今回の記事は、トルコのエフェソス遺跡について!
アルメニア、ジョージア周遊を終え、トルコ in。カッパドキア、アンタルヤ、パムッカレを満喫した後は、セルチュク(Selcuk)にやってきました!
あまり有名でない地名ですが、この町にはトルコが誇る「エフェソス古代都市遺跡」があります。この古代都市には、あの有名なクレオパトラも遥々足を運んでいる。
さらに、聖母マリアとヨハネの終焉の地としても考えられており、キリスト教の聖地でもあります。本当に見どころが多い!まだまだ有名じゃないので、今の内に先取りしちゃいましょう!
ということで、この記事ではセルチュクの観光スポットについて紹介します!
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セルチュク(Selcuk)とは
セルチュクはトルコ西部、エーゲ海沿いに位置する小さな町。トルコ第三の都市、イズミルから南に1時間ほどのところに位置しています。
この町は、エフェソス観光の拠点となる町で、エフェソス遺跡までバスで10分ほど。また、聖母マリアとヨハネが終焉の時を送った場所と考えられており、歴代ローマ法王もこの地を訪れています。
町には、ヨハネに捧げた聖ヨハネ教会や、城塞跡などの見どころや、エフェソス遺跡から出土した遺品を展示するエフェソス考古学博物館があります。
セルチュクへの行き方
エフェソス遺跡の拠点となるセルチュクまで、トルコのパムッカレ(ヒエラポリス)からのバス移動方法を、以下の記事で紹介しています!
以下、セルチュクの観光スポットを紹介します!
エフェソス遺跡
まずはエフェソス遺跡。ここを語らずにセルチュクは語れません。中でも一番の見どころが、写真のセルシウス図書館。エジプトのアレキサンドリア、トルコのペルガモンに並び、古代の世界三大図書館の一つに数えられています。
さらに、エフェソスは、エジプトの女王クレオパトラが訪問した町としても有名。同士であった共和制ローマの権力者、アントニウスとエフェソスに滞在していました。
写真の道は、実際にクレオパトラが歩いたとされる道です。
大きなローマ劇場もあります。
聖ヨハネ教会
次にオススメなのが、聖ヨハネ教会。
ヨハネはキリストの十二使徒の一人で、キリスト亡き後、聖母マリアの面倒を見ていた人物。ヨハネとマリアは、晩年にエフェソスに滞在していたと考えられており、聖ヨハネ教会はヨハネのために作られた教会。
教会というよりかは、遺跡に近い。かなり昔に作られたことがわかります。
入場料は18リラ(340円)。
奥には城塞もあり、セルチュクの町が一望できます。
イーサベイモスク
イーサベイモスクは、この地を長い間支配していたセルジューク朝からオスマン朝に変わる14世紀に建てられたモスク。ちなみに「セルチュク」という町の名称は、このセルジューク朝から来ています。
モスクの中には広い中庭があり、他のモスクとは少し雰囲気が異なります。
もちろん、無料で内部にも入れます。豪華ではないですが、ローカルの祈りの場を感じることができます。
女性用の貸し出しスカーフも。
エフェソス考古学博物館
エフェソス考古学博物館は、エフェソス遺跡からの出土品を展示しています。規模はそこまで大きくないようですが、かなり貴重なものを沢山展示しているそう。
僕は時間がなくて行けませんでしたが、入場料も高くない(18リラ)ので、時間がある方は訪問してみると良いと思います。
聖母マリアの家
最後は、聖母マリアの家。ここは、実際にマリアが晩年を過ごした場所と考えられており、キリスト教の聖地になっています。正直、信ぴょう性には疑問がありますが、歴代のローマ法王も訪問しています。
しかし、行くには公共機関はなく、タクシーしか方法はありません。
僕は、エフェソス遺跡の後にヒッチハイクで向かいましたが、入場料が高かったため(40リラ)、断念しました。
まとめ
ということで、トルコのセルチュクの歩き方についてでした!
イスタンブールやカッパドキア、パムッカレなど有名観光地の多いトルコで、日本人にはあまり人気のないセルチュク。しかし、エフェソス遺跡は圧巻!歴史も古く、クレオパトラやアントニウスに所縁の地で、見応えも話題性もあります。
近くまで来たら、是非立ち寄っておきたい場所です!
次の記事では、セルチュクからイズミルへの移動方法について紹介します!
See you!
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