
今回の記事は、キトからコロンビアのイピアレスへのバス移動について!
南米を周遊する人にとって、コロンビアとエクアドルの国境を越えることは多いと思います。その際の国境となるのが、エクアドルのトゥルカンとコロンビアのイピアレス。
僕はエクアドルからコロンビアへ抜けるルートだったので、エクアドルの首都、キトからトゥルカンへ移動し、イピアレスへと向かいました。
これが、予想以上にめんどくさかった。
ということで、この記事ではキトからイピアレスへのバス移動について紹介します!
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INDEX
キトとは

キトはエクアドルの首都で、人口はグアヤキルに次いで二番目。
キトの歴史は古く、1000年前に建設されました、その後、インカ帝国の一部となり、首都のクスコに次ぐ、第二の首都として栄えました。スペインによる統治後、1822年に独立戦争に勝利し、1830年に独立したエクアドルの首都となりました。
キト市内の旧市街には、植民地時代の建造物が多く残り、観光スポットが目白押しです。お洒落なカフェや、ギフトショップも沢山あって、町歩きの楽しい町です。
さらに、キトの町の近くには赤道が通っており、そこには赤道記念碑が立ち、キトを代表する観光スポットとなっています。
キトからイピアレスへの移動

キトからイピアレスへの直行バスはなく、インターネットで事前に調べたところ、コロンビア側の国境の町、Rumichacaへ行き、そこからイピアレスへタクシーかコレクティーボで移動する必要があります。
しかし、実際にキトのバスターミナルで聞き込みをしてみたところ、Rumichacaまで行くバスはなく、エクアドル側の国境の町、トゥルカンへ行き、タクシーで国境まで行く必要があるとのこと。
つまり、実際に僕が周った経路としては以下の通り。
- キト → トゥルカン(バス)
- トゥルカン → 国境(タクシー)
- 国境 → イピアレス(コレクティーボ)
ちなみに上記写真のような、バス検索には、いつも通りRome2rioを利用します。エクアドルでも抜群の使いやすさです。使い方は、以下の記事を参考にしてください。
キトからトゥルカンへ
キトからバスターミナル
キトにはバスターミナルが北(カルセレン)と南(キトゥンベ)に2つあり、どちらもしないからトラムで45分ほどの距離。ただし、どちらのターミナルにも、市内に繋がるトラムが出ているので、移動は楽チンです。
コロンビア国境など、北側に向かう場合はカルセレン、南に向かう場合はキトゥンべを使うと便利です。僕は事情があって、キトゥンべから乗りましたが、バスはちゃんとカルセレンにも止まりました。

トラムはとても使いやすいので、市内観光でも重宝します。

路線もわかりやすいです。

キトゥンべバスターミナルに到着しました。
- ルート:キト市内→キトゥンべバスターミナル
- 所要時間:45分
- バス会社:トラム
- 料金:25セント
バスターミナルからトゥルカンへ

キトゥンべバスターミナルは大きく、バス会社も目的別に沢山あります。

トゥルカン行きは、08番のSAN CRISTOBALから出ていて、最初はイピアレス行きを聞いたのですが、ここでイピアレスへの直行バスはないと言われました。

バスは割と普通のバスで、距離はそんなにないですが、結構時間がかかりました。
バスの詳細
- ルート:キトゥンべバスターミナル→トゥルカン
- 所要時間:6時間
- 乗車時間:10時〜16時
- バス会社:SAN CRSITBAL
- 料金:7ドル
トゥルカンから国境へ

トゥルカンのバスターミナルから国境までは、コレクティーボが出ていないようなので、タクシーに乗る必要があります。

タクシーは待ってましたとばかりに待ち構えています。所要は10分ほどで、2.5ドル。

タクシーはエクアドルの国境を越えて、コロンビアへ入っていきます。

そうです。この後、結局出国手続きのために、エクアドルへ戻る羽目になりました。
イミグレ地獄、そしてイピアレスへ

エクアドルとコロンビアの国境は橋で繋がっていて、その間を通るのは誰でも簡単に通ることができます。タクシーもさらっと、コロンビアに入って、僕を下ろして、エクアドルに戻っていきました。なんなら簡単に不法入国可能です。

簡単にコロンビアに入ることができましたが、もちろんエクアドルでの出国手続き、コロンビアでの入国手続きが必要です。簡単に入れてしまうので、そのままイピアレスへ行きたくなりそうですが、しっかりと手続きをしないと後で大変なことになります。

そこで歩いて橋を渡り、エクアドルで出国手続き、また橋を渡ってコロンビアに入り、コロンビアで入国手続きをするわけですが、ここが激混みでめちゃめちゃ時間がかかりました。
しかし並んでいる人の多くが現地民で、上記写真のように、エクアドル側もコロンビア側も、外国人とエクアドル・コロンビア人のレーンが分かれています。

そして、地獄のイミグレ手続きを1時間半ほどかけて終え、ようやくイピアレスへと向かいます。イピアレスまでは10分弱。コレクティーボかタクシーで行くことができます。
タクシーの場合、2.5ドル程。コレクティーボの場合、1500ペソ(50円程)。

なんとか、イピアレスへ到着。この時、18時過ぎ。キトのゲストハウスを出たのは9時だったので、9時間もかかりました。
イピアレスのオススメの安宿

イピアレスのオススメの安宿は、Royal Classです。

ここはホテルなので、ドミトリーではなく個室ですが、1泊1000円程とかなり安い。清潔で、部屋の中でもWiFiがしっかりと使えました。
宿の詳細
- 料金:★★★★☆
- ロケーション:★★★★★
- 清潔さ:★★★★★
- 雰囲気:★★☆☆☆
- シャワー:★★★★☆
- WiFi:★★★★★
キトのオススメの安宿

キトのオススメの安宿は、Hump Day Hostelです。

ベッドも清潔で、仕切りもあって、ライトもコンセントもあります。

キッチンや、共有スペースも綺麗でした。僕は気に入って、5泊も滞在。1泊600円程。
宿の詳細
- 料金:★★★★★
- ロケーション:★★★★☆
- 清潔さ:★★★★★
- 雰囲気:★★★★★
- シャワー:★★★★★
- WiFi:★★★★☆
コロンビア観光に役立つ本
「古代文明〜スペイン統治〜現代」までの中南米の歴史がわかりやすく書かれていて、小説感覚で読めます。

これを読んでおくだけで、町歩きが数倍楽しくなる。Kindleもあるので、南米周遊前、周遊中に読んでおきたい一冊です!
まとめ

ということで、キトからイピアレスまでのバス移動についてでした!
距離もそんなにないので、簡単に移動できそうですが、国境での手続きや、バスとタクシーの乗り継ぎなどで、地味に時間がかかるので、時間は長めに見積もっておいたほうが無難です。
僕も到着した日に、イピアレスで有名なラス・ラハス教会の夜景を見に行くつもりでしたが、予想以上に体力を消耗したため、この日はホテルで休みました。

次の記事では、イピアレスの歩き方について紹介します!