
この記事では京都のお寺、南禅寺について紹介します!
南禅寺と言えば、琵琶湖疎水水路閣や、日本初の勅願禅寺として有名ですが実際に訪れてみると、南禅寺内にある別院・南禅院の素晴らしさに魅せられてしまいました。
ブログランキングに参加しています。
上の「世界一周」ボタンがクリックされるとランキングが上がります。
励みになるので、ご協力ください!:D
南禅寺

南禅寺参道
南禅寺は、1291年に亀山法皇によって建立されました。
もともと、この地には亀山法王の父、後嵯峨天皇が1264年に造営した禅林寺殿がありました。亀山法皇は上皇時代、蒙古来襲という苦難に悩まされ、父である後嵯峨天皇が帰依されていた禅師に受戒し、不動の心を持って危機に対処されたことで、禅宗に帰依されました。その後、出家し法皇となられた際に、父が建立した禅林寺殿を〝南禅寺〟とあらためました。この亀山上皇の出家により、公家に禅宗が広まり出したとされています。
また、南禅寺は日本最初の勅願禅寺であり、京都五山および鎌倉五山の上におかれる別格扱いの寺院で、日本の全ての禅寺のなかで最も高い格式をもつお寺です。

水路閣

南禅寺、水路閣
格式高く歴史もある南禅寺ですが、禅寺としてというよりも、特に水路閣が有名です。
この水路閣は、明治維新後に琵琶湖の水を京都市内に流すための疏水水路閣として建設されました。今では京都の風景として定着していますが、建設当時は古都の景観を破壊するとして反対の声もあがったといいます。
〝禅寺内に水路閣〟という異色の光景が唯一無二の雰囲気を作り上げています。


別院・南禅院

南禅寺別院・南禅院
南禅院は、禅林寺殿が〝上の御所〟と〝下の御所〟に分かれていた頃、上の御所に建立された持仏堂を南禅院と号しました。このことから、南禅寺の発祥地と言われています。
当初は水路閣目当てで、南禅寺を訪れましたが、たまたまふらっと立ち寄ったこの〝南禅院〟の美しさに圧倒されました。大きな庭園ではないですが、緑が多く、ゆっくりとした時間が流れる静かなお庭でした。






See you!
Always think easy, go easy.