
今回の記事は、ウクライナの「愛のトンネル」について!
ブルガリア、ルーマニア、モルドバと東欧を周遊。モルドバの首都キシナウから、リヴィウへやってきました!
世界遺産の美しすぎる街、リヴィウでバレエを観たり、激安グルメを堪能した後は、ウクライナで一番有名な観光地「愛のトンネル」へ向かいます!
「ウクライナってなにがあるの?」って言う人も、写真を一度を見たことがあるのではないでしょうか。「世界の絶景」と冠の着く雑誌系には必ずと言って良いほど掲載される絶景。
「絶景!」と言う人もいれば、「がっかりスポット!」と言う声もある愛のトンネルですが、運良く1年に1〜2週間しか見ることのできない「紅葉バージョン」を見に行くことができました!
ということで、この記事では愛のトンネルへ行く方法と歩き方について紹介します!
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INDEX
愛のトンネル(Tunnel of Love)とは


古めかしい線路の上を木々が取り囲む、神秘の世界。まるでおとぎの国のよう。
そのロマンチックな景観から、「愛のトンネル」と呼ばれ、恋人と来ると永遠に結ばれることのできると言われる恋愛スポットでもあります。
愛のトンネルは、ウクライナの中部の町、リヴネ(Rivne)の近くにあり、首都キエフと、リヴィウの中間あたりに位置します。
数年前までは、そんなに人気でなかった愛のトンネルですが、近年では世界的に有名な観光地に。日本人を始め、アジア人も多く足を運びます。

そして、僕は幸運にも、1年に1〜2週間しか見ることのできない、紅葉バージョンの愛のトンネルを見ることができました。本当に来て良かった、、
愛のトンネルへの行き方
愛のトンネルの場所はココ。
リヴネからバスで45分ほどの距離のところにあるクレーヴェンという町にあります。よって、リヴィウやキエフからの行き方は、こんな感じになります。
- リヴィウやキエフからバス、又は鉄道でリヴネへ(3〜5時間)
- リヴネからバスでクレーヴェンへ(45分)
- クレーヴェンから徒歩で愛のトンネルへ(20分)

リヴィウから行く
リヴィウから行く場合、リヴネを経由することになります。
リヴィウからリヴネ

リヴィウからリヴネまでは、鉄道がオススメ。所要は3時間で、料金は90フリブニャ(400円弱)。

「リヴィウ→リヴネ」の時刻表はこんな感じ。
その日の内に愛のトンネルまで行く場合は、9:50の電車一択ですね。時刻表はこちらのウクライナ国鉄のサイトを参考にしてください。
リヴネからクレーヴェンへ
リヴネ駅到着後は、駅前のバスターミナルからクレーヴェン行きのバスに乗ります。

バスはこんな感じ。僕が乗ったバスは1404番でしたが、他にも別の番号があるようです。
バスの看板を確認し、運転手にも「クレーヴェン?」と確認すれば間違いないです。「PIBHE」がリヴネで、「KΠEBAHb」がクレーヴェン。
所要時間は45分ほどで、料金は28フリブニャ(120円)。バスは15〜30分おきに発着しているようです。
ちなみに僕は、愛のトンネル観光後にリヴネに1泊し、翌日にキエフへ向かう予定でした。
なので、すぐにバスには乗らず、一度リヴネの町へ行き、宿に荷物を置いてから、駅へ戻ってきました。詳しくは後述します。
クレーヴェンから愛のトンネルへ
バスは上記のスーパーの辺りで止まります。そこから徒歩で愛のトンネルへ。所要20分ほどです。1本道なので、わかりやすいです。


キエフから行く
キエフから行く場合も、同様にリヴネを経由することになります。
キエフからリヴネ

キエフからリヴネまでは、バスがオススメ。所要は4〜5時間で、料金は230フリブニャ(1000円)。
リヴネ行きのバスはここから出ています。30分おきくらいで出ていて、バスが一杯になったら出発する仕組みです。

ちなみに「キエフ→リヴネ」間は、鉄道も走っていますが、所要は7時間ほどと、バスよりも時間がかかります。時刻表はこんな感じ。時刻表はこちらのウクライナ国鉄のサイトから。
リヴネのバスターミナル間移動
キエフから到着するバスは、クレーヴェン行きのバスターミナル(リヴネ鉄道駅)からは離れていますが、ローカルバスで1本でアクセスできます。
バスの番号は、64番。グーグルマップでも乗るべきバスの番号が出てくるので、便利です。また、リヴネに宿泊する場合も、このバスの路線上の宿にしておくと便利です。
リヴネから愛のトンネルへ

以降は、上の「リヴィウから」の場合と同様なので、そちらを参照してください。

次は、愛のトンネルの歩き方を紹介します!
いざ、愛のトンネルへ!

いよいよ、愛のトンネルへやってきました!ここから入っていきます!

入り口には、それぞれの季節での様子の写真が掲載されていました。よく見るのは、春〜夏にかけた緑いっぱいの写真ですが、秋も冬も良いですね〜
僕は紅葉バージョンが見たくて、インスタのリアルタイム投稿を見ながら、リヴィウでタイミングを伺っていました。しかし、キエフからのフライトも迫ってきているので、2019/10/14に向かうことに。

中に入ると、こんな感じ!最初のあたりには、カラフルなテープが貼ってあって、これもまた雰囲気良しです!


ちなみに、この辺まではまだ緑が残っていました。
「やっぱり、まだ緑か〜、、」と思って、先に進むと驚き!!徐々に紅葉してきます!




最高に綺麗でした、、
愛のトンネルからの帰り方
愛のトンネルからの帰り方も、行き方と同じ。
クレーヴェンの町の、バスを降りたあたりから、同じバスに乗り込みます。

このスーパーの前です。

さびれたバスターミナルがあるので、ここで待っていればOK。30分おきくらいでバスが出ているようです。
愛のトンネルはガッカリスポットなのか


今回、僕もそれを検証するべく向かいましたが、僕は上述のように、かなり満足しました。
しかし、一方で、確かにガッカリする要因はあるようにも感じました。その理由は以下です。
- 意外とスカスカ
- 人が多い
意外とスカスカ

実際に、愛のトンネルに足を踏み入れてみた時の光景はこんな感じです。

真横を見ると、こんな風。
「見たことある写真と違う!」と思う方いるかと思いますが、そりゃそうです。木がぎっしり生えると言っても、間隔なく生えることはありません。これでも、ギッシリ生えている方だと思います。

しかし、奥の方を高倍ズームで撮ると、こうなります。良い感じですね。
愛のトンネルでは、広角(ズームなし)で撮るのではなく、ズームして撮る必要があります。

つまり、愛のトンネルは「絶景を楽しむ」というよりは、「絶景写真を撮るのを楽しむ」といった感じ
意外と人が多い

数年前まではあまり有名でなく、観光客も少なかった愛のトンネルですが、2019年10月ではかなり多くの観光客がいました。なので、良い写真を撮るには、結構苦戦します。
愛のトンネルで、上手に写真を撮る方法
高倍ズームにする

上述したように、愛のトンネルで良い写真を撮るためには、高倍ズームにする必要があります。例えば、こんな風に、ハゲた場所でも、

高倍ズームにするとこうなります。
なるべく遠くへ行く

愛のトンネルで良い写真を撮るには、高倍ズームにして撮る必要があると言いました。しかし、人が多い場合は結構大変。ズームにしてしまうと、多くの人が写り込んでしまいますからね、、
なので、人が少なくなるまで、なるべく遠くへ行きましょう。愛のトンネルは、そこそこ長い。ほとんどの観光客は途中で引き返すので、遠くまで行けば行くほど、人が少なくなります。
まとめ

ということで、ウクライナの「愛のトンネル」についてでした!
ガッカリスポットの呼び声もある「愛のトンネル」でしたが、僕は楽しむことができました!写真好きの方にはオススメです!
春や夏も綺麗だと思いますが、めったに見ることのできない紅葉バージョンを見ることができたのも大きい気がします。10月頃にウクライナ付近にいる予定の方は、ルートを変更してでも見に来る価値はあります!

次の記事では、リヴネからキエフへの移動方法について紹介します!
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