
今回の記事は、パリの日本文化会館について!
僕は現在、ノマドワーカーとしてパリに1ヶ月滞在しているのですが、仕事場として頻繁に利用している場所があります。それが、パリ日本文化会館です。
ここは、その名の通り日本の文化を紹介するための施設であり、定期的にイベントや講演会などを開催しています。僕も運良く、滞在中に一度、徳川幕府に関する講演会に参加させてもらいました。
館内には図書館があり、入館は無料。WiFiもサクサクなので、ノマドワーカーにとって嬉しい環境です。しかも、図書館ということもあり、日本語の書籍も沢山!最高です、、
ということで!この記事では、パリ日本文化会館について紹介します!
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INDEX
パリ日本文化会館について

パリ日本文化会館は、パリの中心にある日本文化の発信拠点です。
パリ日本文化会館は国際交流基金のフランスにおける拠点です。ここでは、日仏・官民協同理念のもと、パリ日本文化会館・日本友の会会員企業の協賛金を活用する同支援協会の協力により、さまざまな事業が実施されています。
1997年に開館し、伝統文化から現代文化まで、またアートからサイエンスに至るまで、日本文化をさまざまな角度から、より多くの人々に紹介する活動を続けています。
当館の事業は大きく分けて8つの分野があり、展示、公演、映画、講演会、図書館、日本語事業、子供向け事業、アトリエ教室などがあります。昨今では日本語教育の普及にさらに力を注ぐと同時に、地方の魅力発信にも取り組んでいます。アトリエ教室では、茶道・書道・生け花・折り紙・マンガなど体験型学習を実施しています。
会館内には、イベントや講演会などを実施するホール、オニギリなどの軽食や日本酒を味わえるちょっとした食事どころ、図書館などがあります。
しかも、ロケーションはエッフェル塔から徒歩10分と、アクセス抜群!町歩きに疲れたら、立ち寄るのもアリです!
図書館

会館の3階(日本式では4階)には、図書館があり、入館無料。
WiFi、電源完備の自習スペース

図書館には自習スペースがあり、WiFiも電源も完備。電源はそれぞれのテーブルに付いているのも嬉しい。写真の場所の他に、奥にも同様のスペースがもう1箇所あります。
席は多くないように見えますが、平日も土曜日もそんなに混まないので、満席になることはありません。かなり穴場スポットです。
日本語の漫画、雑誌、小説も豊富

ワンピースやナルトなど人気の漫画も沢山揃っていますが、これらはほとんどがフランス語になります。サザエさんや、ベルサイユのばら、名探偵コナンやブラックジャックなど、一部、日本語の漫画もありました。

日本文化や芸術に関する書籍(フランス語か英語)も沢山あり、展示のおしゃれなので、プラプラしているだけでも楽しい。

奥には歴史書や、地理、日本文化に関する日本の書物や雑誌がずらり。こちらは、全て日本語です。日本の図書館と遜色ありません。

さらに嬉しいのが、文庫も沢山揃っています。人気の村上春樹の文庫もかなり充実していました。ノマドワークの休憩に、小説や雑誌を楽しめるのが日本文化会館の魅力です。
ONIGIRI BAR KUNITORAYA

会館の1階には、小さな食事処「ONIGIRI BAR KUNITORAYA」があります。

こちらでは、オニギリ各種、カップうどん、大福などの甘味、日本茶と日本酒も楽しむことができます。

メニューはこんな感じ。オニギリは3€から。ノマドワークの合間、小腹が減った時に最適です。

海外でお腹が減った時に、日本のコンビニみたいに、フラッとオニギリを買えるって最高です!
1階の展示も楽しい

1階のメインフロアにあるレセプションの裏には、展示スペースがあります。

僕が行った際は、生け花の展示があって、久々の日本文化に癒されました。
また、窓側には日本の芸術家のアートブックや、日本文化に関する書籍などが置かれていたり、壁に設置されているテレビでは、日本文化に関する映像が流れていたり、ゆっくりと鑑賞して楽しむこともできます。
講演会参加もオススメ

僕は1ヶ月のパリ滞在中に開催された、東京大学名誉教授・山内昌之氏による講演会、「日本1・0とパクス・トクガワナ―東京建設430年」に参加することができました。
日本1・0は、19世紀後半の明治維新でなく、17世紀の徳川幕府の成立に求められる。そのリーダー徳川家康は、東京の基礎となる江戸を建設し、半世紀の内戦に終止符を打って近隣諸国との関係を安定化させた。
2020年は、家康が東京の原型を造ってから430年目にあたり、新天皇が東京五輪の開会を宣言する年にな
る。270年続いたパクス・トクガワナ(徳川の平和)を樹立した将軍・家康の戦略的思考について、日本2・0の明治近代国家との関係でも考え、現代日本を理解する手がかりを得る機会とします。日仏逐次通訳付き。
山内教授は、安倍首相が開催した上皇陛下の生前退位に関する6人の有識者会議にも任命されていたかなり凄い人。そんな人がパリで講演するタイミングに居合わすことができたのはかなりラッキーでした。

チケットは無料なのですが、事前予約が必須。僕が見つけた時には既に完売だったのですが、当日の朝に会館に出向いてお願いをしてみると、チケットを1枚発行してくれました!

開催時間になると、フランス人が長蛇の列。聴講者は、8割がフランス人で、2割ほどが日本人といった感じでした。2時間の講演会でしたが、日本人の僕でも「へぇ〜」っということが多く、実りの多い充実した時間でした。
パリ日本文化会館の会館時間、アクセス

会館時間
会館時間
火~土曜日、12時~20時
図書館の会館時間
火~土曜日、12時~18時(木曜日のみ12時~20時)
※12時から13時までは館内にて図書・雑誌資料の閲覧のみ
休館日
日・月曜日および仏国の祝祭日
夏期休館日:2019年8月1日(木)~9月2日(月)
(オフィスは2019年8月11日(日)~8月18日(日))
アクセス
住所
101 bis, quai Branly, 75015 Paris, France
最寄駅
- メトロ6番線:Bir-Hakeim (ビラケム駅)
- RER C線:Champ de Mars–Tour Eiffel(シャン・ド・マルス=トゥール・エッフェル駅)
HP
まとめ

ということで、パリ日本文化会館についてでした!
日本人に大人気のパリ!長期滞在で、日本文化が恋しくなった時にはオススメの場所です。そして、ノマドワーカーにはこんなに最高の場所はありません。
面白いイベントも定期的にやっているので、HPを定期的にチェックしましょう!