
今回の記事は、ベオグラードの観光スポットについて!
ベオグラードはセルビアの首都で、バルカン半島の玄関口となる都市です。というのも、ベオグラードのニコラ・テスラ空港にはLCCが沢山発着するため、多数の観光客の集客に成功しています。
私も今回のバルカン周遊にあたり、ベオグラードをスタート地点に選び、フランスのリオンから飛んできました。なんと言っても、「リオン→ベオグラード」間の航空券が、15€(1800円)。笑
しかし、このベオグラードですが、バルカン半島の首都アルアルで、見どころは多くありません。有名な教会と城壁くらいです。
ということで、この記事では、ベオグラードの観光スポットについて紹介します!
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INDEX
ベオグラードとは

ベオグラードは、セルビア共和国の首都であり、最大都市である。
かつてはユーゴスラビア社会主義連邦共和国の首都であり、旧ユーゴスラビア地域で最大の都市である。また、ドナウ川沿いでは2番目に大きく、バルカン半島ではイスタンブール、アテネ、ブカレストに次いで4番目に大きい。
ヨーロッパでも最古の都市の1つであり、考古学的な調査では、同地における人の居住は紀元前6千年紀にまでさかのぼる。
中世には、東ローマ帝国、フランク人、第一次ブルガリア帝国、ハンガリー王国、そしてセルビア人の諸領主の支配地となった。ベオグラードはオスマン帝国とハプスブルク君主国に交互に支配され、セルビアの首都としての地位を回復するのは1841年のことであった。
2006年にセルビアが独立するまでの間、ユーゴスラビア王国、ユーゴスラビア社会主義連邦共和国、ユーゴスラビア連邦共和国、セルビア・モンテネグロの首都を歴任した。
上記のように、ベオグラードはヨーロッパでも有数の歴史の古い町です。
バルカン半島はその立地から、古代ローマやギリシャの影響を多く受けており、歴史が古い。その中でもベオグラードはドナウ川沿いという立地の良さから、これまで多くの国や帝国の重要な拠点となってきました。

ベオグラード空港から市内までのアクセスはこちら
以下、ベオグラードの観光スポットを紹介します。
ベオグラード要塞(Belgrade Fortress)

ベオグラード要塞は、市内の北側、ドナウ川沿いに建てられた要塞跡地です。24時間解放されていて、無料で入ることができます。


要塞内には博物館や、動物園もあるため、結構楽しめます。

戦車やミサイルなども展示されています。

夜は夜景も楽します。
聖サヴァ教会(Храм Светог Саве)

聖サヴァ教会は、ベオグラードを代表する観光地で、セルビア正教の教会です。セルビアのみならず、バルカン半島で一番大きい正教会とも言われています。

2019年現在、内部は修復中ですが、ご安心を。一番すごいのは地下なんです。
セルビア人の友達にも、「ベオグラードに行ったら、聖サヴァ教会の地下に必ず行ってね!」と言われたのを思い出しました。

これです!

なかなか写真じゃ伝わりにくいですが、かなり広い内部全体が金で覆われていて、めちゃめちゃ綺麗でした。必見です!
NATO空爆ビル(旧ユーゴスラビア国防省ビル)

NATO空爆ビルは、旧ユーゴスラビアの紛争時に、NATOによって空爆されたビルです。当時は、ユーゴスラビアの軍司令部(国防省)として使用されていたビルでした。
ビルは取り壊されることなく、現在でも「負の遺産」として、立ち続けています。

拷問博物館(Torture Museum)

拷問博物館は、ベオグラード要塞の中にある博物館の一つ。その名の通り、実際に使われた拷問器具が多数、展示されています。

結構、刺激強めです。写真のような器具とともに、当時の使用している時の絵が貼ってあるのですが、これが結構エグい。人間って目的のためなら、こんな酷い事をするんだなあ、と考えさせられます。
不謹慎ですが、他では見ることがあまりできないので、結構面白かったです。
聖ルジツァ教会(Ружица)

聖ルジツァ教会は、ベオグラード要塞内にある正教会です。

ここも小さいながらに内部が美しい。

少し降りたところには、聖ベトカ教会もあります。正教会のあたりからは、ドナウ川が綺麗に見えて、特に夕暮れ時は本当に綺麗でした。
ニコラ・テスラ博物館(Nikola Tesla Museum)

ニコラ・テスラ博物館は、言わずと知れたセルビアの天才発明家、ニコラ・テスラに関する博物館です。
ニコラ・テスラと言えば、あのトーマス・エジソンのライバルとして知られ、エジソンの発明品の多くは、テスラから盗用した(パクった)ものだとも言われています。
ミハイロ公通り(Kneza Mihaila)

ミハイロ公通りは、ベオグラードのメインストリートで、お洒落なショッピングストリートです。

バーや、レストランも沢山並んでいます。ベオグラード要塞の近くにあるので、要塞観光後に、ここで休憩やランチをとるのもアリです。
スカダルリヤ通り(Skadarlija)

スカダルリヤ通りは、人気のバーストリート。夜は雰囲気も良く、飲みに出歩く際はここがオススメです。ただ、物価はかなり高めですが。
まとめ

ということで、ベオグラードの観光スポットについてでした!
「見どころはないよ!」と言いながら、いつもなんだかんだ結構行っちゃってるんですよね〜。笑
少なくとも、聖サヴァ教会とベオグラード要塞は必見です!

次の記事では、ベオグラードの観光スポット、ガルドシュ塔の行き方について紹介します!