
今回の記事は、ウクライナのリヴィウの歩き方について!
ブルガリア、ルーマニア、モルドバと東欧を周遊。モルドバの首都キシナウから、ウクライナのオデッサへ移動。オデッサから快適な寝台列車にてリヴィウへやってきました!
リヴィウといえば、ウクライナの大観光都市。首都のキエフよりもオススメする人が多い。それは、行ってみてすぐにわかります。美しすぎる。
雰囲気はウクライナというよりも、ポーランドや中欧に近いです。そして、キエフよりも物価が更に安いのも嬉しい。大きなオペラもあるので、格安でバレエやオペラも楽しめます。
ということで、この記事ではウクライナのリヴィウの歩き方について紹介します!
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INDEX
リヴィウ(Lviv)とは

リヴィウは、ウクライナ西部に位置する都市で、ポーランド国境まで70kmしかありません。
そんな立地から、歴史上、ポーランドやドイツ、オーストリアの影響を多く受けており、ポーランドやオーストリアの一部になっていた時代も長い。
そして言うまでもなく、お隣にある大国ロシア。そして更に、19世紀までは南にオスマン帝国も。ドイツ、オスマン、ロシアの間に挟まれていたウクライナ、そしてその要衝になってきたリヴィウは、多くの大国に翻弄されてきた街でした。

キエフの街がソビエト色が強いのに対し、リヴィウはポーランドの一部であった時代が長いことから、ヨーロッパ調の建物が多く、他のウクライナの都市とは雰囲気が異なります。

そして物価の安いウクライナの中で、首都キエフよりも更に物価が安いのも嬉しい!美味しいご飯屋さんも多いので、ついつい長居してしまいたくなる街です!
リヴィウへの行き方
モルドバのキシナウや、オデッサからリヴィウへ行く方法を、以下の記事で説明しています。

リノック広場

リノック広場は、リヴィウのメインスクエア。
常に観光客や現地人で溢れる活気のある広場です。旧市街の中心に位置するため、かなり物価は高いですが、レストランやカフェも多く立ち並ぶ雰囲気の良いエリアです。

オススメは夜。街灯で照らされる街並みが美しいです。人も多く、治安も比較的良いので、気をつけさえすれば夜も出歩けます。
至聖三者礼拝堂とイタリア風スクエア

至聖三者礼拝堂は、旧市街の端に位置する大聖堂。内部も美しいです。


ちなみに、大聖堂の奥へは、小道を通って抜けられるようになっており、その奥にはイタリア風のアパートがあります。
アルメニア大聖堂

旧市街の中心あたりに位置するのが、このアルメニア大聖堂。その名の通り、アルメニア正教の教会です。
12-13世紀ごろ、オスマントルコによる侵略を受けたアルメニア人の一部が、リヴィウへ逃げてきた際に建造されたんだとか。簡単に逃げてきたと言いますが、地図を見るとその距離に驚きます。

変容教会

変容教会も旧市街内部、アルメニア大聖堂の裏に位置するウクライナカトリックの教会です。見た目は普通の教会ですが、面白いのはその中身。
「変容教会」という、おかしな名前に疑問を抱いた方も多いかと思いますが、その名前の通り変容しているんです。
ウクライナを含めロシアや東欧の国は、「東方正教会」に属しています。ウクライナであればウクライナ正教会。つまり、同じキリスト教でも、カトリックとは異なるんです。しかし、もちろん、どの国にも細々とカトリック教会もあります。
この変容教会は、正教会ではなく、カトリックの教会です。なのに、見た目は完全に正教会。儀式の仕方も正教のもの。なのに!名目はカトリック教会。

ハイキャッスル・ヒル

ハイキャッスル・ヒルは、旧市街の北側に位置する小高い丘で、リヴィウの街並みを一望可能。旧市街からは30分程で頂上まで登れます。
オススメはサンセット時。この時には観光客で溢れ返します。

新市街側も綺麗に見えます。

登る途中で見える旧市街の景色もなかなか良いです。
フリーマーケット

旧市街からハイキャッスル・ヒルへ抜けるあたりで、毎日フリーマーケットが行われています。本からアンティーク品まで。
他ではあまり見ることのできないソビエト時代のものも沢山並ぶので、好きな人には堪りません。
シナゴーグ

リヴィウには、細々としていますが、ユダヤ教のシナゴーグもあります。他の正教会とはまた雰囲気が異なるので、面白いです。
ビール腹のへその像

これは「ビール腹のへその像」です。←急に雑
いや、見たまんま、それ以上でもそれ以下でもなく、「ビール腹のヘソの像」です。気になったら言ってみてください。笑
オペラハウス

正直、リヴィウで一番と言っても過言でないほどオススメなのが、オペラ座でのオペラやバレエの鑑賞!
ウクライナでのオペラやバレエは、最安200円程からと、スーパー格安で見ることができます!もちろん言うまでもなく、ウクライナのバレエはロシアに次いで有名。クオリティーは決して低くありません。

また、内部も超豪華!お金を払って、これを見るだけでも元が取れます。


ちなみに、オペラとバレエのどちらも公演がほぼ毎日ありますが、オススメはバレエ。
バレエはストーリーを追う必要が少ないので。オペラを見る場合は、事前にストーリーを勉強しておくのもアリです。僕がリヴィウで見たバレエは、白雪姫だったので、比較的わかりやすくて楽しめました(上記写真)。
リヴィウのオススメグルメ
プザタ・ハタ(Puzata hata)

もはや語る必要のないほど有名な、ウクライナの人気チェーンレストラン「プザタ・ハタ」。

チェーン店かい
って思いがちですが、なんだかんだ言ってもオススメです。だって、安くて美味しくて、どこにでもある。

ビュッフェスタイルで、欲しいものをプレートに乗せて、お会計するだけ。簡単です。しかも安い。そして、ウクライナ料理は、全部美味しい!


その時の気分で、色々とチョイスできるので、使い勝手の良いお店です。
Ribs Restaurant “At Arsenal”

おそらくリヴィウで一番有名かつ、一番人気のレストランがこちら。リヴィウ名物のポークリブのお店です。
写真から見てわかるように激混みです。一番混む時間帯に行ってしまったので、この状態。軽く1時間以上は待ちます。

内部はこんな感じ。

常にポークリブを焼き続けていて、これを見るだけでも楽しい。僕らは1時間以上も待てず、諦めて帰りました。

ちなみに昼に来た時もこの通り。笑
どうしても行きたい場合は、ランチとディナーの時間を外すと良いようです。
Beer House 1715

旧市街にあるリーズナブルで雰囲気の良いレストランがこちら。

ランチが安くてオススメということでやってきました。ランチはセットで120フリブニャ。

スープと、

前菜、バゲット、ウクライナ名物ベリーのジュース、

メインが付いてきました。ランチは平日限定のようです。
まとめ

週末にリヴィウで行われていた大規模なマラソン大会にて
ということで、リヴィウの歩き方についてでした!
自分でもこの記事を書いていて驚くほど盛り沢山!こんなにしっかり書いたのは久しぶりかも、、モルドバのキシナウとか、何もないから、、笑
それくらいリヴィウは魅力がいっぱいの街!キエフも良かったですが。
実は、キエフからアルメニア行きの航空券を買ってしまっていて、ウクライナの滞在日数を伸ばすことができず、リヴィウにも5日しかいることができなかった。正直、2週間くらいいても良いと思った町でした。

次の記事では、ウクライナでのオペラやバレエ鑑賞の方法について紹介します!
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