今回の記事は、パレスチナのジェリコの歩き方について!
アルメニア、ジョージア、トルコ、イスラエル周遊を終え、パレスチナにやってきました!
エルサレム観光後にベツレヘム、ヘブロンを周遊し、次はジェリコへ向かいます!
ジェリコといえば、聖書に出てくる「ジェリコの戦い」が起きた場所。また、世界最古の町。世界で最も低い場所にある町。イエスが修行をした町。
これだけの要素があるんです!ただ、観光客はほとんど訪れない。確かに、興味がなければスキップして良いかも、、それでも、聖書にも出てくるイエスが修行し、悪魔と戦った「誘惑の山」は必見です!
ということで、この記事ではジェリコについて紹介します!
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ジェリコとは
ジェリコはパレスチナ東部、死海の西側にある町で、世界で最も標高の低い町。その標高はなんと、マイナス250m。
さらに、ジェリコは紀元前8000年頃には、人の住む集落が誕生しており、「世界最古の町」と呼ばれています。そのため、聖書でもよく出てくる。モーセの後継者であるヨシュアによる「ジェリコの戦い」が有名です。さらに、クレオパトラが所有していたことでも有名。
また、ジェリコはキリスト教の聖地でもある。聖書には、イエスが洞窟で修行を行い、その際に悪魔と戦ったストーリーがあるのですが、その「誘惑の山」がジェリコにあります。ジェリコで一番の観光スポット。
小さくて少し寂しい町なのですが、これだけの要素が詰まっている!
ジェリコへの行き方
ベツレヘムからジェリコへの行き方を、以下の記事で紹介しています。
以下、ジェリコの観光スポットと、その歩き方を紹介します!
誘惑の山
誘惑の山は、イエスが洞窟で修行をした際に、悪魔と戦い打ち勝ったという聖書のストーリーの場所。
40日間の断食修行をするイエスに、悪魔は「お前は神ならば、そこにある石をパンに変えて空腹を満たせ」と言います。そこでイエスは、「人はパンだけで生きるのではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きる」と、言ったとされています。
誘惑の山へは、町から少しだけ歩き、坂道を登る必要があるのですが、市内からロープウェーで行くこともできる。
ロープウェーは、テル・アッスルターンの麓から出ています。
僕は徒歩で向かいました。ロープウェーを降りた場所からも、少しだけ階段を登ります。
誘惑の山への入場料は無料。中には修道院があります。
山を切り抜いて作った修道院。奥には、イエスが断食修行をした場所があって、入ることができます。写真撮影は禁止なので、写真はありません。
バルコニーのような場所から外に出ることができて、そこから誘惑の山に空いた穴を見ることができる。この穴は、ビザンツ帝国時代の修行僧が、イエスと同じように穴を掘って、その中で断食修行をした場所だそう。
ザアカイの木
ザアカイの木は、ジェリコの町中にある普通のイチジクの木。この木は、新約聖書で出てくる伝説の木。
ジェリコの税金取り立て人であったザアカイは、市民から法外な税金を取り立てる悪徳な人間でした。ジェリコにイエスが来た際、背の低いザアカイは、イエスを一目見ようと、この「ザアカイの木」に登る。
すると、イエスはザアカイに「降りて来なさい。今日はあなたの家に泊まりますよ」と、声をかける。
喜んでイエスと一夜を過ごしたザアカイは、財産よりも大事なものがあると知り、罪を悔い、財産の半分を貧しい人に譲ることをイエスに誓ったそう。
テル・アッスルターン
テル・アッスルターンは、「古代ジェリコ」とも呼ばれる世界最古の町の遺跡。
その歴史はなんと1万年!「中国四千年の歴史」などと言いますが、そのはるか六千年前からこの地には人が住んでいたんです。
遺跡の入場料は大人で10シェケル(310円)。結構安い。
全然整備されていないし、観光客も少ない。
説明も少ないですが、それぞれの時代の遺跡を見ることができる。
ジェリコは1万年前から人が住み始め、1000〜2000年おきに栄光と衰退を繰り返して来ました。そのため、異なる時代の遺跡が、ミルフィーユ状になって見ることができる。
観光客も少ないので、オススメスポットです。
まとめ
ということで、パレスチナのジェリコについてでした!
あまり人気の観光地ではないですが、そこそこ見所がある町、ジェリコ。時間のある人は訪れてみると良いと思います。
次の記事では、ジェリコからラマッラーへの移動方法について紹介します!
- パレスチナ周遊まとめ記事
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- ベツレヘムの歩き方
- ベツレヘムの聖地
- バンクシーアート探し
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- イスラエルの歩き方(番外編)
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