今回の記事は、グアテマラのシェラ(ケツァルティナンゴ)について!
「世界一美しい湖」と呼ばれるアティトラン湖滞在を終え、シェラにやってきました!
スペイン語を勉強するのに訪れる人の多い町。そんなことから町の名前を聞いたことがありましたが、よく調べずにきてしまった。そして、この町、見どころがほとんどありません!
見どころがないどころか、町は排気ガスで汚染されまくっていて、空気も雰囲気も悪いです、、
ということで、この記事ではシェラの歩き方について紹介します!
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INDEX
シェラ(ケツァルティナンゴ)とは
シェラの正式名称は、ケツァルティナンゴであり、グアテマラで二番目に大きい町。
先住民族の比率が高く、住民の50%が先住民、49%がメソティーソ(先住民と白人の混血)です。スペインによる制服前、この地にはマヤ人が住んでいて、町はシェラと呼ばれていたそう。
その名残で、正式名称の「ケツァルティナンゴ」よりも「シェラ」の方が愛され、グアテマラ人はみんなシェラと呼びます。
シェラには先住民が多く住んでいますが、町は近代化し、車も多く、アジアの都市のようにゴミゴミしています。一方で、バスで数十分から数時間移動すると、先住民の村がいくつもあります。
シェラには、グアテマラシティやアンティグア、アティトラン湖などのグアテマラ各地、またはメキシコからもバスでアクセス可能です。
ケツァルティナンゴの観光スポット
これは、もうほぼないです。笑
唯一あるとすると、古着です。
僕もシェラに来てから知っって驚いたのですが、シェラは「古着の聖地」と呼ばれ、世界中から古着バイヤーが買い付けに来るんだとか。
確かに町を歩いていると、至る所に写真のような古着屋が点在しています。
なんでも、アメリカなどから大量の古着を支援物資という形でグアテマラに寄付され、それを売っているんだとか。なので、その中には紛れ込んだ値打ちものが結構あるらしく、それを目当てにアメリカや日本を含め、世界中からバイヤーが訪れます。
古着を買うならMegapaca
シェラで一番大きく、大人気の古着屋が「megapaca」です。
荷物をロッカーに預け、中に入ると、この広さ!この日はバイヤーらしい人は見ませんでしたが、現地民が沢山いました。
色のタグで別れていて、「きっと服の色で分けているんだろう」「にしても、別れてないけど」「グアテマラクオリティかな」と思っていたら、
色で割引率が異なるみたいでした。日本の古着屋、ドンドンダウンみたい。
結構、綺麗でかわいいニューバランスもありました。欲しかったけど、サイズが微妙にデカくて断念。
ちなみに、奥には大量に運び込まれた服の袋が。町を歩いていると、この袋を何個も背負って走るおじさんを沢山見かけます。きっと、ここに運び込むのでしょう。
試着室もちゃんとありました。
Mega paca周辺
Mega paca周辺はバスターミナル(Terminal Minerva)になっているので、バスも多く、排気ガスまみれです。
しかし、沢山のチキンバスを見ることができて、少しの時間であれば楽しめます。
路上ではマーケットが沢山。懐かしいゲーム機が並んでいて、少しテンション上がりました。笑
もちろん、マーケットもあります。
ここで食べたセビーチェが美味しかったです。
ベニート・ファレス公園
ベニート・ファレス公園は、南米のアルマス広場、メキシコのソカロ的な広場です。ここも昼間っから市民で賑わっていました。
公園の前には純白のカテドラルが。
豪華過ぎず、なかなか良い感じです。
シェラの食事情
ストリートフードも沢山
町には、安くて美味しいストリートフードが沢山あるので、食には困りません。また、セントロアメリカ公園周辺には、マックなどのチェーン店も沢山出ています。
Café Baviera
シェラにもアンティグア同様、お洒落で美味しいカフェが沢山あります!
広々としていて、雰囲気最高でした!WiFiもサクサクで、各テーブルにコンセントが2つ付いているので、ノマドワーカー向きです!
もちろんコーヒーも安くて、美味しかったです。
シェラパン(Xelapan )
こちらは、シェラで大人気のパン屋さん、シェラパン。
品揃えも豊富で、パンも安くて美味しい!小腹が空いた際にはもってこいです!
シェラから郊外に
先住民族の村へ
シェラ郊外には、先住民族の村が沢山あり、どこも日帰り可能です。
シェラ自体に面白さはあまりないので、せっかく来たら、いくつか訪問することをオススメします!どこの町にも、Terminal Minervaからチキンバスで行けます。
僕は、ナワラ(Nahualá)という小さな町にだけ行ったのですが、本当に行って良かった。この町のためだけに、シェラに来て良かったと思いました。
むしろ、ここに行っていなかったら、本当にシェラに来たことを悔います。
ナワラには、女性だけでなく、男性も民族衣装を着ます。シェラ付近の村では、こうした伝統を持つ町が多くあります。他のラテンアメリカでは、なかなか見ることができないので、オススメです。
温泉へGO!
実はシェラは温泉があることでも有名!
先住民の村と同様に、チキンバスに乗って、近くの村まで移動します。僕は時間がなくて行けませんでしたが、上記地図の、スニル(Zunil)という町の温泉がオススメだそうです。
シェラでオススメの安宿
シェラでオススメの安宿は、The Black Catです。
中心にあって、アクセスも良し。ドミトリーが少し暗くて、綺麗ではありませんでしたが、共有スペースは雰囲気良しです。
そして朝食付きで、3種類から選べます。それでいて、料金は1泊800円程。コスパ最強です。
宿の詳細
- 料金:★★★★★
- ロケーション:★★★★★
- 清潔さ:★★★☆☆
- 雰囲気:★★★☆☆
- シャワー:★★★☆☆
- WiFi:★★★★☆
グアテマラ観光に役立つ本
「古代文明〜スペイン統治〜現代」までの中南米の歴史がわかりやすく書かれていて、小説感覚で読めます。
これを読んでおくだけで、町歩きが数倍楽しくなる。Kindleもあるので、中南米周遊前、周遊中に読んでおきたい一冊です!
まとめ
ということで、シェラの歩き方についてでした!
町の中にはこれといって、面白みのないシェラですが、近郊の村はオススメです!温泉で旅疲れを癒すのもアリですね!
次の記事では、シェラ近郊の先住民の村について紹介します!
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