今回の記事は、パラグアイの首都、アスンシオンについて!
南米といえば、やっぱりペルーやボリビア、ブラジル、パタゴニアが大人気。パラグアイ?どこそこ?ウルグアイの友達?
そんな人も多いかと思います。しかし、意外にも南米周遊中のバックパッカーが多く訪れる国でもあるのです。その理由は、イグアスの滝。
パラグアイがイグアスの滝の近くにあると言うことで、イグアス目的に近隣の国からパラグアイを通過するパターンが多い。その場合、パラグアイの首都、アスンシオンに数日滞在することに。
僕もその内の一人でした。
ということで、この記事ではパラグアイの首都、アスンシオンの歩き方について紹介します!
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アスンシオンとは
アスンシオンは、パラグアイの首都で、人口200万人を抱えるパラグアイ屈指の大都市です。
場所は、パラグアイのちょうど中間あたりに位置し、国の主要都市、近隣国の都市から沢山のバスが出ています。町には特に目立った見どころはなく、見るものといえば、国会議事堂や大統領府など、中枢機関くらいしかありません。
面白いことに、南米の他の国とは異なり、教会も少ない。
アスンシオンの行き方
アスンシオンには、パラグアイ国内から、または近隣諸国の各都市からも長距離バスが多数出ています。
人気のルートは以下のところかなと思います。
- パラグアイ国内
- シウダー・デル・エステから:所要6時間
- エンカルナシオンから:所要7時間
- ボリビア
- サンタクルスから:所要24時間
- アルゼンチン
- コルドバから:所要24時間上
僕はボリビアのサンタクルスから24時間かけてアスンシオンまでやってきて、イグアスの滝に行くため、シウダー・デル・エステへ向かいました
南米の都市あるあるですが、アスンシオンのバスターミナルは市内から少し離れています。
市内へはローカルバスで行くことができます。バスの番号は忘れてしまったので、ターミナルで聞いてみてください。市内→バスターミナルも同じ番号のバスです。
アスンシオンの歩き方
アスンシオンの町はそこそこ大きいですが、見所はそんなになく、いくつかの見る場所も中心に固まっているので、1〜2時間で見終えることができちゃいます。
市内で一番立派な建物、大統領官邸です。
ここも政府機関の一つ。アスンシオンの質素な町の中に立つ、立派なビルです。
面白いのが、政府機関のビルの逆サイドには、写真のように頑丈な鉄格子と、警備員が沢山立っていました。
そして、このビルの逆サイド。
そこには公園があって、公園と政府機関の境界には、有刺鉄線が張り巡らされていました。
公園には、ビニールや布で作られたテントに暮らす人たちが沢山いました。
最初はこの人達を、ただのホームレスだと思っていましたが、先ほどの警備員にスペイン語を話せる友達が聞いてみたところ、面白い話が聞けました。
実は彼らは、グアラニー族と言うパラグアイ周辺の先住民で、彼らの家は別にあるが、彼らの権利を主張する政府への抗議のため、数ヶ月間もの間、こうやって政府機関の前で抗議活動をしているんだとか。
確かによく見ると、色々なところに、何かが書かれた看板が沢山立っていました。
警察署も立派です。
警察署の近くには教会も。パラグアイでは、他の南米諸国に比べて教会が少ないです。
アスンシオンの市内には公園が多く、常に現地人で賑わっています。
子供から大人まで、ゆっくりできる市民の癒しの場となっていました。
また公園内では、パラグアイ伝統のお茶である「テレレ」が売られています。
テレレ派、南米、特にアルゼンチンとウルグアイでよく飲まれている世界三大飲料の一つ、マテ茶の冷製バージョンのようなもの。
しかし、パラグアイ人に聞いてみると、マテとテレレは全くの別物だそうです。
作り方も面白い。各種のハーブをちぎって、
氷水の中で混ぜ、抽出します。
そして、マテ茶の要領でお湯ではなく、先ほどのハーブ入りの冷水を入れて飲みます。
これがかなり強いハーブの爽快感で、確かに夏には良い。公園内では、みんなが飲んでいました。しかも、バケツ一杯の冷水で、80円くらい。
アスンシオンでオススメの安宿

アスンシオンでオススメの安宿は、Arandu Hostalです。

町の中心にあり、立地も最高。全て清潔で、シャワーも完璧。

冷房あり、朝食付き、WiFiもサクサク。1泊1000円程なので、少し高いのがネック。
宿の詳細
パラグアイ観光に役立つ本
「古代文明〜スペイン統治〜現代」までの中南米の歴史がわかりやすく書かれていて、小説感覚で読めます。

これを読んでおくだけで、町歩きが数倍楽しくなる。Kindleもあるので、南米周遊前、周遊中に読んでおきたい一冊です!
まとめ
ということで、パラグアイの首都、アスンシオンについてでした!
見どころは多くありませんが、ボリビアの喧騒から離れて、少しゆっくりするのは最適の町です。パラグアイ伝統のお茶、テレレも挑戦してみると良いと思います!