今回の記事は、ウクライナの首都キエフにある「ペチュルースカ大修道院」について!
ブルガリア、ルーマニア、モルドバ、ウクライナと東欧を周遊。リヴィウ、愛のトンネルを訪問後はついに、東欧最後の町、首都キエフへやってきました。
キエフについてよく聞くのは、「リヴィウに比べるとソビエト色が強くて、そこまで面白くない町」ということ。しかし、実際に行ってみた感想としては、綺麗で、歩きやすくて、見どころも多い町でした。
その中でも、かなり楽しむことができたのが「ペチュルースカ大修道院」です。「ただの大きな修道院でしょ」と、思っていましたが、それは間違い。デカすぎます。笑
また、大きいだけでなく、敷地内に見どころも多いので、全て見て回るには半日以上かかります。
ということで、この記事ではペチュルースカ大修道院の歩き方について紹介します!
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INDEX
ペチュルースカ大修道院とは
ペチュルースカ大修道院は、キエフのペレチュースカ地区に位置する修道院で、ウクライナ正教会の総本山です。
キエフ公国時代の1051年に建設され、これまでウクライナを取り巻く様々な政権と戦ってきた修道院であるそう。キエフ市内にある聖ソフィア大聖堂と共に、1990年に世界遺産に登録されています。
ペチュルースカ大修道院の敷地内が広すぎる
ペチュルースカ大修道院に入って最初に驚いたのは、その広さです。写真は、修道院内にある鐘楼上の展望台からの写真ですが、奥の聖堂まで敷地内。
さらに、この鐘楼はちょうど中間あたりに位置するので、これと同じくらいの面積が360度広がっています。とにかく広いので、全て見て周ろうとすると、半日近くかかってしまいます。
時間が限られている場合は、見どころを絞って観光することをオススメします。
ちなみに、内部に入るには入場料80フリブニャかかります。このレシートは、内部の美術館などに入る際に提示が必要なので、無くさないように。
ウスペンスキー大聖堂
ウスペンスキー大聖堂は、大修道院内のメインである聖堂の一つ。その大きさ、豪華さは圧巻です。
もちろん、内部も素晴らしい。息を飲みます。
トラズベナ教会
トラズベナ教会は、ウスペンスキー大聖堂の隣にある教会。
ここもまた、厳かな雰囲気があります。
大聖堂鐘楼
大聖堂鐘楼は、ウスペンスキー大聖堂の前にあります。
上部の展望台まで登れるようになっていて、かなりの階段を登る必要がありますが、展望台からの景色は圧巻です。
奥のヴヴェンデンスキー大聖堂までしっかり見えます。
博物館も沢山
大修道院内部には、ところどころに小さな博物館があります。
入場券で入ることができるので、時間があれば見学してみると良いと思います。
ヴヴェンデンスキー大聖堂
ヴヴェンデンスキー大聖堂は、ほかの見どころとは若干離れています。
雰囲気の良い階段や、小道を通って行くと着きます。
地下墓地
大修道院へ来たら絶対に外せないのが、地下墓地です。
その名の通り、建物の地下に細い小道がアリの巣のように張り巡らされており、その至る所にミイラが安置されています。ミイラと言っても、布や箱に包まれているので、実際に見ることはできませんが。
また、地下には電気は一切通っておらず、ロウソクを購入して、その光で歩く必要があります。
多くの信者達で地下墓地内は混雑していて、彼らは一つ一つの遺体に祈りを捧げたり、お供え物をしたり、キスやハグをしたりしています。
薄暗く、空気も薄い、独特の雰囲気の中、貴重な体験をすることができました。
まとめ
ということで、ペチュルースカ大修道院の歩き方についてでした!
ウクライナの首都キエフは、かなり見応えのある町でした!ヨーロッパの国らしく、教会が多くなりがちではありますが、ヨーロッパの教会とはまた異なるので結構楽しめます。
特に、ペチュルースカ大修道院はオススメ!せっかくなので、地下墓地も立ち寄ってみると良いと思います。
次の記事では、キエフの麺屋武蔵について紹介します!
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