
今回の記事は、ベオグラードからポドゴリツァへの移動について!
ベオグラード観光を終え、次に向かうはモンテネグロ。
本当はセルビアをもっとゆっくり見たかったのですが、急に海が恋しくなり、モンテネグロまで直行してしまうことにしました。セルビアはマケドニア、ブルガリアの途中で戻ってくる可能性がありますが。
さて、セルビアのベオグラードから、モンテネグロのポドゴリツァまで移動するには、バスと鉄道の2つの方法があります!
バスの方が鉄道よりも早くて、値段も高いという謎の現象が起きていますが、このセルビア⇆モンテネグロ間を結ぶ鉄道は「バール鉄道」と呼ばれ、車窓から絶景が見える景観列車として有名です。
ということで、この記事ではバール鉄道によるポドゴリツァまでの移動方法について紹介します!
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バール鉄道とは

バール鉄道は、セルビアの首都ベオグラードとモンテネグロの港湾都市バールを結ぶ鉄道路線である。
全長476kmの単線標準軌で、301kmはセルビア領内を通る。全線完成時はベオグラードから終着バールまでは7時間あまりで到達できたが、現在では通常10時間程度を要する。
戦後、社会主義経済建設のため、ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の中核プロジェクトとして、国の総力を挙げて1951年に着工された。建設の目的は、内陸の首都ベオグラードと、アドリア海に面する貿易港のバールとを、他国を経由せず最短距離で結ぶ戦略的なものだった。
2本の長大トンネルと世界でいまだに最も高いマラ・リイェカ橋梁を含む難工事に、25年もの歳月を要した。
上記のように、バール鉄道はセルビアのベオグラードと、モンテネグロのバールを結ぶ鉄道です。
途中、セルビアの各都市と、モンテネグロの首都ポドゴリツァを経由します。セルビア国内からポドゴリツァまで抜けるルートが人気です。
僕も今回、「ベオグラード→ポドゴリツァ」の移動に、バール鉄道を使用しました。
バール鉄道の時刻表
ベオグラード→バール方面
- 昼便 ベオグラード 9:00 → ポドゴリツァ 18:49 → バール 19:56
- 夜便 ベオグラード 21:10 → ポドゴリツァ 7:07 → バール 8:08
バール→ベオグラード方面
- 昼便 バール 9:00 → ポドゴリツァ 10:00 → ベオグラード 20:05
- 夜便 バール 19:00 → ポドゴリツァ 20:05 → ベオグラード 6:15

バール鉄道のチケットの買い方

実は、このチケットの買い方が意外とめんどくさかった。というのも、ネット予約できず、駅まで買いに行かなければいけないんです。

バール鉄道発着の駅は、2019年9月現在ここです。
グーグルマップでは駅が出てきません、、半信半疑で向かいましたが、ここで合っていました。駅までは、市内からトラムで1本で移動できます。所要は30分ほど。


グーグルマップでは表示がないので、そこまでの移動方法が検索できませんが、セルビア国内で使用できるMoovitというアプリが便利です。

ベオグラード市内から「3L1」のトラムで1本です。実際の表示は、上記の写真のような感じ。

トラムは駅の前で止まるので、便利です。

駅の窓口で行き先を言えば、チケットを購入できます。

無事、翌日の朝発のチケットを購入できました。ポドゴリツァまで3500ディナール(3500円)。
前日にわざわざくるのがめんどくさい場合は、当日でもなんとかなるかもしれませんが、この列車は結構混むことでも有名。僕が乗った時は、乗車率70%くらいでした。

いざ、ベオグラードからポドゴリツァへ!

昨日と同じ駅にトラムに乗ってやってきました。9時発の列車なので、30分前に行きましたが、すでに結構人がいました。
チケットには席の番号が書いてあるのですが、結構みんな適当に座っています。何度か「そこ私の席だよ!」と言っている人がましたが、「他に空いてるだろ」みたいにいなされてたので、僕も構わず景色の良い席に座ることに。結局、最後までそこに座り続けることができました。



内部はこんな感じ。結構広々としています。写真は、モンテネグロとの国境でのパスポートチェックの様子。

セルビア側では何度か駅に停車するので、軽食やビールなんかを買うことができます。

また、モンテネグロに入ってから、教会の前で10分ほど停車しました。

モンテネグロに入ってからは、車窓からの景色が綺麗です。


ポドゴリツァまでは、9時間ほどの予定が、大幅に遅れて11時間ほどかかりました。結構ぐったり。
まとめ

ということで、ベオグラードからポドゴリツァまでの移動についてでした!
両都市の移動は、バール鉄道がオススメです!バスよりも時間がかかってしまいますが、景色を楽しみながらゆっくり移動するのもアリです!
オンシーズンに行く場合は、チケットはできるだけ前日に購入しておきましょう!

次の記事では、ポドゴリツァの歩き方について紹介します!