
今回の記事は、タイからラオスのルアンパバーンまでのスローボートについて!
ラオスNo.1の観光地、ルアンパバーン。その行き方ですが、どこからラオスに入国するかで変わって来ます。
僕のようにタイのチェンコンから入国した場合、ルアンパバーンまでスローボートと呼ばれる、面白い移動方法が選べます。
なんと、バスであれば数時間で行けるところ、メコン川をボートでゆっくりくだり、2日かけてルアンパバーンまで行くという!これがめっちゃ楽しい!
この記事では、スローボートについて紹介します!
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INDEX
ラオスNo.1の観光地、古都ルアンパバーン

「ルアンパバーン」は、ラオスの首都ビエンチャンよりも、有名かつ人気の観光地です。
14〜18世紀頃まで盛えた、ラオ族王朝の首都であったこの街は、鎌倉や京都のように今日まで古都の姿を残しています。また、アジアの中でも比較的早い時期に世界遺産に登録された街でもあります。
ラオスで一番有名な街ということで、ラオスに来る旅行者で、ルアンパバーンを訪れない方はいないと思います。
タイ北部からルアンパバーンへ向かう
ルアンパバーンに行く場合、ラオス国内から飛行機やバスで来る他、ベトナムや中国、タイなど、隣国から来ることができます。

実はこの時、タイ北部のチェンマイで毎年行われる「コムローイ祭り」に参加しており、そこからラオスへ向かうことに。

チェンライからルアンパバーンへ行く方法(バス)
チェンライからルアンパバーンに行くには、バスで行くこともできます。
チェンライ→チェンコン(タイ国境)→フアイサイ(ラオス国境)→ルアンパバーン
- チェンライからチェンコン:ローカルバス(70B)
- チェンコンからフアイサイ:国境の友好橋を越えるバス(20B)
- フアイサイからルアンパバーン:長距離バス(900B)
チェンライからルアンパバーンへ行く方法(ボート)

上記のルートでは全行程バスになるのですが、ラオス入国後に、フアイサイからルアンパバーンまで、メコン川をくだってボートで行くこともできるんです!
しかも2日もかかるんです!(ドドン!)

チェンライからのルートはこんな感じ↓
- 青:バス(チェンライ→チェンコン→フアイサイ)
- オレンジ:ボート(フアイサイ→パックベン→ルアンパバーン)
スローボートの総距離、なんと300km弱!東京から名古屋まで、川下りで行くと考えてみてください!

ボートの種類は2つ
このボートですが、スピードボートと、スローボートの2種類あります。
スピードボートは6時間ほどでルアンパバーンに着くのに対し、スローボートでは2日かかります。笑(上記写真)フアイサイとルアンパバーンの中間地点のパックベンという街で1泊し、1日目6時間、2日目9時間の乗船になります。
ボートの値段
ちなみにこのスローボート、バスやスピードボートに比べて倍以上の時間がかかるのですが、特に安い訳ではありません。なんならバスの方が安いです。

- スピードボート:1700B(5100円)
- スローボート:1200B(3600円)
- バス:900B(2700円)
しかし、2日かけて、ボートでルアンパバーンまで行くという面白さに惹かれて、多くのバックパッカーがスローボートを利用します。
実は、タイ北部からルアンパバーンに抜けるのに、バスよりも人気な方法なんです。
何よりも、メコン川の景色が本当に美しい。水牛の群れを至る所で見ることができますし、運が良いと象も見ることができます。もはや、立派な観光 ですね。
スローボートの旅
チケットの買い方
チケットは国境付近でも買うことができます。
国境を超える人はみんな、ルアンパバーンに行くので、国境付近にはチケット売りが沢山います。多少割高になりますが、国境からボート乗り場までのトゥクトゥク料金も含まれているので、これが一番楽だと思いました。
ボートの出発時間と、チェンライ出発時間
ボートの出発時間は毎日11時。つまり、遅くても10時にはラオス国境を超えたい。
日本人は、国境でビザの申請が必要ないので、欧米人のように長い時間待つことがなく、比較的簡単に国境越えできます。実際僕は、タイ出国からラオス入国まで、15分で完了しました。
15分で終わったとは言え、余裕は持っておきたいところ。遅くても9時半までにはタイ国境側にいた方が良いです。となると、チェンライを7時半には出発する必要があります。
7時半に出れば、国境でトラブルでもない限り、11時のボートには間に合うと思います。
乗船(重要!)

スローボートは大人気で、ハイシーズンはほぼ満席になります!乗船にあたって、知っておくべき最も大事なことが以下!
スローボートでは心を鬼にして、席取り合戦!チケットの番号なんて関係ない!瞬時に最良の席を選び、すぐに確保してください!
チケットにも席にも、番号が書いてあるのですが、手書きの紙が席の上に置いてあるだけ。良い席を取ろうと、全員が番号札を捨てて、関係なく座ります。
いつから、この無法地帯化が始まったのかは知りませんが、僕もそう書かれた記事を読みましたし、乗船客は皆その事を知っているため、冗談じゃなく、本当に「コレ」が実践されています。笑
郷に入っては郷に従え!!余裕をこいてると、一瞬で席がなくなります。ここで乗り遅れた欧米人が席がなく、1日中トイレの横の地べたに座らさせられていました。。

いかに良い席を確保するかで、このスローボート旅を、快適に終えられるかどうか決まってきます。
出発です
いよいよスローボート出発です。出発して15分くらいで、既に人里離れた大自然の中に入っていきます。さすがは国土の8割以上が山間部のラオスといった感じです。外を見ればいつでも絶景。
- 至る所に水牛の群れが。スローボートの上では、近くの人とおしゃべりをしたり、本を読んだり、景色を見てたり、ラオビアを飲んだり、みんなが思い思いに自由にゆっくりとした時間を送っていました。本当に気持ち良い時間です。
あっという間に1日目、2日目と終わり、ルアンパバーンに到着してしまいました。
パックベン宿泊
中間地点のパックベンでの宿泊ですが、現地で宿を探すことも可能です。しかし、スローボートに乗っている乗客のほとんどが、一斉に宿を探しに回るので、ワチャワチャして結構大変。
僕はネット予約していたので、すんなりでした。しかし、チェックアウトを済ませ、シャワーを浴びて、町歩きに出ると、まだホテルを探している人達が沢山いて驚きました。
しかもスローボートで疲れた後、重い荷物を持って川から町に少し上り坂になるので、ネット予約しておくことを全力でオススメします!
パックベンでオススメの安宿

パックベンでオススメの宿は、DP ゲストハウス (DP Guesthouse)です。
雰囲気もオシャレで居心地が良い!少し高いですが、個室しかないのでしょうがない。2人で泊まれば、安いです!ツレがいない場合は、ボート上で仲良くなった他のバックパッカーに持ちかけてみるのもオススメです!

朝食もついていて、メコン川を見ながらの朝食は最高でした!
宿の詳細
- 料金:★★☆☆☆
- ロケーション:★★★★★
- 清潔さ:★★★★☆
- 雰囲気:★★★★★★★★
- シャワー:★★★★☆
- WiFi:★★★☆☆
ルアンパバーンでオススメの安宿

ルアンパバーンでオススメの宿はササラオ(Sa Sa Lao)です。
ここ、本当に最高!超おすすめです!町から少し離れていて、料金も少し高いのですが、それでも僕はまたここに泊まります!

その理由は立地!メコン川沿いにあって、めちゃめちゃ広々しています!ハンモックが最高!ここからの夕日が本当に半端なかったです。

食事は別途料金かかりますが、お手頃価格で嬉しい。オススメの宿です!1泊400円程。
宿の詳細
- 料金:★★★★★
- ロケーション:★★★☆☆
- 清潔さ:★★★★★
- 雰囲気:★★★★★★★★★★
- シャワー:★★★☆☆
- WiFi:★★★★☆
まとめ
少し疲れるかと思いますが、景色は最高ですし面白いネタにもなるので、体力と時間に余裕のある方は、是非試して見てください!

次の記事では、ルアンパバーンの歩き方について紹介します!
- チェンマイ
- パーイ
- ルアンパバーン(レンタバイク)
- ノンキアウ(日帰り)
- バンビエン
- 移動
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