今回の記事は、ナゴルノ=カラバフ共和国のシュシについて!
アルメニアの首都エレバン観光を終え、ナゴルノ=カラバフ共和国へやって来ました。
ナゴルノ=カラバフは、アゼルバイジャン内にある未承認国家で、その住民のほとんどがアルメニア人。実質的にはアルメニアによって統治されていますが、未だに国際的には認められていません。
首都、ステパナケルトでゆっくりした後は、隣町のシュシ(Shushi)へ。この町は、ナゴルノ=カラバフ戦争で最も甚大な被害を被った町でもあります。
ということで、この記事ではナゴルノ=カラバフのシュシの歩き方について紹介します!
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INDEX
シュシについて
シュシは、ステパナケルトからバスで40分ほどのところに位置する小さな町で、かつてはナゴルノ=カラバフの中心地でした。しかし、1988年に起きたナゴルノ=カラバフ戦争によって、2万人以上が亡くなり、町は廃墟と化してしまいました。
今でも、町の至る所に廃墟が残っています。
ステパナケルトからシュシへの行き方
ステパナケルトからシュシまでは13kmほど。ローカルバスでアクセス可能です。
バスはステパナケルトのバスターミナルから出ています。
シュシ行きのバスは301番、303番などいくつかあるようです。バスターミナルで「シュシ?」と聞けば間違いありません。料金は200ドラム(45円)。
シュシの歩き方
シュシは、ステパナケルトよりも更に静かで、雰囲気の良い町です。
シュシの人達はみんなフレンドリーで、町を歩いていると、すぐに声をかけられます。
特に、子供達は興味津々。遠くから走って近寄って来ます。
以下、ステパナケルトの観光スポットを紹介します。
Ghazanchetsots Cathedral
Ghazanchetsots Cathedralは19世紀に建てられたアルメニア正教の教会です。薄水色の屋根が美しい。天気の良い日に行くと、写真映えするスポットです。
Kanach Zham Church
Kanach Zham Churchは、シュシにあるもう一つのアルメニア正教会。雰囲気は似てますが、内部のステンドグラスが綺麗でした。
モスク1(Upper Mosque)
シュシにもモスクがいくつかあります。ここのモスクは、シュシで一番整備されているモスク。
数年前に復興されたんだとかで、かなり綺麗です。
モスク2(Lower Mosque)
maps.meを見てみると、Upper Mosqueの北、数十メートルのところにLower Mosqueというモスクがあることがわかりました。ということで行ってみると、Upper Mosqueのように整備されておらず、茂みの中に放置されたモスクが出て来ました。
完全に無法地帯、、しかし、整備されたモスクよりも数十倍、ワクワクします。
内部は意外としっかりしています。
更に、上に昇れる階段を発見。ワクワクが止まりません。
モスクの上に登ったのなんて初めてです。しかも、誰もいない。正直、シュシで一番楽しい瞬間でした。
場所は、地図のあたりです。
ステパナケルトへの帰り方
ステパナケルトへは、この辺で待っていれば、来た時と同じバスに乗車可能です。
バス停のサインがあります。僕は、バスを20分ほど待ってたら、たまたま通りかかったおじさんが声をかけてくれて、ステパナケルトまで乗せてくれました。
まとめ
ということで、シュシの歩き方についてでした!
ナゴルノ=カラバフはそこまで見どころがあるわけではないですが、町を歩いていると、子供達がすぐに沢山集まってきて、話しかけてきます。人も暖かくて、気持ちの良い町です。
アルメニアの人気観光地、ゴリスからバスで2時間ほどの距離なので、近くまで来たら立ち寄ってみるのもオススメです。
次の記事では、ステパナケルトからアルメニアのゴリスへの移動方法について紹介します!
See you!
Always think easy, go easy.