今回の記事は、南アフリカでの難民・軟禁生活の現状について!
現在、私は南アフリカのロックダウン(封鎖)に伴い、首都プレトリアで軟禁生活を送っています。ロックダウンは3/27日から始まり、最低で3週間続く予定。現在、5日目。
ロックダウンから軟禁生活までの経緯は、こちらの記事を参考にしてください。
上記の記事では、現在滞在中のとても快適な宿までの移動の経緯を紹介しました。ここが有難い事に、本当に最高。必要なものは、スーパーに行って買うこともできる。日本みたいに品薄になるような混乱も今のところありません。
しかし、あくまでも「今のところは」という感じ。
これから何が起こるかわかりません。ここはアフリカでも治安の悪いことで知られる「南アフリカ」。状況は刻々と変わって来ています。
ということで、この記事では南アフリカでの難民・軟禁生活の様子について紹介します。
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INDEX
南アフリカとは
南アフリカは、アフリカ大陸最南端に位置する共和制国家で、イギリス連邦加盟国の一つ。なので、国家元首はエリザベス女王。カナダやオーストラリアのような感じですね。
1994年まで、「アパルトヘイト」と呼ばれる有色人種(主に黒人)を差別することが合法的に認められており、白人至上主義の最たる例と言えるような国でした。
1994年に南アフリカで初めての全人種選挙が行われ、ネルソン・マンデラが大統領に。彼の活躍で、差別の減少、経済の発展を遂げ、現在の南アフリカに。
同国最大の都市、ヨハネスブルグは、世界一治安の悪い都市とも言われ、最も治安の悪いダウンタウンでは、運転中に赤信号でも止まってはいけないとさえ囁かれるほど。
同じく大都市のケープタウンは、比較的過ごしやすく、街も綺麗で快適。街を歩くと、まるでロンドンにいるような気分でした。
郊外には大自然が広がり、国内には、レソト王国とエスワティニ王国(旧スワジランド)の2つの王国があります。どちらも自然が素晴らしい。
軟禁生活を送っている場所、首都プレトリア
僕たちが軟禁生活を送っているのは、南アフリカの首都であるプレトリアという街。
「プレトリア?初耳!」という人も多いのではないでしょうか?実は、僕もそうでした。南アフリカといえば、ヨハネスブルグや、ケープタウンが有名。
「首都が有名な街でない」というのは、旅をしていると(旅をしていなくても)よくあること。例えば、こんなところ。
- アメリカ:ニューヨーク(✖️)→ワシントンDC(⭕️)
- オランダ:アムステルダム(✖️)→ハーグ(⭕️)
- ブラジル:リオデジャネイロ(✖️)、サンパウロ(✖️)→ブラジリア(⭕️)
オランダに関しては、憲法上の首都がアムステルダムで、事実上の首都がハーグのように、ごちゃごちゃですが、、こういう首都が曖昧な例も結構あります。ボリビアのスクレなど。
「日本の首都は東京」というのが一般的ですが、「まだ京都のままだ」という意見も根強くある。というのも、「東京に遷都した」という歴史的事実はないんです。
明治元年に天皇が東京に来た際、あくまでも当時は「行幸(ぎょうこう)」と言って、単なる「外出」であったらしいんです。その後、明治天皇が東京に住み着き、主要機関が東京に移ったことで、「東京に遷都した」という風に、国内外で考えられるようになった。
しかし、あくまでも、天皇が東京に来たのは「外出」であって、いまだに天皇の家は京都御所。
「日本の首都は天皇の家がある場所」というのが有識者の考えであるようで、彼らに言わせれば東京は「事実上の首都」と呼ばれるのが正しいそう。(あくまでも一部の意見ですが)
なので、注意深く読むと、Wikipediaにも「東京は日本の事実上の首都」と、書かれています。
プレトリアの宿を紹介!
ということで、ここからは本題!プレトリアでの生活の様子について紹介していきます!まずは、僕らが生活している宿について!
この宿は、大使館の方が紹介してくれた宿で、僕を含めて日本人4人しか滞在していません。オーナーの意向でこれ以上増えることはない。
一度、アルゼンチン大使館からアルゼンチン人8人を泊めて欲しいと要請があったそうですが、断ったんだとか。その理由は2010年の南アフリカW杯。
その際に、沢山のアルゼンチン人が泊まりに来たそうなんですが、彼らの悪態ぶりに嫌気がさしたんだとか。4年に一度のW杯。その開催国に仲の良い同郷メンバーで集合。サッカー大国アルゼンチン、、どうなるかは、容易に想像つきますよね、、笑
ということで、この広い敷地内に日本人4人と、オランダ系のオーナー1人、お手伝いさんファミリー(夫婦+赤ちゃん)、番犬2匹だけ!
部屋も広くて快適。シャワートイレ、冷蔵庫、キッチンが付いているファミリールーム(4人部屋)を2部屋借り、男女に別れて使っています。
プールもあって広い庭も。
キッチンも広くて使いやすい!
朝食もついてます。コーヒー、紅茶も飲み放題。これで、1泊1500円。有難いことに、かなり安くしてもらっています。多分半額くらい。
日々の生活
ブログを書く
この5日間で一番時間を割いているのは、今のところブログです。
この1〜2ヶ月ほど、かなり忙しくて、ブログを更新できていなかったので、良いタイミング。
本当は、南アフリカの後にタイへ行き、そこで1ヶ月ほど滞在しながらブログを書くつもりだったので、それが南アフリカに変わったような気持ちです。笑
今は、現状の南アフリカの記事に注力していますが、落ち着いたら旅の記事もドンドンアップしていきます。
ディナーはみんなでクッキング
ディナーは日本人が4人いるので、持ち回りで作り合うことにしています。いつまで続くはわかりませんが、、
その他にも、オーナーやお手伝いさんを含めてみんなで作ろう!となったり、BBQをすることも。
宿に着いて二日目の夜は、暖炉でBBQ!
このウガリが本当に美味しかった、、今までで間違いなくNO1。
ちなみに、アルコール、タバコはこのロックダウン期間は買うことができない。ロックダウン後にそれを知ったヘビースモーカー達は絶句していました。笑
ただし、この宿にはビール等のストックが沢山あって、僕らもここから買うことができる!しかも、1本100円くらいと良心的!有難い、、
ワンコロと戯れる
ブログを書いている、漫画を読んでいる、アマゾンプライムで映画を見ている時以外は、基本ワンコロと戯れています。兄妹ワンコ。ジョセフとグレース。最高に可愛い。
この二匹が救いです。正直、こいつらがいなかったら、結構辛かったかも。
一応番犬なので、最初の頃はメチャメチャ吠えられました。少し動くようなら、すぐに遠くから吠えてやってきます。それが彼らの仕事ですから。
が、
エクササイズも欠かせないYO☆
こんなに快適すぎる軟禁生活ですが、このままではマズイ。
こんな生活を一ヶ月も続けたら、日本に帰国した時には、ビッグマムになってしまう。
ということで、植野、筋トレ始めたってよ。
形から入るタイプの僕は、初日から「スパルタ系Youtuber」の動画を見ながら猛烈エクササイズ1時間。その後、体調が悪くなり、寝込みました。←え
食材や衣料品は買い出しに行ける!
ロックダウン中の南アフリカですが、食材や衣料品を買いに行く時のみ、外出が許されています。
今は、2〜3日に1回、オーナーのフランソワと、車で出かけています。外出の際にもルールが沢山。町には警察が沢山監視を行っており、これを破ると逮捕される。
現在、ロックダウンが始まってから5日ですが、すでに50人以上の逮捕者が出ているそう。具体的なルールは以下。
- 複数人で出歩かない
- 車は乗車率50%以下
- 2m以上の距離をあける
- スーパーの入場規制
など。
なので、車で出かける時も、フランソワと僕らの内の誰か1人、という感じです。
本当に町はゴーストタウンのようになっています。逆に怖いくらいです。
スーパーでは、入場制限がされているので、内部に入ることができるのは、数人だけ。なので、かなりの長蛇の列になります。さらに、写真のように、2m以上あけるように、テープが貼られています。
まとめ
ということで、南アフリカでの軟禁生活の現状についてでした!
今の所、南アフリカでは、悪いニュースも良いニュースも、大きな動きは出ていません。このまま平和に落ち着いてくれれば良いのですが、、
とりあえずは快適にやれていますが、明日どうなるかはわからない。不安は日々あります。また、変化があれば、近況報告していければと思います。
あと、最近気づきましたが、アマゾンプライム最強ですね。笑 近々、記事にします。
次の記事では、ロックダウン10日目の様子について紹介します!
See you!
Always think easy, go easy.