
この記事はルアンパバーンから北にバスで5時間ほど行ったところにある、ノンキアウという小さな田舎町についてです。
観光客の多いルアンパバーンとは異なり、静かで落ち着いた、ゆっくりできる町です。
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ノンキアウの行き方
ノンキアウまではルアンパバーンからバスで5時間程。バスの料金は、ルアンパバーン北のバス乗り場から、40000キップ(500円)。
ノンキアウの歩き方

バスに揺られること5時間、ノンキアウに到着しました。

ここ、ムアンゴイはノンキアウから出ているボートでしか行くことができず、陸の孤島のような場所で、さらにノーカル感が味わえるということで人気です。

ムアンゴイ行きのボートは、ノンキアウ橋の近くから出ています。確か、1日1〜2本。
- ノンキアウ橋からの景色は最高です。

町を2つに分断するNam Ou川沿いには、沢山のレストランや安宿があって、部屋から景色を楽しむことができます。

朝昼晩、ほぼここのレストランで食べていました。

パッタイが美味しい。
値段は30000キープ(400円)程と、そこそこ高いですが、もうラオスの物価には慣れました。

ラオスのお茶も。味はジャスミンティーに近い感じでした。

ノンキアウ唯一の見所、ビューポイントへ
- ビューポイント
ノンキアウ唯一の観光地、川と山に囲まれたノンキアウの町全体を見渡すことのできるビューポイントがあります。

うむ。もうツッコまんどこう。

町を歩いていると突如として現れるビューポイントの入り口。

町唯一の見所ということで、盛り上げがすごい。(これでだいぶ盛り上げてる方です)頂上までは1時間半程。
入り口に行くと、おっちゃんたちの溜まり場があって、お金を要求してきます。一応、入場料がかかるということ。料金は40000キップ(500円程)で、ノンキアウまでのバス代と一緒。
しかも、この時、お金を持ち合わせておらず、ポケットの10000キップしかない。10分で取りに戻れるけど、めんどくさいし、そもそも40000キップも払いたくない。

すると、すんなりOK。しかも、10000キップもいらないと。
なんやねん!

入り口を抜けて、登山開始です。

山道を登って行きます。

ようやく頂上に到着!


頂上からの景色も最高です。

夕暮れ時には、人が集まってきます。往復2時間半ほどで登れてしまうので、ノンキアウに来た際は必ず訪れたい場所です。
ノンキアウの隣町、Ban Had Saoへ
やることもないので、いつも通りバイクを借りて適当にどっか行ってみることにしました。
観光物価の高いラオスで、さらにこの小さな町。バイクも半日で10万キップ(1300円)と高いので、自転車にしました。半日で2万キップ(300円弱)。
グーグルマップで見つけた隣町、Ban Had Saoまで行ってみる事にします。
徒歩で1時間。自転車で20分くらいでしょうか。

こんな道を走って行きます。写真ではわかりにくいですが、これがかなり悪路。
しかも、アップダウンも結構あってしんどい。さらに、オンボロのノンキアウのチャリ。下りでバァー降りてる時なんか、いつ車輪が取れてもおかしくないぐらいの奇声をあげます。


1時間ほどで、ようやく人里が。

雰囲気最高!小さいとは言え、観光客向けの町であるノンキアウとは完全に違う!

観光客の一人もいない、小さな町です。

歩いていると学校らしき建物が見えて来ました。もちろんお邪魔します。

ちょうど授業が終わったあたりのようで、みんな身支度を始めていました。


変な奴が来たという事で、みんな興味津々です。可愛いなぁ。例によって、タイのチョコをあげます。

学校を後にし、集落の中に入って行きます。

すごいいい。なんかもう、すごいいい。

機織りなんて、観光のための演技物しか見た事ないよ。マジモンだよ。


僕にお構いなしに、みんな普段の生活を続けます。

しかし、子供達は依然、興味津々。写真を撮ってくれと言ってきます。




町の奥に川が見えたので、行ってみます。

すると、川を渡って木材を取りに行って来たのでしょうか。若い女性が前も見ずに登って来て、僕と衝突。
その様子を見ていたボートに乗った兄ちゃんが、下で笑っています。おそらく、この女性を送って来たのでしょう。

という事で、交渉。

ちゃっかり乗り込みます。笑

10分ほど川を下り、お兄さんの家まで送ってもらいました。もちろんタイのチョコをあげます。もはやラオス旅における、きび団子的な存在ですね。

いやぁ、絶景である。そして、後ろ髪を引かれながらも、歩いてノンキアウの町まで戻りました。
まとめ

特に見所があるという訳ではないですが、ラオスの中では一番と言っていいくらい好きな町になりました。
