今回の記事はルーマニア周遊の総まとめについて!
セルビアから始まったバルカン半島周遊も、モンテネグロ、アルバニア、マケドニア、コソボ、ブルガリアと周り、ルーマニアへ入ってきました。
ルーマニアには、ブルガリアのヴェリコ・タルノボからブカレストへ入り、モルドバのキシナウへと抜けて行きました。
周遊期間は7日間。バルカン半島の国と比較すると、少し物価が上がりましたが、それでもかなり安い。また、町の雰囲気も、ブルガリアよりも更にヨーロッパ感が増します。美しい町並みが多い。
ということで、7日間の中で僕が実際に訪れた町や、ルート、実際にかかった費用など、ルーマニア周遊のまとめ情報を紹介していきます!
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INDEX
ルーマニア周遊ルート
僕がルーマニアで回ったルートは、上記の写真の通り。
ブルガリアのヴェリコ・タルノボから、ブカレストへ入り、シナイア、ブラショフ、ブラン城、ルシュノフ要塞、シギショアラを周遊。その後、モルドバのキシナウへと抜けて行きました。
滞在期間は7日間。正直、ブルガリア同様、もう少し長く居たかった。本当に美しい町が多いです。
- ブカレスト
- シナイア
- ブラショフ
- ブラン城、ルシュノフ要塞
- シギショアラ
ルーマニアの観光地まとめ
ブカレスト
ブカレストはルーマニアの首都で、同国最大の都市。バルカン半島において、イスタンブールの次に大きく、ヨーロッパ内でも10番目という中々の大都市です。
戦時中頃のブカレストには洗練された建造物が多く立ち並び、「小パリ」とも呼ばれていたそう。
こうした建物は、戦争や地震でほとんどが倒壊してしまいましたが、それでもブカレストの街を歩いていると、パリの雰囲気を感じることができました。
しかし、ブカレストはほとんどと言って良いほど、見どころがありません。
上の写真に写っている、世界で二番目に大きい建物である「国民の館」くらい。これも、そこまで見るべきものでもないですが、、
統一広場での夜の噴水ショーは圧巻でした。
シナイア
シナイアは、ブカレストとブラショフの間にある町で、ブカレストから鉄道で2時間弱ほどでアクセス可能。
町には、ペレシュ城とペリショール城という中世のお城があり、大人気の観光地。
鉄道も快適で、1日でブカレスト→シナイア観光→ブラショフと移動できるので、ブラショフへ行く際は立ち寄ることをオススメします。
ブラショフ
ブラショフ(Brazov)は、ルーマニアの中部に位置し、首都ブカレストに次ぐ第二の都市です。
町は13世紀頃にやってきたザクセン人(ドイツ人)によって植民地化され、ドイツの影響を強く受けてきたため、現在でも町中にドイツの建物を多数見ることができます。
また、そのため、ブラショフは「クローンシュタット」というドイツ語名も持っているそう。
ブラショフには「黒の教会」というルーマニア最大の教会もあります。
また、治安が良いので、夜も出歩くことができます。物価もブカレストに比較すると格段に安い。
後述するブラン城や、ルシュノフ要塞への観光拠点にもなる町です。
ブラン城
ブラン城は、ルーマニア中部のブラショフからバスで1時間弱ほどの距離にあるお城で、ドラキュラのモデルとなったヴラド3世ゆかりのお城、「ドラキュラ城」として人気の観光地。
内部に入ることも可能です。
お城の近くには、ヴラド3世グッツが沢山。ここでしか買うことができないので是非。
ルシュノフ要塞
ルシュノフ要塞は、ブラショフとブラン城の間に位置する要塞跡で、ブラン城とセットで行くののがオススメ。
アメリカの旅行雑誌で『世界で最も美しい雪化粧のお城10選』にも選ばれたことのある美しい要塞で、13世紀頃にドイツ騎士団によって建設されました。
要塞の中には、民家や学校、教会などがあり(今はお土産屋さん)、小さな町のよう。また、要塞の上からの景色も圧巻です!
シギショアラ
シギショアラは、ルーマニア中部に位置する都市で、12世紀にハンガリー王の命によって、ドイツ人によって建設されました。その後、第一次世界大戦後に、ルーマニアに併合。
歴史地区には、今でも人々が住んでおり、その美しい中世城塞都市の景観から、「シギショアラ歴史地区」として世界遺産にも登録されています。
この町はとにかく、美しい!可愛い!特に女性にオススメの町です。僕は、日帰りできてしまったことを後悔したくらい。時間があれば、数泊することをオススメする町です。
ルーマニアの物価
ルーマニアの物価は、バルカン半島の国と比べると少し高めに感じました。とは言っても、西欧諸国と比較するとかなり、安いですが。大体の物価は、ブルガリアと同じくらいです。
ルーマニアの滞在費用
使った金額 | 1日平均 | |
食費 | 6,928円 | 990円 |
宿泊費 | 5,661円 | 809円 |
移動費 | 4,296円 | 614円 |
観光費 | 695円 | 99円 |
その他 | 0円 | 0円 |
合計 | 17,580円 | 2,511円 |
7日間のルーマニア滞在で、使用したのは1.7万円ほど。1日の平均は2,511円でした。バルカン半島の国と比較すると少し高めの印象でした。特に食費が高い印象です。
ルート、バス移動情報
ここでは、各都市間の移動についてまとめています。
ヴェリコ・タルノボ(ブルガリア)
↓ バス移動
ブカレスト
↓ 鉄道移動
シナイア
↓ 鉄道移動
ブラショフ
↓ バス移動
シギショアラ(日帰り)
↓ バス移動
ブラショフ
↓ バス移動
キシナウ(モルドバ)
ルーマニア観光に役立つ本
まとめ
ということで、ルーマニア周遊のまとめについてでした!
ブルガリアとルーマニアは、これまでのバルカン半島の国と雰囲気がガラッと変わって、ヨーロッパへ戻ってきた感じ。特にルーマニアにはドイツ系のお城が多く、中世ヨーロッパの雰囲気がプンプン。めちゃめちゃ美しいです。
首都のブカレストは全く見どころがないですが、ブラショフかやシギショアラは本当に綺麗なので、是非訪れることをオススメします!
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