今回の記事は、南アフリカからの帰国に購入した航空券などについて!
これまでの記事で紹介してきたように、急遽、南アフリカから帰国しました。帰国時に空港で受けたPCR検査も無事に陰性。現在は、国からの指定で2週間の自己隔離生活を送っています。
南アの軟禁期間は75日。
この間に(正確にはロックダウン前から)、南アを脱出しようと、めちゃめちゃ試行錯誤しました。チケットを買ってはキャンセルされ、買ってはキャンセルされ、を繰り返し、心が折れかけるとともに、財布もドンドン軽くなる、、
返金もできるか不安だし、、辛かった、、
ということで、この記事では南アフリカ脱出に向けた試行錯誤について紹介します。
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INDEX
南アフリカ軟禁:現在までの経緯
これまでの経緯を簡単に記載しておきます。
- 3/14 ナミビアから陸路で南ア入国
- 3/18 レンタカー旅に出発
- 3/23 南ア内にあるレソト王国に入国直後、南アのロックダウン(3/27-)発表
- 3/24 レソト出国。南アの玄関口、ヨハネスブルグへ急行
- 3/26 フライトが無断でキャンセルされていた。0時を回り、ロックダウン開始
- 3/27 大使館紹介のプレトリアの宿に移動。軟禁生活開始
- 4/10 ロックダウンの2週間延長を発表
- 4/11 チャーター便運航の連絡
- 4/24 チャーター便運航
- 5/1 ロックダウン段階的解除開始(レベル4へ)
- 5/4 カタール航空の臨時便(ヨハネスブルグ発)運航発表
- 5/23 6月初旬のカタール便を購入
- 6/1 レベル3へ移行
- 6/3 6/6以降のカタール便全キャンセル
- 6/11 帰国
南ア帰国のために購入した航空券(合計13便)
南ア脱出のために購入したフライトは、合計でなんと13便!その内、実際に乗ることができたのは3便のみです!笑
総額で言えば、60万円ほど、、
通常であれば、「ヨハネスブルグ→東京」間の安い航空券であれば、5万円ほどで帰れるのに。とは言っても、この60万円が全て使われた訳ではなく、キャンセルされた分は、多くが一応帰ってきます。
なので、最終的に支払うことになるのは、実際に乗った3便の17万円くらいですね。以下が具体的な詳細です。
- ヨハネスブルグ→アブダビ→バンコク(3万円):キャンセル → 返金 or バウチャー
- ヨハネスブルグ→ロンドン→ジュネーブ(4万円):キャンセル → バウチャー
- ジュネーブ→モスクワ→東京(4万円):キャンセル → バウチャー
- ヨハネスブルグ→アディスアベバ(3万円):キャンセル → 返金 or バウチャー
- アディスアベバ→東京(15万円):キャンセル → 返金 or バウチャー
- ヨハネスブルグ→ドーハ→東京(15万円):キャンセル → 返金
- ヨハネスブルグ→フランクフルト(11万円):搭乗
- フランクフルト→ドーハ→東京(6万円):搭乗
実際に搭乗できたのは、7と8の3便のみ。それ以外は、いずれも直前でキャンセルされました、、
その総額は、44万円。この内、返金されることが決まっているのは、割と最近のカタール便(15万円)のみ。2と3は、バウチャーとして帰ってきます。バウチャーとは、今後の旅行で使える引換券のようなもの。使わなければ、紙屑です。
さらに、1、4、5に関して(総額21万円)は、まだ返金なのかバウチャーなのか、そもそも返金されるのかも未定です。4、5に関しては、最近ようやく、どちらかに落ち着くことが判明したのですが、それまではバウチャーすらない可能性がありました。
事情が事情なので仕方ありませんが、乗ってもいない航空券で、返金もないなんて、、あり得ない。僕らはかなり交渉して、なんとかなりましたが、交渉しなければ「返金なしです」のまま、連絡が来ないと思われます。
大体どこの会社も訴えれば、なんとかなりそうなので、根負けせずに頑張って見てください。上記のいくつかも最初は「NG」と言われましたが、最終的にはバウチャーか返金になるそうです。
有事の際は、航空会社からの直接購入がベスト
今回の騒動で一番大変だったのは、軟禁生活でも、脱出劇でも、航空券購入でもなく、キャンセル後の返金手続きです。マジでイライラしたし、本当に苦労しました、、
正直、何回か電話でキレました
というのも、ほとんどのチケットで、返金トラブルが発生したからです。
もちろん、向こうも大変なのはわかります。コロナのせいで、世界中のフライトが欠航。その後処理をしなければいけない、、おそらく内部は、めちゃめちゃブラック企業と化しているでしょう、、
でも、こっちもそれどころじゃない、、
何十万円も支払って、それがずっと宙を彷徨っている。「いつか帰ってくる」の保証があるなら良いです。そして、日本で生活できているなら。
でも、その保証もなく、いくつかの会社は「返金できない」と言ってる。
さらに、僕はまだ南アから出れていません。タイミングがあれば、また南ア脱出のチケットを買わなきゃいけない。その航空券は、決して安くないです。既に何十万円がフワフワした状態で、さらに10〜20万円のチケットを買うって、いかに恐ろしいか。
それが、またキャンセルされて、フワつく可能性も大いにある訳です(いや、実際に何度もなった)。
これらのほとんどが、代理店と航空会社間のコンタクト問題
ただし、こうしたトラブルは、ほとんどが代理店を通して航空券を購入した場合でした。
代理店を通すと、安く航空券を購入できる。Skyscannerなどで検索すると、最安値はほぼ100%代理店のチケットです。通常は、ここで購入して問題がない。
しかし、代理店を通して購入した場合、代理店にお金を支払い、そのお金を代理店が航空会社に支払い、そしてチケットが送られてくる、、という形になる。
なので、キャンセルされた時、代理店に返金をお願いしても、代理店は、航空会社から返金されない限り、返金手続きができません。当たり前っちゃ当たり前ですよね、、なので、いつも返答は「航空会社と連絡を取っています、、もう少し待って、、」となる。
航空会社も忙しいので、世界中に何千とある代理店ひとつひとつに対応していられない、、時間がかかる訳です、、
航空会社から直接購入した場合は、即時対応
一方で、カタール航空や、ブリティッシュエアウェイズなど、航空会社から直接購入したチケットに関しては、キャンセルの連絡とほぼ同時に、返金もしくは、バウチャー発行されました。
それは間に代理店などを通していないから、手続きが簡単なためだと思います。
こういうコロナでどうなるかわからない時は、少し高くても、航空会社から直接買うか、別途料金を支払って返金保証のあるチケットを購入することをオススメします。
まとめ
ということで、南アフリカ脱出に購入した航空券についてでした!
いや、本当に大変だった、、南アにいた時は、本当に毎日返金手続きが気が気でなかった。ようやく、少しずつ返金の対応が見えてきたことに加え、日本に帰国できたことで、気持ちは落ち着きました。
とは言え、まだ返金されていない部分も多くあるので、気にしておかなければいけませんが、、次は、いかにバウチャーを使うかも考えなきゃいけない、、
See you!
Always think easy, go easy.