南米で高山病になったらコカの葉を!即効き!!【2019年版】

ボリビア

Shozza
ハロー!イグアスの滝を見るため、プエルトイグアスへやってきました!Shozza(@shozzatrip)です!

今回の記事は、高山病によく効く、コカの葉について!

南米旅行で大人気のボリビアやペルー。しかし、気をつけておきたいのが、この2国の標高がめちゃめちゃ高いということ。

マチュピチュ拠点となるペルーの町クスコは3400m、ボリビアの首都ラパスは3700mと、富士山と同じくらいなんです。移動中に4000〜5000mに達するのもザラ。

そうなってくると、問題なのが高山病。せっかく、南米まで来たのに、高山病で楽しめなくては勿体無い!僕も実際に、チリからウユニ塩湖に抜けるツアー中に高山病を発症しました。

そこで、高山病対策でオススメしたいのが「コカの葉」です!ボリビア、ペルーでは安くて、どこでも簡単に手に入ります!

ということで、この記事ではコカの葉の使い方について紹介します!

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高山病とは

高山病は、高所に行くことで、体内の酸素濃度が低くなり、それに伴う症状のことです。主な症状としては、頭痛、吐き気、眠気。さらには、体のむくみ、睡眠障害、消化不良によるオナラなど。重度の場合は死に至る場合もあるそう。

一般的には2500m以上の高地に行くと起きやすく、特に海抜0m付近から1日の間に、2500m以上上がると起こりやすいそうです。

予防としては、少しずつ高度を上げ、体を高地に慣らしていく「高所順応」が効果的です。

 

南米は標高が高い

見所が多く、日本人旅行者の多い南米ですが、実は標高が高い場所が多く、高山病になりやすい。

標高の高い国は、コロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビア。その他のブラジルやアルゼンチン、チリは比較的、標高は低いです。

以下が、南米の人気都市の標高の一部です。

  • ウユニ塩湖:3700m
  • マチュピチュ:2400m
  • ポトシ(ボリビア):4000m
  • ボゴダ(コロンビア):2600m
ウユニ塩湖が、富士山と同じ標高にあるって知ってました?

国のほとんどがアンデス山脈上にあるボリビアでは、国土の80%が標高3000m以上というから驚きです。

「じゃあ、ボリビアやペルーの人は高所に順応してるから、高山病にはならないの?」

良い質問ですね。答えは、意外とNO!

高山病なるらしいんです!!だから、それを和らげるために、毎日あるものを食べている。

それが、「コカの葉」なんです。

 

コカの葉とは

コカとは、南米原産の植物で、コカインの原料になる植物です。

南米では、高山対策、疲労回復、眠気防止、空腹感減少のために、葉をそのまま食べたり、お茶として飲んだりすることが、伝統的に行われています。

コカの葉自体のコカイン濃度は低く、依存度や覚醒度は、コカイン程高くないので、心配はいりません!

南米以外の国、主に日本を含めた先進国では、コカインの原料として、栽培、輸入は禁止されています。

ボリビアやペルーでは、町の至る所で、コカの葉が大量に売られています。しかも安い。上の写真の量で、50円くらいでした。

また、コカキャンディーもあります。効果は不明ですが。

 

コカの葉の使い方

お茶、水出しで飲む

コカの葉の使い方は様々。

そんなに症状がひどくない、もしくは予防目的であれば、上記写真のようにコカティーを作って飲むのも良いと思います。

作り方は単純。数枚の葉っぱにお湯を注ぐだけ

または、水に入れて、水出しも。その際は、葉っぱをちぎるか、最初に少量のお湯で抽出してから、水を入れると良いです。

 

そのまま食べる

辛い時には、これが一番手っ取り早くて、効果抜群です。

地元の人達も、町中でみんなムシャムシャ食べてます。本当に冗談でなく、草食動物に負けないくらいムシャムシャ食ってるんです!

僕も最初は怖くて、数枚口の中に入れているだけでしたが、それでは効かず、みんなと同じように、大量に口の中に。そしたら、1分程で頭痛がみるみる消えていく!

しかも嬉しいことに、僕はこのコカの葉の味が結構好きなんです!

「美味え美味え」と、次から次へと口の中に放り込む。

もはや、頭痛関係なく放り込む。

これって、もしかして依存症?

 

コカの葉の効力

上述したように、コカの葉の効力は絶大です。僕は症状として、頭痛だけだったのですが、間違いなく頭痛には効きます。

しかし、効力の持続時間は平均して15〜30分程。一旦痛みが引いて、口から葉を出すと、数十分後にはまた頭痛に襲われました。

なので、僕は本当に高所にいる間は四六時中、口の中に葉っぱを入れてました。

「美味え美味え」と、次から次へと

やかましい

 

大量摂取は注意

コカの葉の効果は覚醒作用。実際にどうやって、覚醒させるかというと、血管を太くして、血流を多くさせるんだとか。

高山病は、高地のために、血管の中の酸素濃度が薄くなって、色々なところに酸素が行き渡らなくなり、頭痛や、そのほかの症状を引き起こしています。

つまり、血管を太くして、血の量を多くして、酸素の量をガンガン送り込めば、良いということです。

ワンピースで言うところの、「ギア2」です。どんどん血を送って、体を活性化、元気にしていく。

そうです、コカの葉を食べると、元気になるんです。

「元気」に。

食べ過ぎると、いろんなところが「元気」になります。

僕はウユニのツアー中、3日間、車の中でムシャムシャとコカの葉を食べ続けたので、ツアー中のほとんどの時間、「元気」でした。

しかも、全力のやつ。

流石に四六時中「元気」は疲れるので、途中で葉っぱの量を調整して、頭痛ファン・ビンビンの間を行ったり来たりしていました。

最近、行方不明中のファン・ビンビン

 

それでも辛い場合は、高山病の薬を!

上述したように、コカの葉の効力は、葉っぱを口の中に入れている間(葉のエキスが出ている間)だけ。つまり、常に口に葉っぱを入れていなければいけない。

慣れてくれば、そんなにしんどくないですが、やっぱりずっと口の中に異物を入れておくのは気持ち悪い

そんな時は、高山病の薬もオススメです!

チリなどでは見つけることはできませんでしたが、ボリビアの薬局では、どこでも売っていました。効力は8時間ほどだそうで、3食後に飲めば、1日中頭痛に悩まされることはなくなりました。

高山病で辛いのは、実は朝起きた時。寝ている間は、呼吸が浅くなって、体内の酸素濃度が低くなるため、寝起き直後はかなり辛い。しかも、コカの葉を食べることもできないので。

しかし、夕食後に薬を飲んで寝れば、比較的すっきりと起きることができました。

 

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これを読んでおくだけで、町歩きが数倍楽しくなる。Kindleもあるので、南米周遊前、周遊中に読んでおきたい一冊です!

 

まとめ

ということで、コカの葉についてでした!南米で高山病に困った際は、よく効くのでオススメです!

ボリビアにある、標高4000mの世界最高地点の町、ポトシでも助けられました。

辛くなってから探すのはシンドイので、事前にコカの葉&高山病の薬を買っておくのが吉です!

ボリビア記事まとめ

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