
今回の記事は、フランスの格安SIM、freeについて!
フランスのパリには「free」というコスパ最強のSIMがあり、フランスでの1週間以上の滞在であれば、SIM購入がオススメです。何と言っても、10€で1ヶ月も使用可能で、そのデータ容量はなんと50GB!意味がわかりません!笑
しかも、このSIMカード、ヨーロッパを中心にフランス国外でも使用可能。ヨーロッパ周遊者にはとてもオススメです。実際に僕も、フランスを出て東欧を周っていますが、問題なく使用できています。
しかし、その中で注意しなくてはいけない点も。
ということで、この記事ではフランスのSIM、freeの海外使用について紹介します!
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INDEX
freeについて

フランスには、日本同様に何種類かの通信会社がありますが、オススメはfreeという会社。
何と言ってもコスパが最強です。正直、先進国であるフランスにこんなに安いキャリアがあるとは思っていませんでした。

月額料金 | 2ユーロ | 8.99ユーロ | 19.99ユーロ |
インターネット | 50MB | 50GB | 100GB |
通話 | 2時間 | 無制限 | 無制限 |
メール | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
海外での使用 |
※ヨーロッパ圏内、フランス領圏内 |
※ヨーロッパ圏内、フランス領圏内 |
※ヨーロッパ圏内、フランス領圏内、その他、65ヶ国以上 |
フランス国内だけであれば、8.99€のプランで十分すぎますが、海外では4GBしか使えません。
もしも海外で使用することを想定しているのであれば、19.99€のプランを購入することをオススメします。こちらでは、海外でも25GBまで使用可能かつ、ヨーロッパだけでなく、アメリカやオーストラリア、ニュージーランドでも使用することができます。

実際に僕は、フランスを出た後に4ヶ月間、バルカン半島、東欧、コーカサス、中東をfreeを使って旅をしましたが、常にインターネットはサクサクで、問題もありませんでした!
SIMの買い方など、freeの詳細については以下の記事を参考にしてください。
フランス国外での使用方法

フランス国外での使用方法は簡単です。フランスの国外についたら、設定の「海外ローミング」をオンにするだけ。
これをすると、自動でその国のネットワークに接続されます。
フランス国外の使用に関する注意点
提携の国では使わない

フランス国外の使用に関する注意点は一つだけ。「提携外の国では使わないこと!」です。

と、思うかもしれませんが、これが意外とミスりやすい。特に注意が必要なのがヨーロッパです。
何故ならヨーロッパは小さく、隣国に行くのにパスポートが必要でないことが多く、サラッと入国できてしまうからです。サラッと入国してしまった国が提携外ということが起こりやすい!

ここが、トラップなんです!

実は、先ほどの地図を見てみると、ヨーロッパの中でいくつかの国は、赤く塗りつぶされていません(提携していません)!それが以下の国々。
- ボスニア
- アルバニア
- キプロス
- モルドバ
- コソボ(2019年10月最新情報)
日本人にとって、あまり行く機会の多い国ではありませんが、世界一周者であればボスニア、アルバニアあたりは結構行くかと思います。
そこで注意なのが、こうした国に入る前に、海外ローミングをオフにするか、機内モードにするか、SIMを抜くかする必要があります。
セルビアで出会ったフランス人は、ボスニアが含まれていないのを知らず、クロアチアからボスニアに入り、普通に使っていたら、80€の追加料金を請求されたそうです。


その面白い証拠がこちら。
上の写真は、僕のアカウントの情報なのですが「Excluding foreign package」のところに注目してください。0.83€になっていることがわかるかと思うのですが、これが提携外の国で使ってしまった証拠です。
では、どこで使ったのか。実は、セルビアからモンテネグロに抜ける際に鉄道を使ったのですが(バール鉄道)、その際に2〜3分間だけボスニアに入るんです!笑
もう言わなくてもわかりますね。そうです。その2分の間に、インスタグラム等が投稿を行ったのか、自動でデータ(インターネット)を使用したようです。たった2分のしょうもないローミングで0.83€(100円程)ですから、かなり怖い!

追記情報(2019年10月)
ヨーロッパの国「コソボ」でも使用できません!コソボはセルビアから独立した比較的新しい国。上記の地図では赤く塗りつぶされていますが(たぶん、セルビアの領土として塗っている)、実際は別の国なので、使えないようです。
なので、地図を参考にせず、「記載されている国名」の方を参考にした方が良いです。
使えない国の国境付近を通る時は要注意!(2019年12月最新情報)

2019年12月、freeのSIMを使って、イスラエル(提携している)を死海に向かって移動していた時のこと。通っているのは、イスラエル。ですが、死海の奥はヨルダン(提携外)です。
おそらく、イスラエルの電波が一瞬でも途切れたのでしょうか?自動でヨルダンの電波に繋がってしまったようで、追加料金の請求が来ました。

こんなことは初めて。国境付近では起こり得そうなことなので、提携している国でも、国境付近へ行く場合は、機内モードにするなど、対策をしておくことをオススメします。
まとめ

ということで、フランスの格安SIM、freeの海外利用についてでした!
ヨーロッパ周遊をする際はフランスのfreeがとても便利!ヨーロッパだけでなく、トルコや、コーカサス、イスラエルや東南アジアでも使えます!
ただし、ヨーロッパ内でも使えない国がいくつかあるので、そこだけ注意しておきましょう!