
今回の記事は、アルメニアのゴリスについて!
アルメニアの首都エレバン、ナゴルノ=カラバフの首都ステパナケルト観光を終え、アルメニアのゴリスへやってきました!
ゴリスはアルメニア南部の町。イラン国境まですぐです。町自体はかなり小さな町ですが、この町には「タテブ修道院」という絶景の修道院があります。
また、町の南部には、カッパドキアを彷彿させる巨石群が立っており、カッパドキア同様、洞窟内には掘って作られた住居跡が残っています。
ということで、この記事ではゴリスの歩き方について紹介します!
ブログランキングに参加しています。
上の「世界一周」ボタンがクリックされるとランキングが上がります。
励みになるので、ご協力ください!:D
INDEX
ゴリスとは

ゴリスは、アルメニア南部に位置する都市。首都エレバンからは240kmほど離れています。
上述したように、町の南部には巨石群があり、古くから住居として使用されてきました。「ゴリス」という名称も、インド・ヨーロッパ語族の言葉で「岩場」という意味なんだとか。
また、ゴリスは1920年のアルメニア第一共和国崩壊後、1921年に誕生した、山岳アルメニア共和国の首都になったことでも知られています。ちなみにこの国家は、わずか3ヶ月で解体されました。
ゴリスへの行き方

ゴリスへはアルメニアの首都エレバンや、ナゴルノ=カラバフの首都ステパナケルトから行くのが主流かと思います。
エレバンからゴリスへの行き方
ゴリス行きのバスが出るバスターミナルは、ここ。ジョージアや、エチミアジン、ナゴルノ=カラバフなどへ行く時と同じターミナルです。
「キリキアバスターミナル」と呼ばれていて、「キリキア!」と言えば通じます。

ここがキリキアバスターミナル。

僕はエレバンからナゴルノ=カラバフへ移動したのですが、その際にゴリスを経由したので、同じバスです。その時の記事はこちら。
ナゴルノ=カラバフからゴリスへの行き方
ナゴルノ=カラバフの首都ステパナケルトへの行き方を、以下の記事で説明しています。

以下、ゴリスの歩き方を紹介します!
巨石群(ミニカッパドキア)を見に行こう!

ゴリスと言えば、これ!そんなに、というか全く有名ではないですが、中々すごいです!

しかも、中をくりぬいて、住居として使っていたあたりも同じ。

市内にある展望台から一望できるようになっています。
展望台はこの辺。maps.meだと出てきます。

市内と巨石群(旧市街)は渓谷によって隔てられており、展望台からの景色は圧巻です。
市内歩き

ゴリスはかなり小さな町で、中心地もかなりコンパクト。特に見どころがある訳ではありません。

市内には、これまた歴史のありそうなアルメニア正教会があります。

ここがゴリスのセントラルパーク。ゴリス民の憩いの場です。

「ゴリス民」ってゴリゴリ感ハンパないな



アルメニアの子供達は、どこでもかなりフレンドリーなのですが、ゴリスの子供達は特に興味津々でした。
道ですれ違えば絶対挨拶してくるし、遠くから走ってきて「ハロー!Whats your name?」だけ言って来るのが可愛い。この記事を書いているパレスチナにすごい似てる。

ちなみに、ゴリスにはZARAもあります。かなり庶民的ですが←
タテブ修道院

タテブ修道院はアルメニア南部の都市、ゴリスの南東30kmほどのところに位置する修道院。玄武岩の上に立つ修道院は圧巻。まるで天空の城のようです。


修道院は9世紀に建てられ、内部に入ることも可能。しかも無料です。

他のアルメニアの修道院同様、雰囲気があって、かなり見応えがあります。

ちなみに、修道院へ行くにはロープウェーが人気で、このロープウェーは世界最長のロープウェーとしてギネスに登録されています。
しかし、ゴリスの町からタテブ修道院はおろか、このロープウェーまでの公共機関はなく、タクシーかヒッチハイクになります。具体的な行き方や、タテブ修道院の歩き方は以下の記事を参考にしてください。
ゴリスのオススメレストラン
Takarik
ゴリスには、あまり安いレストランがありません。正直、アルメニアの物価を考えると、ここのレストランも決して安くはありませんが、結構美味しいのでオススメです。宿の人に教えてもらいました。




ゴリスに滞在した2泊とも、ここでディナーを取りました。ピラフはかなり油っぽいです。
まとめ

ということで、アルメニアのゴリスについてでした!
町自体には見どころは多くないですが、タテブ修道院は必見!エレバンから離れているので、スキップしてしまう人も多いようですが、アルメニアで一番の絶景でした。
また、ゴリスまできたら、ついでにナゴルノ=カラバフに寄ってみることをオススメします!

次の記事では、タテブ修道院の行き方と歩き方について紹介します!
See you!
Always think easy, go easy.