
今回の記事は、タンザン鉄道(タンザニア→ザンビア)の2日目について!
ついに、アフリカ周遊がスタート!
ケニアのナイロビ、ウガンダのカンパラ、ルワンダのキガリを観光した後、タンザニアのムワンザ、楽園ザンジバルを満喫し、ダルエスサラームにやってきました。
ダルエスサラームに来た理由は一つだけ。タンザン鉄道に乗るためです。タンザン鉄道は、タンザニアとザンビアを繋ぐ鉄道で、ダルエスサラームから3日かけて、ザンビアまで移動可能。
僕らは一等の個室を貸し切りにしたので、めちゃめちゃ快適だった、、しかし、2日目になると、列車が故障し、3〜4時間の停車。しかし、その中で沢山の出会いがありました。
ということで、この記事ではタンザン鉄道列車旅の2日目について紹介します!
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タンザン鉄道とは

タンザン鉄道は、タンザニアのダルエスサラームと、ザンビアのカピリ・ムポシを繋ぐ鉄道で、全長はなんと1860km。日本の本州が1500kmなので、それより長い、、
タンザニアからマラウィなどに行かない限り、タンザニアとザンビアの間には、目立った観光地がなく、多くの旅人がこの間を鉄道で移動。アフリカを横断する旅人には人気の鉄道です。

日本の新幹線であれば、本州を端から端まで1日あれば移動できますが、アフリカではそうはいかない。全長1860kmを、2泊3日かけて移動します。
チケットの買い方などについては、以下の記事で詳しく紹介しています。
2日目の朝

二日目の朝です。朝目覚めると、この景色。最高。ベッドも快適で、爆睡できました。

僕たちは一等個室(4人部屋寝台)を予約したので、めちゃめちゃ快適。

朝は挽きたてコーヒーを頂きます。お湯は、給湯室で買えます。

お昼はいつも通り、食堂車でチキン。

食堂車も綺麗です。
列車の故障

これまでにも、ちょこちょこ点検のために、列車が止まっていたのですが、ここでガッツリ停車。完全に壊れてしまったようで、復旧まで3時間以上かかるという事。

CHIMALAという小さな駅でした。
具体的には、ここ。Mbeya(ムベヤ)の手前あたり。

ムベヤで下車予定だったドイツ人(相乗りしてくれた)は、ここで降りて自転車で向かうとのこと。

名前は忘れちゃったけど、1日だけ一緒にいられて良かった。ありがとう!
列車の故障中、子供たちと遊びまくる

列車内はファンも止まり、暑いので外に。すると、駅の近くで子供達が沢山遊んでいることに気がつきます。

という事で、もちろん参加。

いつも通り、TT兄弟を伝授。こんなに、一瞬で伝授できる一芸はありません。


みんな半端なく可愛い。

「これできる?」「鳥を取るんだよ」と。

すると、すぐに撃ち落として、びっくり。「遊んでくれたお礼にあげる」と。「食べれるよ」と。

気持ちは本当に涙が出るくらい嬉しいんだけど、ごめん、それは食べれない

その後、僕らの「鳥いらない!いらない!」にツボってしまったらしく、頭や、肩の上にこっそりと鳥を乗せる遊びが流行り出します。笑




チハルは、折り鶴を作って、みんなにプレゼント。めちゃめちゃ喜んでくれて、取り合いでした。


折り紙最高だ。ありがとう。代わりに、これを受け取ってくれ。美味いぞ

いらんねん、言うとんのや。広げんな
是非、この動画を見てください!
喉が渇いたので、近くの町までお散歩

まだまだ電車が動く気配はない。喉も渇いた。列車の中で、通常は冷えたドリンクが買えるのですが、何故か冷蔵庫が故障しているらしく、ぬるい飲み物しかない。
駅にもキオスク的なところはなく、その辺の人に聞いてみると、「近くの集落に行けばある」と。そして、「必要なら、連れて行くぞ」と。

「ありがとう!」と、言う事で向かいます。二人だけで。どこだかもわからない謎の場所で。
普通だったら、「危ない」と思うでしょう。僕は、そこそこ旅慣れていて、人一倍危機管理は徹底しているつもり。普段であれば、こんなことはしない。でも、人の優しさには気付けるようになりました。
結果論かもしれませんが、「この人は大丈夫」と言うのを、10年以上バックパッカーを続けて得られた感覚だと思っています。
「この人は大丈夫」と比べて、正直、今でも「この人はヤバイ」を見極めるのは難しい。だって、ヤバそうな人は沢山いるから。笑 「ヤバそうに見えるけど、実は良い人」と言うのがほとんどですが、そんなリスクは負えません。
だから、「この人は大丈夫」を感じなかった時以外は、リスクを取りません。この時は、まさにそれでした。
まあ、少量のお金を握りしめて、身一つで外に出ているだけだから、というのもあったのですが。バックパックを背負っていたら、多分しません。
列車が動き出す。そして、別れの

いよいよ、列車が動き出し、彼らともお別れ。
まじで泣きました。

そして、数十分でムベヤに到着。ここで、レイナちゃん、マイちゃんとも一時お別れです。彼女達はマラウィへ行った後、僕らを追いかけてザンビアにやってくる予定。その後、ナミビアで再開しました。
まとめ

ということで、タンザン鉄道旅2日目の様子についてでした!
念願のタンザン鉄道!ついにザンビアまで南下します!
2日目はトラブルのせいであまり進む事ができませんでしたが、そのおかげで良い出会いにも巡り合えました。全ては一期一会。こうした出会いを大切にしていきたいです。
席は人数がいれば、貸し切りがオススメ。4人でちょうど良いサイズだったので、二等にして、あの空間にもう二人いたら、結構窮屈だったと思います。

次の記事では、タンザン鉄道最終日、地獄の3日目について紹介します!
See you!
Always think easy, go easy.