今回の記事は、チリで1ヶ月行った、スペイン語の独学勉強について!
サンティアゴから南米旅が始まり、2都市目に選んだバルパライソという街。この街が最高すぎて、現地で住み込みの仕事を探し、1ヶ月以上も滞在してしまいました。
その間に行っていたのが、スペイン語の勉強。しかし、お金をかけたくない僕が選んだのが独学勉強。最初は不安でしたが、これでも1ヶ月で十分に話せるようになりました。
ということで、この記事ではオススメのスペイン語の独学勉強方法について紹介します!
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INDEX
南米でスペイン語は必要?
単刀直入に言いますと「ある程度は絶対必要」です。
正直、これまでどこの国に行っても、現地の言葉なくても英語でなんとかなってきたので、完全にナメていましたが、南米ではかなり英語が通じません!
南米一の先進国であるチリの!その首都であるサンティアゴの!ホステルの受付!でさえ、半分以上が英語を話せないのだから、これは大変。ホステル、ツアーオフィス以外では基本的に英語が通じないと思った方が良いです。
この時点で、僕的には「絶対必要」なのですが、実際にスペイン語ゼロで旅しているバックパッカーも多くいるので、「絶対ではないんだな」という感じです。
南米でスペイン語を勉強する方法
南米でスペイン語を勉強するには、「物価の安い国で語学学校に通う」か「独学」の2択。
語学学校に通う
スペイン語の勉強には、南米訪問前に大学などで勉強している場合を除き、日本人に限らず欧米人バックパッカーも、南米周遊前に現地で学校に通う人が多い。
スペイン語学校は南米には沢山あり、物価の安いエクアドル、ボリビア、ペルーが主流。日本人には、なぜか中米のグアテマラが人気で、メキシコinから中米を周遊し、グアテマラで2週間〜1ヶ月程勉強して、南米に入り、南下というのが黄金ルートです。
独学
僕の場合は、まず物価の一番高いチリに来てしまった訳です(NZからの飛行機が抜群に安かった)。そして、到着後、スペイン語の必要性をヒシヒシと実感。しかし、物価の高いチリ、ましてや観光地バルパライソで語学学校に通うなんて、考えられない。調べるまでもなく、高いのは目に見えてます。
ただし!このご時世、学校なんて通わなくたって、パソコンさえあれば独学で、しかも十分に!語学勉強できちゃうんです!
調べてみると、わかりやすい便利なサイトが沢山!実際に、1ヶ月のテキトー独学勉強で、ある程度喋れるようになりました。
僕が実際に試した独学勉強方法
調べてみると、スペイン語の独学に役立つサイトが、日本語、英語合わせて沢山あるということがわかりました。その中で、オススメのサイト、またオススメの勉強方法を紹介します!
オススメの勉強方法
語学の勉強というと、日本人には「文法!」という風に考えがちですが、旅行で必要なのは、もちろん文法ではなく、会話力と語彙力。文法ばっか詰め込んでも、何の役にも立ちません。
しかし、じゃあ文法がいらないかというと、そうではありません。ゼロから新しい言語を学ぶにあたって、ある程度の基礎知識は必要です。そこで、僕が実際に実践した、オススメの独学勉強方法は、以下の通りです。
- 文法の基礎を身に着ける
- 生活に必要な語彙(数字、食べ物、乗り物など)を覚える
- 旅行でよく使うフレーズを自分で作り、覚える
- よく使う動詞を覚える
①文法の基礎を身に着ける
①でまず、文法の基礎を身に付けます。これを飛ばすと、③でフレーズを作ろうにもチンプンカンプン。ただの暗記になってしまい、それ以上の応用は生まれません。
②生活に必要な語彙を覚える
②の語彙暗記は、①と同時進行でやればOKです。これも、ひたすら覚えるのではなく、必要な単語、普段の生活で知らなくて困った単語を覚えればOK。
③旅行でよく使うフレーズを自分で作り、覚える
①&②に飽きて、我流で始めてみたら、一番効果抜群だったのが③。よく使うフレーズをひたすら覚えていきます。
例えば、「I will go to Santiago」「I want to eat」「I was living in Tokyo」など。あとは、「How can I go there?」「Where/When should I go?」などの疑問文も。この時、①の理解度が高ければ高いほど、スルッと入って来やすい。
④よく使う動詞を覚える
次に、③と連結してやりたいのが、動詞の暗記。③だけだと丸暗記になってしまいますが、動詞を覚えて、フレーズの動詞を変えれるようになれば、かなり会話できるようになります。
ここで思うのが、意外と使うフレーズって少ないんです。もちろん最小限の会話にはなりますが。「〜したい」「今日は〜した」「明日は〜する」「〜はどこ」「どうやって、いつ、どのくらい」とか、そんなもん。
オススメサイト
スペイン語ポータルサイト
このサイトでは主に、文法を学ぶことができ、項目ごとに分かれていて、とてもわかりやすいです。
ただし、かなりボリュームがあり、全てを網羅するにはかなり時間がかかります。僕は、必要だなと思った所のみをピックアップして、勉強しました。具体的には、最初の1〜20番目と、曜日や数、指示代名詞など。普段の会話でよく使うな、と思った所を選びました。
東京外国語大学言語モジュール
このサイトも、文法を学べるサイト。
上記の「スペイン語ポータルサイト」と異なる点は、スライド形式で、次に進む際に問題を解きながら進むという点。理解度を確認しながら先に進める点が良いです。僕は「スペイン語ポータルサイト」で大枠を掴んでから、復習も兼ねて、このサイトで理解度チェックをするという方法を取りました。
Spanish Language Games
これは英語のサイトで、ボキャブラリーをゲーム感覚で勉強できるサイトです。
数や、フルーツ、色など、項目ごとに分かれていて、ゲームも難易度を選べるため、かなり使い勝手の良いサイトです。これも、項目が沢山あるので、自分に必要だと思った項目を選択しましょう。
文法の勉強に飽きたら、気分転換に語彙勉強をするなどしていました。
自分がよく使うフレーズを暗記
ある程度、文法の基礎を覚えたら、自分でフレーズを作り、覚えていきます。
そして、ここで一番、習熟度を実感できます!今までは、「本当にこれでいいの〜?」って不安になりましたが、ここでいよいよ言いたい事を言えるようになってくるので、達成感が!それも基礎文法を身に付けたおかげ!安心してください!
ここで覚えるフレーズは、自分が言いたい事。聞きたい事。初めて会った人と話す時のことをイメージして、どんなことを話すのかを考えます。
「〜した」「〜する」「〜にいた」「〜したい」「〜はどこ」「〜はいつ」「〜はいくら」「どうやって」とか。また必要なフレーズを思いついたら、足していくを繰り返せば上達します。
よく使う動詞を覚える
ある程度フレーズを覚えたら、いよいよ応用。自分で作文できるようになりたいところ。そのためには、動詞を覚える必要があります。
フレーズ(テンプレート)と動詞(アドリブ)を覚えちゃえば、ある程度の会話はできるようになってきます。
動詞を覚えるのに役立つサイトが、「カステジャーノるドットコム」の「スペイン語で最もよく使われる動詞をまとめてみた」のページ。
ここでも、全て覚える必要はないです。必要だと思った単語だけで。お世話になりました。
(番外編)動詞の活用を覚える
実はまだ終わりじゃありません。しかも、ここが一番大変、、
実は、スペイン語には活用が多いのです、、
女性名詞、男性名詞、単数、複数などで形容詞や副詞が活用変化するというのは、文法のところで勉強しますが、実は動詞もめちゃめちゃ沢山、活用変化します。
英語だと、「I eat」「you eat」「he/she eats」「we eat」「they eat」と、現在形であれば、三人称単数の時にsが付くだけの変化ですよね。
が、しかし!スペイン語では、主語によって、全部!動詞の形が変わるんです、、例えば、「食べる」の原形「comer」はどうか。
「I, you, he/she, we, you(複), they」が、「como, comes, come, comemos, coméis, comen」になります、、ある程度の法則はあるにしろ、全ての動詞にこの活用変化があるんです、、
英語だったら、語尾に「ed」付けたり、「will」付けたりするだけでいいのに。スペイン語では一々、無駄に動詞の方を変えてくるんです。。
バカやろーー!!!
主語省略しなくていいから、動詞の活用やめてくれ、、「Michael」とか固有名詞使う時、どうせ省略できないやんか、、
これはもう根気しかありません。
しかし、原形さえ知っていれば、なんとか会話できるというのもあります。「私、食べる」「あなた、食べる」みたいになっちゃいますが、伝わればOK。旅ではそこまで必要なしです。僕も途中で諦めました。笑
そして、動詞の活用勉強に役立つサイトが「VERBO」というサイト。
オススメの独学スペイン語本
これはとても有名な本。日本にいる場合は、これがオススメです。
僕は既に海外にいたので、Kindle対応しているこの本を購入しました。
基本はPCで独学しましたが、その前に飛行機やバスの中で、これを一通り読んだ事で、入って来やすかった。初心者にもわかりやすく、スラスラ読めてオススメです。
まとめ
ということで、スペイン語の独学勉強方法についてでした!
独学勉強はかなり根気がいりますが、お金を節約したい!という人にはオススメ。そして、やる気さえあれば、全然可能だということがわかりました。
もちろん、ペラペラになるのは厳しいですが、旅中での基礎会話くらいはできるようになりますよ!
See you!
Always think easy, go easy.