
今回の記事は、南米旅に必要な最小限のスペイン語について!
チリのサンティアゴから南米入りをし、7ヶ月かけて南米を周遊してきました!南米に入り、一番最初に感じたことは「スペイン語の重要性」。思っていたよりも英語が通じません。
そこで僕は、チリのゲストハウスで住み込みの仕事を1ヶ月し、その間に独学でスペイン語の勉強をしました。実際に得ることができたのは、基礎の基礎だけですが、それでもこれでかなり南米旅が楽に、かつ楽しくなったと自負しています。
しかし、実際に使っているスペイン語はわずかで、その少しのスペイン語だけで十分。旅をするだけであれば、文法なんていりません。
また、スペイン語の発音は日本語に似ていて、日本人には簡単。なので、フレーズを覚えるだけで、田舎のお爺ちゃんお婆ちゃん相手でも、結構通じました。英語のように、発音が悪くて伝わらないということがないのが嬉しい!
付け焼き刃で、全然問題なし!覚えたての言語でちゃんと会話ができると、結構感動します!会話ができるかできないかで、旅の楽しさ、容易さが格段に変わってくるので、少しで良いので覚えておくと良いと思います!
ということで、この記事では、知っておくべき必要最低限のスペイン語について紹介します!
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INDEX
スペイン語について

スペイン語はスペインと、ブラジルを除くラテンアメリカで使用されている言語で、その使用者数は4億人以上。公用語とする国、地域は20以上あるとされ、世界で4番目に多くの国で使われている言語です。
上述のように、中南米ではブラジルなどを除くほとんどの国で使用され、旅をする上で、スペイン語の習得はかなり重要。旅に出る前に、グアテマラやメキシコなど、物価の安い国で数週間〜数ヶ月、スペイン語学校に通うバックパッカーも多いです、
語学学校も良いですが、なるべくお金を節約したい!という方には、独学もオススメ!実際に僕は1ヶ月の独学で、そこそこスペイン語を覚えることができました。
僕は、割と文法から入りたいタイプなので、結構がっつり勉強したのですが、一度旅に出るとそんなの関係なくなりました。笑
実際は、いくつかのフレーズと、その応用しか使っていません!
「文法からしっかりと覚えたい!」という方は、上記の記事を参考にして頂ければと思いますが、「とりあえず必要最低限のことだけ知りたい!」という方は、以下に進んで下さい!
旅に必要なスペイン語

僕が感じた、南米周遊で必要最小限のスペイン語は、以下の項目です。
- 数字
- ちょっとした会話(挨拶など)
- 疑問文
- 自分の意思を伝える
しかし、これを全部覚えようとすると結構大変。ということで、ここではこれらを省略し、本当に僕がいつも使っているフレーズのみを紹介します!
上記の4つの詳細をしっかり身につけたい場合は、以下の記事を参考にしてください!
本当に本当に必要最低限なスペイン語はこれ!

「会話はいらない!必要なことだけ教えて!」という人のために、実際に僕が旅中に本当によく使っているフレーズだけ厳選したのがこちら。
- Quiero 〜(キエロ〜):〜したい
- Donde es 〜?(ドンデ エス〜?):〜はどこですか?
- Cuanto cuesta?(クアント クエスタ?):いくらですか?
- Que hora es?(ケ オラ エス?):それは何時ですか?
- Tienes〜?(ティエネス〜?):〜を持っていますか?
正直、この5フレーズしか使っていません。まずは、「Quiero」で自分の意思を伝えてから、疑問文を入れるのがポイントで、簡単に伝わります。
上記のフレーズを学ぶ

〜したい(Want)
- Quiero 〜(キエロ〜):〜したい
- Quiero ir 〜(キエロ イル〜):〜へ行きたい
「Quiero」は英語の「Want」で、これを覚えておけば、宿、レストラン、バスターミナルや駅などで、何かをオーダーしたり、どこかへ行きたい時に便利。「〜したい」といえば、大体のことは伝わります。
「Want to〜」のように、その後に動詞をつけるときは、「Quiero ir」のように、動詞の原形をつけるだけ。覚えておくと便利な動詞は以下。
- ir (イル):行く
- comprar(コンプラール):買う
- comer(コメール):食べる
- beber(ベベール):飲む
- utilizar(ウティリザール):使う
- quedar(ケダール):泊まる
- llegar(リェガール):着く
〜はどこですか?(Where)
- Donde es 〜?(ドンデ エス〜?):〜はどこですか?
「Donde」は「Where」にあたり、場所を聞くフレーズは「ドンデ エス」。この後に、聞きたい場所を付ければOK。よく聞く場所をいくつか覚えておきましょう。
- Baño(バーニョ):トイレ
- Hostal(オスタル):ホステル
- Comedor(コメドール):ご飯屋さん
- Terminal(テルミナル):ターミナル
- Estación(エスエスタション):駅
〜はいくらですか?(How much)
- Cuanto cuesta?(クアント クエスタ?):いくらですか?
「Cuanto」は英語の「How much」で、数を聞くことができます。さらに派生して、以下の事を聞くことも可能。
- Cuanto tiempo?(クアントティエンポ?):どれくらいの時間ですか?
※tiempo:time
〜は何時ですか?
- Que hora es?(ケ オラ エス?):それは何時ですか?
「Que hora」は、「What time」を示します。覚えておくと良いフレーズは以下。
- Que hora es próximo autobus / tren?(ケ オラ エス プロキシモ オウトブス/トレン?):次のバス/電車は何時ですか?
※próximo:next, autobus:bus, tren:train
〜を持っていますか?、〜を下さい(Please)
- Tienes〜?(ティエネス〜?):〜を持っていますか?
- Por favor(ポルファボール):〜を下さい
モノを頼む時や、店にモノがあるかどうかを聞く時のフレーズです。
- Tienes papel?(ティエネス パペル?):紙ありますか?(紙を下さい)
- Por favor una cerveza(ポルファボール ウナ セルベサ):ビールを1本下さい
※papel : paper, cerveza : beer
応用編(実際の使い方)

覚えておくべき、最低限のフレーズをもう一度おさらい。
- Quiero 〜(キエロ〜):〜したい
- Donde es 〜?(ドンデ エス〜?):〜はどこですか?
- Cuanto cuesta?(クアント クエスタ?):いくらですか?
- Que hora es?(ケ オラ エス?):それは何時ですか?
- Tienes〜?(ティエネス〜?):〜を持っていますか?
これらの実際の使い方を説明していきます。
まずは、「Quiero」で自分の意思を伝えてから、疑問文を入れるのがポイントで、簡単に伝わります。いくつか例を挙げていきます。
(ケース1)バスターミナルで、チケットを買いたい場合
- Quiero ir a 〜(キエロ イル ア〜):〜へ行きたいです
を、最初に伝えてから、自分の聞きたいことを続けると、会話がスムーズに。
- Quiero comprar boleto(キエロ コンプラール ボレト):チケットを買いたい
- Que hora es proximo autobus?(ケ オラ エス プロキシモ オウトブス?):次のバスは何時ですか?
- Cuanto tiempo?(クアントティエンポ?):何時間かかりますか?
こんな感じです。もちろん、単語もいくつか必要になってきます。大体、上で挙げた単語を覚えていれば、旅に支障はないかと思います!
(ケース2)町でビールを買いたい場合
- Quiero beber cerveza(キエロ ベベール セルベサ):ビールを飲みたいです
を、最初に伝えてから、続けます。
- Tienes cerveza?(ティエネス セルベサ?):ビールありますか?
- Cuanto cuesta?(クアント クエスタ?):いくらですか?
- Donde puedo comprar?(ドンデ プエド コンプラール?):どこで買えますか?
※puedo : can
(ケース3)宿でもう一日、延泊したい場合
- Quiero quedar una noches más(キエロ ケダール ウナ ノーチェス マス):もう一泊延泊したいです
を、最初に伝えてから、続けます。
- Tienes vacante?(ティエネス バカンテ?):空きはありますか?
- Puedo?(プエド?):可能ですか?
- Cuanto cuesta?(クアント クエスタ?):いくらですか?」
※una : 1, más : more

単語のボキャブラリーは多少必要ですが、基本的な構図(フレーズ)はそんなに多くありません!上記のフレーズと、よく使う単語(僕であれば、ビールとか笑)だけ覚えて置けば、なんとか応用が利くようになってきます!
オススメの独学スペイン語本
これはとても有名な本。日本にいる場合は、これがオススメです。
僕は既に海外にいたので、Kindle対応しているこの本を購入しました。
基本はPCで独学しましたが、その前に飛行機やバスの中で、これを一通り読んだ事で、入って来やすかった。初心者にもわかりやすく、スラスラ読めてオススメです。
まとめ

ということで、南米周遊に必要最小限のスペイン語についてでした。
まずは上記のフレーズから入ってみるのが良いと思います。結構簡単に伝わるようになって、テンション上がりますよ!笑
これらのフレーズがそこそこ身についてきて、「もっと現地の人と話してみたい!」となったら、以下の記事を参考に、次のステップに進むと良いと思います!
この記事では、数字について省いてしまいましたが、値段を聞いたり、時間を聞いたりするのに、数字を知らないと理解できないですよね!とりあえず言いたいことを言えるようになったことは、大きな一歩です!次は、以下記事で、数字を勉強していきましょう!
この記事では、旅に必要な簡易スペイン語として記載しました。「el」「la」といった、英語で言う「the」「a」のような冠詞は省いています。実際に省いても伝わるので。
See you!
Always think easy, go easy.