
今回の記事は、カイロでのマラリアの薬の入手方法について!
大満喫のエジプト周遊。
エジプトの楽園、ダハブを満喫し、アスワンのアブシンベル神殿、古代エジプトの首都ルクソール、紅海沿いのリゾート地ハルガダ(フルガダ)を観光した後は、カイロへ戻ってきました。
アフリカを縦断するバックパッカーにおいて、エジプトのカイロはその出発地点。カイロから陸路で南下して、スーダン、エチオピア、ケニア 、、と抜けていくのが人気。
アフリカを南下するにあたって、注意しなくてはいけないこと。それは「マラリア対策」です。エジプト以南では、マラリアを伝染する蚊がいる地域になってきます。感染を防ぐために、事前に対策を打っておく必要がある。
カイロには、このマラリアの予防薬を数週間分のみ、無料で配布している場所があり、旅行者でも貰うことができる。実際に僕も貰ってきました。
ということで、この記事ではカイロでのマラリアの予防薬の入手方法について紹介します!
ブログランキングに参加しています。
上の「世界一周」ボタンがクリックされるとランキングが上がります。
励みになるので、ご協力ください!:D
マラリアとは

マラリアは、蚊によって媒介される感染症。
誰でも一度は名前を聞いた事があるのではないでしょうか。アフリカや東南アジア、中南米などを中心に毎年多くの死者を出している病気です。

アフリカでも感染者は多い。写真の黄色の地域、特に赤の地域に行く予定の人は、注意が必要です。全世界での死者の数はなんと毎年45万人。感染者数で言えば、毎年2億人以上です。
しかし、2億人が感染する一方で、死者は意外と少ない。

死者が少ない理由は、マラリアは予防も治療も可能な病気だからです。しかも、予防としては、薬を飲めば良い。もちろん、蚊に刺されないように、夜は蚊帳を使ったり、虫除けスプレーを使うことも大事ですが。
カイロでマラリアの予防薬が無料でもらえる!

上述のように、マラリアには予防薬が存在します。定期的に服用する必要があるのですが、これを飲んでおけば、マラリアに感染する可能性は格段に低くなるそうです。
できれば、マラリアを媒介する蚊のいる国に入る前に確保しておくのがベストです。僕のように、エジプトから南下する場合、エジプトでゲットしておきたい。そういう人も多いと思います。
そんな方に朗報!なんと、エジプトのカイロでは、マラリアの予防薬を2週間分、無料で配布している場所があります!なんと、外国人でもOK!
具体的にはここです。日本でいう保健所のような場所。グーグルマップで「Ministry of Health – Family Planning」 と調べると出てきます。
実際に行ってみた

こんな感じの建物です。デザインが独特なので、すぐにわかるかと。

この入り口を入ると、すぐ右手に受付があるので、「マラリアの薬が欲しい」と言うと「奥に行け」と。セキュリティーをくぐって、奥に進みます。

まっすぐ進み、中庭を通って、突き当たりを左に曲がります。多分、少し迷うかもしれません。

角を左に曲がると、正面にこんな感じの建物が出てきます。ここの4階にあります。

階段を登って、こんな感じの廊下に入っていく。

人っ気がないかもしれませんが、こんな感じのマラリアの説明をしたポスターが貼ってある扉をノックしてみましょう。

中に入ると、かなり可愛い女の方が話を聞いてくれました。30分ほどでマラリアの予防薬ゲットです。
20錠くれました。さらに、その際に丁寧に飲み方や、説明を書いてくれた。内容は以下です。
- マラリアのリスクのある国の中では、1日1錠を毎日飲む
- 入国前、3日前から飲み始める
- 出国後も、2週間飲み続ける
かなり厳しいです。そして、20錠しかないので、上記のルールを守るためには、まず足りません。薬は薬局でも買えるので、追加は自分で買う必要がありそうです。ルール通り、毎日飲んでいる人には出会ったことがありませんが、、
(注意)予防薬を貰うには、持参するべき物がある!
- パスポート
- マラリアの感染リスクのある国へ行く証明
※どちらもコピーを持っていくのが望ましい
マラリアの予防薬を貰うためには、必要な持ち物があります。それが上記のもの。パスポートと、マラリアの感染リスクのある国へ行く証明です。具体的にはフライトチケットや、ビザなどです。
また、パスポートも証明書もコピーを持っていく方が良いです。僕たちもコピーを求められて、「ない」と言ったら、建物内でコピー機探しの旅に出させられました。結果、見つからずOKしてくれましたが。
(注意)副作用もある

マラリアの予防薬には、副作用があることも有名です。よく言われるのは、「悪夢を見るようになる」と言うもの。また、頭痛なども聞きます。なので、アフリカ周遊中に、多くの方に予防薬の話を聞くと「毎日飲んでいる」という人は一人もいませんでした。
また、予防薬には、カイロで貰える薬のように毎日飲むタイプと、2週間に1回飲むタイプなど、色々とあるようです。2週間に1回の方がペースは少なくて良さそうですが、その分副作用も強いよう。
副作用があっても、マラリアにかかるよりは良いのかもしれませんが、そこは個人で責任を持って考える必要があります。上述のように、虫除けスプレーやクリームをしっかり使ったり、蚊帳などを用意するのも重要です。
まとめ

ということで、カイロでマラリアの予防薬をゲットする方法についてでした!
アフリカを縦断するには、マラリアなど、病気の予防も重要です。予防薬で対策できるものもあるので、事前に準備することをお忘れなく。

次の記事では、エジプト周遊のまとめ記事について紹介します!
- エジプト周遊まとめ記事
- ダハブ
- カイロ
- ギザの三大ピラミッド
- ピラミッドとは?
- エジプト考古学博物館
- マラリアの予防薬 ←現在の記事
- ドル両替できる場所
- アスワン
- ルクソール
- 移動
- その他
- コーカサス/中東周遊まとめ記事