海外旅行保険なし!クレジットカードの付帯保険で賄う方法!

クレジットカード

Shozza
ハロー!Shozza(@shozzatrip)です!今回の記事は、海外旅行保険について!

海外旅行にいくにあたって、考える事は沢山!航空券から始まり、現地のホテル、ツアー、WiFiなどなど、、そして絶対に怠ってはいけないのが、海外旅行保険!

「正直、海外旅行保険っていつも一応入っておくけど、実際申請とかしたことないし、そんなによくわかってない」って人、結構多いんじゃないでしょうか?

僕も今回のように長期の旅行に出る前は、そんなにちゃんと調べたことはなく、とりあえず有名どころに加入していました。1週間とかであれば、そんなに高くないですからね。しかし、長期旅行となると話は別。かなり高額になってきます。

そこで考えるのが、クレジットカード付帯の保険です。使ってみてわかりますが、使い方を工夫すれば、こいつがかなり便利です!長期旅行者には特にオススメですが、短期旅行にもオススメです!

ということで、この記事では海外旅行保険について紹介します!

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海外旅行保険とは

旅行中に病気や怪我をした際にかかる治療費や、盗難にあった際の補償をしてくれるのが海外旅行保険です。

海外で治療する際、日本の健康保険証が使えないので、莫大な治療費がかかってしまいます。特に治療費の高いアメリカでは、盲腸の簡単な手術でも、200万円以上かかります。長期の入院等が必要になった際の治療費は考えたくもありません。

また、盗難の補償もとても有り難い。日本人が、海外でスマホやカメラを盗まれることは、日常茶飯事。そんな時、海外旅行保険に入っていれば、帰国後に申請するだけで、ほとんどが戻ってきます。

たまに、海外旅行保険に入らずに旅に出ている人に遭遇しますが、それは絶対にオススメしません

あくまでも保険は保険。何かあった時のためにのものです。本当にハプニングに遭った際、泣いても誰も助けてはくれません。特に海外にいたら、トラブルに巻き込まれる可能性は倍増します。

実際に海外で怪我をしたり、一文無しになった日本人に何度も遭遇しています。保険にさえ入っていれば笑い話で済みますが、保険に入っていなかったらゾッとします。

 

海外旅行保険で補償される内容

実際に海外旅行保険で補償される内容は、以下の項目です。

海外旅行保険の補償内容
  • 治療費用(病気、怪我の治療費用)
  • 傷害死亡、後遺障害(怪我で亡くなった場合)
  • 賠償責任 (他人へ被害を加えてしまった場合)
  • 携行品損害

どの保険会社でも上記内容はカバーされていますが、保険料や会社によって補償額が異なります。旅行先や、各自の都合に合わせて、適切な保険を選ぶ必要があります。

 

海外旅行保険の費用

海外旅行保険の費用は旅行先、旅行期間、補償内容によって様々ですが、短期であればそんなに差はなく、料金も高くはないです。大体の料金イメージはこんな感じです。

  • アジア、1週間:2470円〜
  • ヨーロッパ、1週間:2870円〜
  • 南米、1週間:2990円〜
  • 南米、3ヶ月:61120円〜

※損保ジャパンの新・海外旅行保険OFF!参照

 

1週間ならまだしも、長期になるとそこそこ高くなってきますね

 

海外旅行保険の申し込み方

海外旅行保険の申し込み方は、いくつかあります。

海外旅行保険の入り方
  • 旅行会社で申し込む
  • オンラインで申し込む
  • 空港で申し込む
  • クレジットカード付帯の保険を利用する

海外旅行保険に入る方法は、大体の上の4つになるかと思います。僕も昔は、いつもオンラインで申し込んでいました。事前に申し込み忘れてしまった場合も、空港で申し込むことができるので便利です。

と、ここまでが一般的なお話。

今回のテーマはクレジットカード付帯の保険について!

クレジットカードは、社会人であれば誰もが1枚は持っているかと思います。そして、ほとんどのクレジットカードに海外旅行保険なるものが付帯されています。

「確かにカードを作る際に言われたことあるけど、使ったことないな」という人が多いんじゃないですか?僕もそうでした。しかし、実はこれ、結構優秀なんですよ!

通常の保険とクレジットカード付帯の保険を比べていきます。

 

通常の保険とクレジットカード付帯保険の補償内容比較

それでは、通常の保険と、クレジットカード付帯保険の補償内容を見ていきます!

治療費用 傷害死亡

後遺障害

賠償責任 携帯品損害 費用(年会費)
損保ジャパン

(有料保険)

1000万円 1000万円 1億円 30万円 61120円

※南米3ヶ月

エポスカード 疫病270万円

傷害200万円

500万円 2000万円 20万円 (年会費無料)
楽天カード 200万円 2000万円 2000万円 20万円 (年会費無料)
セゾンブルーAMEX 300万円 3000万円 3000万円 30万円 (年会費25歳まで無料)
Booking.comカード 200万円 2000万円 2500万円 20万円 (年会費無料)

いくつか、僕が所有している年会費無料のクレジットカードの補償内容を記載してみました。有料の保険と比較して、差があるところは、治療費用と賠償責任の2つ。その他は、あまり変わりませんね。

賠償責任はそんなに重要ではありません。しかし、海外旅行保険で重要な項目は、実は治療費用なんです!

海外での治療費がバカ高いと説明しました。実際、200〜300万円程では不十分です!

「え!じゃあ、ダメじゃん!」と思った方、安心して下さい。実はクレジットカードの付帯保険の補償額は、複数のカードで合算することができるんです!

死亡保障は合算不可。それ以外の項目は合算可能です。

ということで、先ほど紹介したクレジットカード付帯保険の合算を見てみます。

治療費用 傷害死亡

後遺障害

賠償責任 携帯品損害 費用(年会費)
損保ジャパン 1000万円 1000万円 1億円 30万円 61120円

※南米3ヶ月

以下のカード合算

  • エポスカード
  • 楽天カード
  • セゾンブルーAMEX
  • Booking.comカード
疫病970万円

傷害900万円

3000万円

(最高額採用)

9500万円 90万円 (年会費無料)

こうなると、もう有料の保険と変わらないことがわかります。治療費も900万円もあれば十分すぎるほど。

一般的には、治療費は500万円程あれば安心と言われています。つまり、上記の2枚ほどを合算すればOK。

あくまでも一般論です。もちろん、高ければ高いほど良いですし、重大な怪我を負えば500万円、1000万円じゃ足りないこともあります。

ということで、クレジットカードを数枚組み合わせれば、付帯保険でも通常の保険と大差ないことがわかりました!次に、クレジットカード付帯保険の使い方を説明します!ここも重要です!

 

クレジットカード付帯保険の使い方

次に、クレジットカード付帯保険の使い方について。

「海外旅行保険付きのクレジットカード持ってるから、もうそのまま海外行ってOK?」

答えは、半分正解で、半分不正解です。

実はクレジットカードの付帯保険には2種類あるんです。それが、自動付帯と利用付帯。

「はい、何か難しいそうなの出てきた、もういいです」と言わずに聞いて下さい!めちゃめちゃ簡単です。

 

自動付帯とは

自動付帯とは、カードを持っているだけで自動で海外旅行保険が適用されるクレジットカードのことです。

このクレジットカードを持っている場合、特に何の手続きもせずに、海外へ出発すると出国と同時に、自動で3ヶ月間の海外旅行保険が適用されます。

つまりこの場合、カードさえ持っていれば、何もせずに海外へGO!でOKです

 

利用付帯とは

利用付帯とは、海外に行くまでの公共交通機関の支払いをカードで行うことで、海外旅行保険が適用されるクレジットカードのことです。公共交通機関とは、海外へ行く航空券や、日本の空港までのタクシーやバス、電車などが含まれます。

つまり、利用付帯の方が少しめんどくさいんです。ただ、海外旅行の航空券を買う時って、大体カード決済しませんか?その時、利用付帯のカードを使えば良いだけです。また、空港へ行く時に、何かしらの公共機関に乗りますよね?それをカードで支払うだけでOKです。全然難しくありません。

上述したように、数枚のクレジットカードの合算をしたい場合は、航空券をクレカAで支払い、出発当日に家から最寄りの駅までタクシーで行き(クレカBで支払う)、そこからバスで空港まで行く(クレカCで支払う)、などすれば簡単に対応できます。

 

長期(3ヶ月以上)の海外旅行へ行く場合

クレジットカード付帯の海外旅行保険は、基本的に3ヶ月間のみです。通常の旅行であれば十分すぎる期間ですが、世界一周など長期の旅行者には、少し短い。

「じゃあ、3ヶ月以降はどうしたら良いの?」「それ以降は無保険?」

安心してください!それ以降もクレカ保険使えますよ!

具体的に方法は2つあります。それが、クレジットカードの利用付帯(裏技)と、海外の保険加入の2つ。

 

クレジットカードの利用付帯(裏技)

これは、先ほど説明しためんどくさい利用付帯を、逆手に取ってしまう方法です。裏技と書きましたが、割と有名な一般的な方法です(出来ないカードもあり)。

利用付帯とは、海外へ行く際の公共交通機関の料金を支払うことで、保険が適用されると説明しました。つまり、基本的には日本国内で支払いをする必要があります。

しかし、利用付帯のクレジットカードの中には、「海外に行ってからの公共交通機関でも良いよ!」というものもあるんです!

つまり、海外に行ってからバスやタクシー、電車に乗った際に、海外利用付帯OKのクレジットカードで決済をすると、その翌日から3ヶ月間保険が適用されるんです!

利用付帯のクレジットカードを更に数枚持っていれば、上記の方法で更に3ヶ月延長することが可能です!カードの数さえあれば、9ヶ月、12ヶ月と伸ばすことも可能です。

◆1つのクレジットカードの利用は、同一の旅行内で1回まで

同じ旅行内では、同じカードを何回も使うことはできません。上記写真のように、複数のカード(A〜D)を使用する必要があります。一度帰国すると、別の旅行と判断されるため、再び使用可能です。

◆無保険期間があると、保険適用外に

これは特に気をつけて欲しい。海外旅行中にうっかり保険が切れて無保険期間があると、その後どんな手法を取ろうとも、その旅行期間中に保険に入ることはできなくなります。保険に入るためには、一度日本に帰国せざるを得なくなります。

3ヶ月後に、再び利用付帯のカードを使う場合は、余裕を持って対応することをオススメします。

◆裏技不可の利用付帯クレジットカードもある

 

海外の保険に入る

「クレジットカード、そんなに何枚もないよ!」という場合、海外の旅行保険に入ることができます。具体的には、別の記事で紹介します。

ちなみに日本の保険は、海外旅行の途中から保険加入はできません。日本出国時から、保険に加入していなければいけないんです。なので、3ヶ月までクレジットカードの保険を使うよ!という場合は、海外の保険会社を使うしか方法はありません。

ちなみに海外の会社と言っても、バックパッカーが作った旅行に特化した会社なので、安心です。保障もしっかりしていて、料金も1日単位で選べ、日本の保険と比較ができないくらい料金も安い。

オススメは、ワールドノマド(World Nomads)。今現在、僕も入っています。

又、上記写真のように、3枚目のカード(C)も使いたいけど、1枚だと補償内容が不十分!という場合の継ぎ足しにも使えます。

こういう場合もあるかもしれません。この場合は出国時から保険加入することになるので、日本の会社も使えますね!日本にも補償内容を自分でカスタマイズして、安くすることのできる代理店もあるので、調べてみると良いと思います!

有料の保険を使う場合も同様に、無保険期間が1日でもあると保険加入できなくなるので、改めて注意が必要です!

 

オススメのクレジットカード

最後に、海外旅行保険にオススメのクレジットカードを自動付帯、利用付帯別に紹介しておきます!

 

自動付帯クレジットカード

年会費 治療費用 携帯品損害
エポスカード 無料 疫病270万円

傷害200万円

20万円
Booking.comカード 無料 200万円 20万円
ジャックス横浜カード 無料 200万円 20万円
セゾンブルーAMEX 3000円

(25歳まで無料)

300万円 30万円
楽天プレミアムカード 10000円

(プライオリティパス付き)

300万円 50万円

自動付帯カードは、最初の3ヶ月用にしか使えないので、2〜3枚あれば十分ですね

また、楽天プレミアムカードは、ポイント換算率が高いだけでなく、プライオリティパスが無料で付いてくるので、旅人には本当にオススメです!

プライオリティパスとは

プライオリティパスとは、全国1200箇所の空港ラウンジを無料で使うことのできるカードのこと。通常、年会費が4万円するところ、楽天プレミアムカード(年会費10800円)を契約すると、無料で付いてきます。

僕も昔は「そんなのいらない!」と、思っていましたが、使い始めるとその便利さに気付きました。空港ラウンジでは、ソファーや、WiFi、充電スペース、シャワーがあるだけでなく、ビュッフェを食べ放題。

空港の食事って高いですよね?一回の飛行機移動で、出発前と到着後に2回食事を取ったら、それで20ドルは超えます。つまり、1年に5回飛行機に乗れば、元が取れるんです。

世界一周をしていたら、年間で空港には5回どころか、50回くらい行くんじゃないですか?その都度、空港でがっつり食べることができる!個人的には、シャワーが使えるのが嬉しい!

新規加入&カード1回利用で、10000円分のポイントが貯まるので、初年度は実質年会費無料!

 

利用付帯クレジットカード

年会費 治療費用 携帯品損害 裏技利用
楽天カード 無料 200万円 20万円 不可
リクルートカード 無料 100万円 20万円
JCBカードW 無料 100万円 20万円
JCBカードEXTAGE 無料 100万円 20万円
三井住友トラストのクレジットカード
1250円

(初年度無料)

 50万円 15万円
JCB GOLD EXTAGE 3000円 200万円 50万円
エムアイカードゴールド 5000円 300万円 100万円

利用付帯のカードは自動付帯のカードに比べて、治療費用が低いというデメリットがあります。

裏技利用をする場合は、数枚のカードを利用する必要があるので、有料のゴールドカード等を買っておくと便利です。年会費を払う必要がありますが、保険料を考えれば、安上がりです。

私は上記の利用付帯のカードは全て所有しています

 

まとめ

ということで、海外旅行保険についてでした!

意外にもクレジットカードも付帯の保険が便利であることがわかってもらえたかと思います!長期の旅行では、保険料がバカにならないので、最初の3ヶ月や、6ヶ月だけカードの付帯保険を使うなどして、工夫することをオススメします!

また、短期の場合でも、1枚ゴールドカードを持っていると便利です!年会費5000円とかかかってしまっても、年に2回旅行に行けば、1回の保険料が3000円くらいなので、元は取れます!それ以上に、ポイント換算率upや、国内ラウンジの無料使用だったり、ゴールドカードの特典も大きいです!

 

See you!

Always think easy, go easy.

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