【パタゴニアでヒッチハイク】天国と地獄を味わう13時間。でも簡単!

Argentina
Shozza
ハロー!ボリビアのスクレで高山病の休息中のShozzaです!

今回の記事は、パタゴニアでのヒッチハイクについて!

パタゴニア観光のハイライトの1つである、南米最南端の町、ウシュアイアでのペンギンツアーを終え、プンタアレーナスに向かいます。

プンタアレーナスからは飛行機でサンティアゴに向かう予定で、あまり時間がない。さっさと、ウシュアイアからプンタアレーナスに移動しておきたい、という時に、なんとバスがずっと満席で空きがない。

結局、他に方法はなく、ヒッチハイクをすることに。実際にヒッチハイクだけでパタゴニアを周ってる人にも、沢山出会ってきたから、まあ大丈夫だろうと。

結果としては、なんとか無事にプンタアレーナス辿り着くことができました。しかし、途中で苦戦を強いられることも、、

ということで、この記事ではヒッチハイクでのウシュアイアからプンタアレーナスまでの移動について紹介します!

パタゴニアとは

パタゴニアとは南米大陸の南部分、チリとアルゼンチンにまたがる地域の総称です。パタゴニアのイメージといえば、アウトドアブランドの「patagonia」のイメージ通り、「山」と「大自然」。

雄大かつユニークな形状をした山々を誇るパタゴニアは、世界中のトレッカー憧れの地です。

縦に長いパタゴニアを、僕は上から下に南下しました。

こちら >>> 【完全保存版!】パタゴニアで絶対行くべきスポット全部公開!(2019年)

 

ウシュアイアとは

次にウシュアイアは、アルゼンチンにある世界最南端の町(City)です。

この「世界最南端の町」、「世界最果ての地」、「世界の終わり」、「エンド・オブ・ザ・ワールド」という殺し文句に惹かれて、世界中から観光客を集める一大観光地です。

さらに!

このウシュアイアには、大量のペンギンを見ることのできるコロニーがあり、このツアーが大人気!しかも、12〜1月には、歩けるようになったばかりの赤ちゃんペンギンを見れるんです!

こちら >>> 【ウシュアイア観光】赤ちゃんペンギンを見るなら、12-1月がオススメ!(2019年版)

 

プンタアレーナスとは

プンタアレーナスは、チリにある最南端の町。ウシュアイアのチリ版のうようなイメージ。

町自体には特に見どころはないですが、空港があってサンティアゴをはじめ、チリの主要都市からの飛行機が沢山出ているということで、ウシュアイアや、パタゴニアへ移動する際の経由地として訪れる人が多いです。

僕も、パタゴニア周遊を終えて、プンタアレーナスからサンティアゴに飛行機で戻る予定でした!
アルゼンチンでは飛行機代が高いのに対して、チリではかなり安いです。なんならバスよりもはるかに安い。

プンタアレーナス→サンティアゴ間(3000km)は、なんと4000円でした。ちなみに同距離をアルゼンチン側で移動する場合、3倍以上します。

 

ウシュアイアからプンタアレーナスへの移動

ウシュアイアからプンタアレーナスには、週に4日ほどバスが出ています。毎日出ている訳ではないので、注意が必要です。

また、ウシュアイアからプエルトナタレスに行きたい場合、プンタアレーナスを経由せず、直接プエルトナタレスへ行くバスもあるので、確認してみて下さい。

僕は逆のルートで、プエルトナタレスから直接ウシュアイアまで来ました。

こちら >>> プエルトナタレスから直接ウシュアイアへ!バス移動!(2019年最新版)

 

ハイシーズンは早めにバスの予約を!!

冒頭でも、すでに紹介していますが、

そうです。バスを逃しました。

時は、1月4日。世間はクリスマス&年末休暇で、一大ホリデータイム真っ只中。

ウシュアイアはアルゼンチン中、いや南米中、いいや!世界中からの観光客で溢れかえっています。彼らが次に向かうのはもちろんパタゴニア。そのため、プンタアレーナス、プエルトナタレス方面に向かいます。

こんな時でも、バスの数を臨時増大するような器用さがないのが、南米という大陸(バスを逃した腹いせで言いたい放題)。

なんと5日先までバスがないんです!バスオフィスには僕と同じような難民が沢山。

しかし、何が悔しいって前日までは空きがあったんです!

プエルトナタレスからウシュアイアまで15時間かけてバスでやって来た後、同じバスに乗ってた、写真のイタリア人ファミリーとバスオフィスで、プンタアレーナス行きのバスチケットについて聞いていたんです。

その時は確かに空きがあったんです。

何を血迷ったか、僕は「明日また来るよ」と、その場を後にし、ホステルへ。そして翌日、またまた頭を狂わせて、ペンギンツアーオフィスに向かいます。そして、そこでイタリア人ファミリーと再会。

そこで、彼らに明日と明後日にレンタカーで、国立公園にキャンプに行かないかと誘われ、Whatsappを交換。彼らは昨日、あの後ちゃんとバスチケットを購入したということで、ハッとして、バスオフィスに向かいます。

その後のことは、もう言う必要はないですね

通常であれば、まあ数日くらいここに滞在してやるか、となるところ。実際に、プエルトナタレスでは、登山のための快晴を待って、ホステルで4日間引きこもったりもしました。

しかし、今回に限っては、それができない。

南米で滅多に乗らない、飛行機移動を控えているんです。これはどうしても逃したくはない。オフィスの姉ちゃんに「絶対に行かなきゃいけないんだ!」と凄むも、ないものはない。(そりゃそうだ)

しかし、僕も諦めない。絶対に何か方法があるはずと、頭をフル回転に。日本であれば、バスオフィスの方が、ありとあらゆる手立てを考慮してくれるであろうが、ここは南米。

例え、バスオフィスの店員であろうと、下手したら俺の方が南米のバスに詳しい。(苛立ちで口が悪い)

ネットを駆使してあらゆるバス会社の電話番号を調べ上げ、「ここに電話してくれろ」と。しかし、やはり空きはない。

もはや、「席がなくてもいいから、通路に座るよ」と言うも、「それは違法だから無理」と。「南米だから、違法でも大丈夫でしょう?」と、意味不明の暴言を吐きだす始末。(日本に帰れ、いやもう帰って来んな)

と、ここで名案を閃く。

頭にパッと、あのイタリア人ファミリーが浮かんできます。彼らは、4人分のバスチケットを持っています。もしかしたら、プンタアレーナス行きをそんなに急いでいないかもしれない。

こんなこと、本当は聞きたくないけど、可能性はなくはない。聞かない手はない。あの時、whatsappを交換したのも、このためかもしれない。と言うことで、メッセージを送ります。

しかし、彼らも僕と同じく、飛行機に乗る予定ということでNG

しかし、この切実なメッセージに彼らも動かされ、色々と調べたり、電話してくれたりした様子。しかし、結果はやはり「方法はない」ということを、明確にするだけでした。

ウシュアイア内のバスオフィスを行ったり来たり、諦めてホステルに戻ったり、他の方法を思いついてバスオフィスに行ったりを繰り返し、すでに夕暮れ時になっていました。

結局、バスオフィスで諦めかけた時、スタッフの娘(大学生)が「ヒッチハイクしなよ」と、言い出します。

ん?

確かに名案である!!!何で思い付かなかった!!よく言った娘よ!!!

と言うことで、先ほどまで死相漂わせていた日本人は、急に元気いっぱいになり、写真を撮り出します。笑

ちなみに左から2番目の女性は、スカウターで僕の戦闘力を測定中なわけではありません。メガネが反射してしまっているだけです。

と言うことで、ヒッチハイクでプンタアレーナスまで行くことになりました

その夜は、イタリア人ファミリーに夕食をご馳走になりました。なんて良い人たちなんだ。

 

いざ、ヒッチハイク

ウシュアイアからプンタアレーナスまでは750km弱。東京から岡山くらいの距離。しかも、国境超え、フェリーでの海超えをしなければいけない。なかなかです。

とは言っても、1日あれば着くだろうとタカをくくっていました。

と言うことで、ホステルで作ったサインを手に、ヒッチハイク開始です。

ここで驚き!

ヒッチハイク開始から10分足らずで、乗車成功!

しかし、もちろんプンタアレーナスまでではありません。ウシュアイアから3時間ほどのところにある、リオ・グランデという町まで行くと言うことで、そこまで乗せてもらいました。

リオ・グランデまでは、200kmほどの道のりです。これで、200/750kmを完了。

何や、ヒッチハイクめっちゃ簡単!あんなにバス逃して悩んでたのがアホらしい!

そう思ってました。

この時までは。

3時間たち、無事にリオ・グランデの町に到着。一人目のドライバーと別れます。

一人目が10分以内で見つかったこともあり、意気揚々。比較的、車通りの多い道で、ヒッチハイク開始。

ムムムムム

あれ〜おかしいなぁ〜

30分経っても、車一台も止まらない。

でも諦めません。めちゃめちゃヒッチハイクの簡単な、ニュージーランドででさえ、30分捕まらないことは何度かあった。

すると1台車が近付いてきます!

彼はスペイン語しか話せないので、何を言っているかわかりませんでしたが、「この道路はプンタアレーナス方面に行く車は通りにくいぞ!」と言っているよう。

しかも、お願いをすると、良いスポットまで連れて行ってくれることに!めっちゃ優しいやんけ!!

だって、この人は同じ方向に行く訳でも、何でもないのに。なんだかんだ、10分くらい車を走らして、ヒッチハイクスポットまで連れて行ってくれました。

このヒッチハイクスポットというのが、リオ・グランデの町に入るための、警察の検問的な場所があるところ。ここなら、車が一回停止するから、ヒッチハイクしやすいとのこと。

素晴らしすぎる。

ヒッチハイクポイントということで、既に先客がいました。

それが、ドイツ人のノルマンです。

彼に向かって、車が減速して来て止まったため、彼はヒッチハイクが成功したと思って喜んでいたところ、謎のアジア人が出てきて、そいつを置いて車は去って行った訳ですから、明らかに興醒めした顔をしていました。笑

しかもノルマンも、プンタアレーナスに行くと言うことで、一緒にヒッチハイクを開始します。

本当言うと、ヒッチハイクは人数が多いほど、成功しにくい。3人以上はほぼ無理で、2人が限界。できれば1人が良いが、彼のほうが先にいたし、仕方がない。

ここで、彼に質問。

ここでどれくらい待ってるの〜?
ノルマン
昨日からだよ
へ?
ノルマン
昨日、7時間ここで待ったけどダメで、一旦リオ・グランデの町に戻って、ホテルに泊まったんだ。一泊7000円もしたよ。今日も、もう5時間経つかな
オワタ

なんという。

いや、もうむりじゃんそれ。プンタアレーナス行けねえよ。大人しく、飛行機諦めて、ウシュアイアにいるべきだった。

しかも、この場所が地獄なんです。めちゃめちゃ風が強くて、立っているだけで寒くて凍え死にそう。ここで、ノルマンと10分おきに交互に車待ちをします。

1時間経っても1台も車は止まらない。

2時間経っても、1台も。止まってさえくれない。

もう心が折れかけました。だって、ノルマンは既に、合計14時間くらいここで待ってるんだよ?いや、もう諦めようよ。笑

と、その時!ついにその時が!!

なんと、車が一台止まり、しかも乗せてくれるという!しかし、彼は国境近くに行くということで、アルゼンチン側の国境まで、ということでした。それでも有難い!ここにもうこれ以上いたくない!

それにしても、いつも思うけど、やっぱり僕は持っている。

ノルマンは14時間待ってようやくですが、僕は2時間で済みました。結果論ですが、本当に助かった。

車を走らせること1時間。100kmほど進み、アルゼンチン国境に到着。

ここで、ドライバーと別れ、また次なるドライバーを探さなくては行けませんが、僕は悲観していませんでした。

何故なら、国境では誰もが一度止まって、出国審査しなくてはいけない。つまり、話すタイミングがあるんです。

ヒッチハイクで一番難しいのは、車を止めるところです。一旦車を止めて、話せれば、どうにか交渉可能です。行き先を聞いた時、行き先が同じ方面であって、席が空いていれば、なかなかNOとは言いづらい。

しかも、国境から先は、プンタアレーナスしか大都市がないんです。これは、もうほぼ勝ち確です。

案の定、声をかけて一人目で、すんなりOK!

めちゃめちゃ良い親子でした!二人とも英語が話せたので、色々と話して、あっという間に2時間!150km進んで、450/750kmまで来ました!

そして、車ごとフェリーに乗り込みます。二人とはここでお別れ。また次のドライバー探し。

しかし、こちらも先ほど同様、フェリー上では止まっている車に声をかけられる。

こちらも、1台目ですんなりOK!しかも、ついに最終目的地、プンタアレーナスまで行ってくれます!この時、ウシュアイアを出発して10時間ほど。

ここから残り300km。(最後の一歩とは言え、300kmって普通に長い。笑)

そして車を走らせること3時間で、ようやくプンタアレーナスに到着!

嬉しい!嬉しすぎる!長いようで短かった!大変なようで簡単だった!!

ウシュアイアを出発して13時間弱で、プンタアレーナスに到着しましたが、バスで来た場合も12時間かかります。つまり、このヒッチハイクがいかに上手く行ったかが、わかるかと思います。

リオ・グランデで3時間ほどのストップはありましたが、国境&フェリー上では、ロスタイムゼロで、次のドライバーを見つけることができました。

 

その後

到着したその日は、ノルマンとビールを飲みに。彼の達成感は言うまでもありません。

なんせ、2日がかりです。

しかも、彼の初めてのヒッチハイクだったそうで、昨日までは二度とやらないと誓っていたそうですが、最終的には次の目的地までヒッチハイクで行く事にしたそうです。

実際、リオ・グランデでは本当に苦戦を強いられましたが、それ以外では本当に簡単でした。もちろん、国境&フェリー上というラッキー要素はありますが。

それ以上に、ドライバー達の優しさ。南米でのヒッチハイクに最初、不安だった気持ちが嘘のよう。不安を打ち消すどころか、すっかり忘れてしまうほど、みんな親切でフレンドリーだった。

ドライバー達の写真を見れば一目瞭然かと思います

さらに!翌日には、イタリア人ファミリーもバスでプンタアレーナスへやって来て、夜はディナーに招待してもらいました!

さすがは美食の国、イタリア。スーパーでの食材選びは全員が真剣で、1時間以上も時間をかける。そして、みんなで喧嘩し出す。笑

もちろん、ディナーは最高でした。

お父さんとお母さんは、イタリアに帰国しましたが、息子夫婦とは、この後パラグアイで再会します!しかも、さらに3月にはリオのカーニバルでも再会予定!

 

まとめ

フェリー乗り場付近で遭遇したキツネ

ということで、パタゴニアでのヒッチハイクについてでした!

南米という事で、治安が気になるところですが、ウシュアイア→プンタアレーナス間では、全く危険を感じる事なくヒッチハイクできました。もちろん、運が良かったと言えばそれまでですし、悪い人はどこにでもいるのも事実です。

どうしてもやる場合は、お気をつけて。

ハイシーズンにウシュアイアから移動する場合は、早めにバスのチケットの予約を!

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