今回の記事は、ブルガリアの首都、ソフィアについて!
アルバニア、マケドニア、コソボ周遊を終え、ブルガリアへとやってきました。具体的には、コソボのプリシュティナから、マケドニアのスコピエへ行き、そこから5時間かけてソフィアへ到着。
ブルガリア最初の都市は、首都ソフィア。
ソフィアは首都の割には静かですが、有名な大聖堂もあって、雰囲気の良い町です。マケドニアやアルバニアに比べると少し物価が高くのが痛いですが。
ということで、この記事ではソフィアの歩き方について紹介します!
ブログランキングに参加しています。
上の「世界一周」ボタンがクリックされるとランキングが上がります。
励みになるので、ご協力ください!:D
INDEX
ソフィアとは
ソフィアはブルガリアの首都で、同国最大都市でもあります。
また、ヨーロッパ最古の都市の一つでもあり、その歴史は7000年以上と考えられています。イタリアのローマのように、ソフィアの町中にローマ帝国時代の遺跡が点在しているのも魅力の一つ。
さらには、キリスト正教会だけでなく、ユダヤ教のシナゴーグや、イスラム教のモスクも多く点在しているという、歴史的観光資源の豊富な町。首都にしては小さい町ながら、中々見応えがあります。
ソフィアへの行き方
プリシュティナ→スコピエ→ソフィアの行き方を、こちらの記事で説明しています。
アレクサンダル・ネフスキー寺院
まずは、何と言っても、アレクサンダル・ネフスキー寺院。ソフィアの代名詞的な存在です。
ブルガリア正教会の本拠地であり、世界最大規模の正教会大聖堂でもあります。この寺院は、ブルガリアの独立のきっかけとなった、1877年の露土戦争(ロシア対トルコ)におけるロシア人戦没者の慰霊のために建造されたそう。
外観もとんでもなく素晴らしいのですが、内部も圧巻の一言。入った瞬間に本当に息を飲みます。
入場料は無料ですが、内部で写真を撮るためには料金を支払う必要があります。
セルディカ遺跡
セルディカ遺跡は、ローマ帝国時代の遺跡で、当時ソフィアが「セルディカ」と呼ばれていたことに由来します。
有名なローマ皇帝、コンスタンティヌス大帝が「セルディカは私のローマ」という言葉を残したことが知られており、当時いかにソフィアが重要な場所であったかが伺えます。
週末には、イベントやお祭りをやっていることも多いようです。
ちなみに遺跡といっても、入場料等があるわけではなく、地下鉄駅に併設した形で存在しています。なんでも、地下鉄を掘っている最中に見つかったんだとか、、まるで、ローマですね、、
ちなみにローマに地下鉄が少ないのもそのため。どこを掘っても遺跡が出てきて、一度出ると手続きがめんどくさいから、誰も作りたがらないんだとか。笑
聖ペトカ地下聖堂
聖ペトカ地下聖堂は、その名の通り、半分地下に入っている珍しい教会。セルディカ遺跡の近くにあるので、一緒に回ると良いです。
僕が行った日には閉まっていて、入ることができませんでした、、
バニャ・バシ・ジャーミイ
バニャ・バシ・ジャーミイは、セルディカ遺跡のすぐ北にあるモスク。オスマントルコ時代の16世紀に建てられた、かなり古いモスクです。
内部にも無料で入ることができますが、観光地というよりは、ローカル感が強い。訪問時は、お静かに。
天井画が美しかったです。
ソフィア・シナゴーグ
正教会、モスクと続いて、次はユダヤ教のシナゴーグです。しかも、これらが徒歩数分以内の距離にあるんだから、本当にすごい。
ちなみに、このソフィア・シナゴーグは、ヨーロッパ最大規模のシナゴーグとも言われています。
中にも無料で入ることが可能。僕が行った日には、中でミサが行われていました。
国立考古学博物館
国立考古学博物館は、市内の中心に位置し、ブルガリア周辺の先史時代からの展示品を収容するかなり大きな博物館です。
この日は入園料が無料でした。
中はかなり広くて、歴史好きにはたまりません。
そして、かなり歴史の古い展示品がズラリ。
例えば、このふざけた石板なんて、いつの時代かな〜っとプレートを見て驚き。
紀元前11-12世紀。3000年以上前のものでした。
公共温泉浴場
これまた、セルディカ遺跡の近くに湧いている温泉浴場。浴場と言っても、温泉があるわけではなく、飲料用の温泉水。
常に誰かがペットボトルに大量の温泉水を汲んでいました。
聖ネデリャ教会
ここも、かなり大きくて、見応えのあった教会。本当にソフィアには教会が多い。
ちなみに、この教会が印象に残ったのは、中で結婚式や、
赤ちゃんの洗礼をしている様子を見ることができたから。
初めての洗礼を見ることができて、結構感動しました。しかも、こんな立派な教会で、、すごい。
家族の愛をヒシヒシと感じました。
奇蹟者聖ニコライ聖堂
そうでしょうが、ここも中々綺麗だったので、紹介しておきます、、アレクサンダル・ネフスキー寺院へ行く途中に通るので、ついでに、、
【ソフィア郊外】リラの僧院(リラ修道院)
ブルガリアで一番と言っても過言ではないほど有名な観光地、それがリラの僧院(リラ修道院)です。
何と言っても、僧院全体に描かれたフレスコ画が本当に圧巻。
内部は写真撮影禁止なので、写真は外部だけです。なんと説明したらよいかわかりませんが、尋常じゃない。笑 とにかく美しいです。
ちなみに、リラの僧院はソフィアから120km程離れていて、ツアーかバスで行くことになり、日帰りが可能です。僕は、バスで自力で行きました。
まとめ
ということで、ソフィアの歩き方についてでした!
正教会が多めですが、中々見どころの多いソフィア。しかも、上記の全てがほとんど徒歩15分圏内に固まっているので、1日あれば余裕で全て見ることができます。
入場料がかからない場所がほとんどなのも嬉しいですね。
次の記事では、リラの僧院への行き方について紹介します!
- ブルガリア周遊まとめ記事
- ソフィア
- 市内観光 ←現在の記事
- リラの僧院(日帰り)
- ロヴェチ
- ヴェリコ・タルノヴォ
- 移動
- バルカン半島/東欧周遊まとめ記事