
今回の記事は、アメリカの独立記念日の過ごし方について!
アメリカ人の友人、キャメロンに招待してもらい、オハイオからフロリダまでのキャンピングカーによるアメリカ縦断に同行してきました!
その間に、アメリカの独立記念日(4th of July)を跨いだため、彼の親戚がオハイオのキャンプサイトに大集合。人生で初めての経験。アメリカの愛国心と、家族愛をヒシヒシと感じ、めちゃめちゃ感動しました。
ということで!この記事では、アメリカの独立記念日の過ごし方ついて紹介します!
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アメリカ独立記念日とは

独立記念日(Independence Day)は、1776年にアメリカ独立宣言が公布されたことを記念して、毎年7月4日に定められているアメリカ合衆国の祝日。「独立記念日(インディペンデンス・デイ)」の呼称が最も一般的であり、「7月4日」(“Fourth of July”)と言えば独立記念日を指す。
最も米国らしい祝日と言われ、独立記念日の一週間はクリスマス、感謝祭と並び全米が祝日モードとなる。ワシントンDC、ボストン等の都市では大型の花火打ち上げや屋外コンサートが行われ、米国内外から訪れる大勢の観光客で賑わう。
※Wikipediaより
日本では祝日と言えば、会社や学校が休みになるというだけで、家族でお祝いをしたりすることは、ほとんどありません。むしろ、何の祝日かを意識していない人も多いかと思います。
一方でアメリカでは、クリスマス、感謝祭に並んで、独立記念日も家族や親戚と祝うことが多い。
独立記念日の日には、多くのアメリカ人がアメリカ国旗の服を着たり、家に旗を飾ったり、アメリカ一色になります。本当にアメリカの愛国心の高さを思い知らされます。
キャンプサイトでの独立記念日

今回、僕はアメリカ人の友人キャメロンに家族キャンプに招待してもらいました。
2週間のキャンプの間に、独立記念日があり、この日のために彼の親戚家族が沢山、州を越えてオハイオ州のキャンプサイトへ大集合。
写真がその様子。奥のトレーラーハウスが、彼の両親の物で、僕が2週間滞在していたもの。そして手前のRVは、彼の親戚の物です。


最終的に、こんなに大勢の親戚が大集合。このほとんどが、近くに住んでいる訳ではありません。ほとんどみんな、隣の州や遠い州からやってきています。国土の広いアメリカでは、日本のように「隣の県」と言う感覚ではありません。
実際、キャメロンの両親はフロリダから来ています(この後、一緒にフロリダまで南下します)。

フロリダからオハイオって1800kmくらいあります。余裕で九州から青森まで行けます。笑
他の家族も長距離を運転して、はるばる家族会のためにやってきています。

キャメロンの72歳のお婆ちゃんは、シカゴから一人で運転して来ています。72歳で運転していると言うのも驚いたのですが、驚愕したのがその距離。
シカゴからオハイオまで、650kmあるんです。東京から岡山くらいあります。

そして、キャンプ中はもちろん、毎日ご馳走です。

最高に美味しすぎて、めちゃめちゃ太ったと思います。笑

そして、独立記念日を祝っているのは、この家族だけではありません。他の家族も至る所にアメリカ国旗を立ててお祝いをしています。

夜は花火も打ち上がりました。
アメリカの家族愛

今回の、キャンプ旅で一番感じたのは、「アメリカの家族愛」です。本当に美しい。

こんなに大勢の親戚が集まってくるってやっぱり凄い。キャメロンの家族では、独立記念日に限らず、1年に1回、必ずこの規模の家族会を行なっているそう。

しかも、「とりあえず集まろう〜」ではありません。ちゃんと、毎年その会のリーダー的な人がいて、その人がしっかりと準備を重ねて来ています。
一番驚いたのが、上の写真。
企画者が配布用のプレゼントを作って来ているんです。上のドリンクフォルダーがそれです。「Ward Reunion 2019(Ward家の同窓会2019)」と、あります。

裏のメッセージも感動しました。
Like branches of tree our lives may GROW in different directions yet out ROOTS remain as one.
(木の枝のように私たちは別々の方向へ成長していくけど、根っこは常にここに一つだけ)


さらに、別の家に行った時にも、同じようなマグカップを発見。つまり、「あの家族が特別」というわけではなく、あくまでもアメリカでは一般的なことなんです。

そして、この写真のお二人は、キャメロンのお爺ちゃんとお婆ちゃん。しかし、二人は何十年も前に離婚しているんです。

そして、お爺ちゃんには新しい奥さん(写真の女性)がいて、彼女ももちろんこのキャンプに参加しています。5日間、キャンプサイトで一緒だった訳です。

そんなこと、みんな百も承知です。というか、誰も気にしていません。確かにどうでも良い。とにかく、毎日笑って、食べて、飲んで、していました。

全然、変なことではないのですが、日本ではあまり考えられない気がします。
でも、当たり前ですが、家族です。そんな「気まずい」とか、そういう感情の前に「家族」なんです。それは疑いようもない真実。
一番疎かにしてはいけないもの、大事なものは、「カタチ」とか「見え方」とか、そういうものではない。本当に大切なものは何かを考えさせられました。
まとめ

ということで、アメリカの独立記念日についてでした!
今回、ここでアメリカの独立記念日を経験できたのは、本当に良い経験になりました。なかなか、経験したくてできるものではありません。
誘ってくれたキャメロンに本当に大感謝!
そして、見ず知らずの僕を受け入れてくれた、彼の家族、親戚にも感謝です!本当に優しく迎え入れてくれました。

次の記事では、オハイオの田舎町セーレムについて紹介します!