%乳酸&3%リン酸』です。

これまた参考にしていたブログでは、サンポール(塩酸9.5%)を3倍希釈にしていましたが、まず薬品が違うということで様子見で、約5倍希釈から始めました。しかし、5倍希釈では全く反応している様子がないので、さらに加えて様子見をします。

結局、加えていっても全く反応の様子がないので、原液に浸けてみることにしました。

すると、ようやく貝殻の表面から気泡が出てきて、反応し出しました!

反応ガスは有毒なので、換気の良いところで、離れながら実施します。

出して様子を見て、また入れてを繰り返すこと数時間後、全く反応しなくなり、洗浄剤の色も変色し出したので、取り出して様子を見てみます。

表面が溶け、真珠層が出てきています!

しかし、写真を見てわかる様に、表面は穴が空いてボロボロになっています。

おそらく、酸の強度が弱いために、長時間浸けてしまっていることと、またそのために全体的に溶けず、溶けやすいところからスポット的に溶け出していることが原因であると思います。

しかも、問題はそれだけではありません。内側にも影響が。。

はい、オワタ

真っ黒!しかし、この黒い部分を触ってみるとプニプニして、なんか薄い皮膜の様になっています。てことは、貝殻の防衛反応で、金属の酸化皮膜的な腐食防止膜ができてる?なんて、前職の職業病の様なことを考え出します。

しかし、これでもう酸処理は難しいことがわかりました。しかも、貝殻自体が薄くなってきていて、このままだと大きな穴が空いてしまいます。何よりお金がかかりすぎる。

ということで、この状態で表面研磨処理に移ることにしました。

 

アワビシェルの表面研磨処理

さて、酸による真珠層までの溶解を諦めて、紙やすりで削って表面出しに入ります。3種類の粗度の紙やすりを使います。

これを使ってまずは、黒くなってしまった表面の方から研磨します。

無事、綺麗になりました!

そして外側も綺麗に!

しかし、酸に長時間浸けていたダメージは大きく、ところどころに穴が空いてしまっています。これじゃ、あまり綺麗じゃない!しかも、もう高い酸性洗浄剤をそんなに沢山買いたくない!

ということで、真珠層出しは諦めて、本来のアワビの貝殻の色まで表面を溶かして、そこで終わることにしました。それでも十分綺麗なはず!

 

アワビシェル磨き(その2)酸性洗浄剤スプレー法

アルカリ処理および、表面の付着物除去は、上記のその1と同様なので割愛します。

アワビシェルの酸処理(スプレー)

使う酸性洗浄剤は前回と同じものです。今回はこいつをアワビシェルに直接スプレーしてみます。

スプレーによって薬剤が泡立つので最初は気づきませんでしたが、シェルが溶けたことによる泡も出てきており、スプレーしてからすぐに、さらに泡立ち始めます。

この方法なら内側に酸洗浄剤が行かないから、内側への影響を最小限にできる!

そして、30秒ほど待って、取り出してみます。

むむむ!

石灰の白が溶けて、オレンジや緑の素地の色がで始めてる!

ということで、もう一度酸洗浄剤をスプレーしてみます。

おおー!綺麗!

両面、真珠層のシェルも綺麗で良いですが、これも綺麗ですね!本来の姿っていうのも良い。

最後に、両面を紙やすりで磨いてあげて、完成です。

内側

もちろん内側も綺麗!

アワビの貝殻をゲットした時は、是非挑戦してみてください!

👇 アワビの捌き方についてはこちら 👇

ニュージーランドの特大アワビの捌き方

2018.04.04

See you!

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