今回の記事はモルドバ周遊の総まとめについて!
セルビアから始まったバルカン半島周遊も、モンテネグロ、アルバニア、マケドニア、コソボ、ブルガリア、ルーマニアと周り、モルドバへ入ってきました。
モルドバには、ルーマニアのブラショフからキシナウへ入り、未承認国家の沿ドニエストルを観光後、ウクライナのオデッサへと抜けて行きました。
周遊期間はたったの4日間。物価がルーマニアやブルガリアよりも安く、居心地の良い国でしたが、モルドバでは、キシナウしか訪れることができませんでした。
ということで、4日間の中で僕が実際に訪れた町や、ルート、実際にかかった費用など、モルドバ周遊のまとめ情報を紹介していきます!
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INDEX
モルドバ周遊ルート
僕がモルドバで回ったルートは、上記の写真の通り。
ルーマニアのブラショフからキシナウへ入り、モルドバ国内にある未承認国家の沿ドニエストルの首都チラスポリを訪問。その後、ウクライナのオデッサへと抜けて行きました。
ちなみに、オデッサを訪れた理由は、オデッサから夜行列車にて、ウクライナのリヴィウへ移動するため。キシナウから直行バスでリヴィウへ行くことも可能ですが、夜行列車が快適でオススメです。
モルドバの滞在期間は4日間。チラスポリはキシナウから日帰りで行ってきました。
- キシナウ
- チラスポリ(沿ドニエストル)
モルドバの観光地まとめ
キシナウ
キシナウはモルドバ共和国の首都で、同国最大の都市。しかし、町にはこれと行った見どころはあまりありません。
勝利の門は、キシナウに立つ凱旋門。1846年にロシアがトルコに先勝した際に建てられたんだとか。
第二次世界大戦の勝利を記念したモニュメントもあります。
正直、僕がキシナウで一番嬉しかったのが、日本食。物価の安いモルドバでは、格安で日本食が食べられます。しかも美味しい!2日連続で通いました。笑
チラスポリ(沿ドニエストル共和国)
沿ドニエストル共和国は、モルドバの中にある未承認国家で、正式名称は沿ドニエストル・モルドバ共和国。
国際的にはモルドバの一部とみなされていますが、モルドバの実行統治は及んでおらず、独自の政治体系や、独自通貨を持ち、完全に独立国家として機能しています。
モルドバとウクライナの国境を流れるドニエストル川沿いに位置することから、こうした名前が付けられていますが、国際的には、トランスニストリア (Transnistria) や、トランスドニエストル (Transdniester) と言わなければ伝わりません。
モンテネグロの独立に影響を受けて、2006年に国民投票を取り、圧倒的賛成を得たにも関わらず、投票に不正があったというモルドバの主張から、国際的には認められていません。
モルドバのキシナウや、ウクライナのオデッサから入国することが可能で、ビザは国境で無料で取ることができます。
チラスポリ自体には、目立った観光地はありませんが、有名なのがコレ。世界で唯一のプラスチックコインです。コインを集めている僕は、このためだけにやってきました。
またメインスクエア周辺に立ち並ぶ国旗達は、全部世界中の未承認国家の旗です。コレも珍しいですね。
モルドバの物価
モルドバの物価は、バルカン半島や東欧の国と比べると安めに感じました。特に、お隣のルーマニアよりも格段に安いです。
モルドバの滞在費用
使った金額 | 1日平均 | |
食費 | 2,596円 | 649円 |
宿泊費 | 3,261円 | 815円 |
移動費 | 2,476円 | 619円 |
観光費 | 115円 | 29円 |
その他 | 0円 | 0円 |
合計 | 8,447円 | 2,112円 |
4日間のモルドバ滞在で、使用したのは8千円ほど。1日の平均は2,112円でした。ルーマニアやブルガリアと比較するとかなり安め。バルカン半島と比較しても、安いほうです。特に食費が安くて、美味しいのが良かった。
ルート、バス移動情報
ここでは、各都市間の移動についてまとめています。
モルドバ観光に役立つ本
まとめ
ということで、モルドバ周遊のまとめについてでした!
モルドバは国も小さく、あまり知名度も高くないので、ウクライナやルーマニアの通過点になりがちですが、物価も安く、人も暖かいので、時間が許せば長居もオススメの国です。
特に、沿ドニエストルは、他ではなかなか見ることのできないプラスチックコインがあります!
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