
今回の記事は、エジプトのビザ事情について!
念願のコーカサス/中東周遊。
アルメニア、ジョージア、トルコ、イスラエル、パレスチナ、ヨルダン周遊を終え、ペトラ遺跡からエジプトに抜けます。
これまで、ほとんどの国でビザが必要でなかったのですが、エジプトではビザが必要。久しぶりにビザ事情を調べなくてはいけない。と言っても、エジプトにはアライバルビザがあって、事前手続きも必要ないので、結構このアライバルで入る人が多い。
ただ、僕のようにヨルダンやイスラエルからエジプトに抜ける場合は少し考える必要があり、僕はオンラインビザを取得しました。
ビザの申請が終わって、エジプト滞在を考え始めた時「あれ、エジプト結構見どころあるぞ」ということに気がつきます。そこで、ビザで滞在できる日数が気になり出す。
エジプトの一般的な観光ビザは30日間有効。十分ですが、僕はこれを超える可能性があった。そこで調べてみると、シナイ半島に滞在した場合、最長で44日間滞在できる可能性が出てきました。
しかし、ここも結構ややこしい。結論を言うと「確実な答えは分からない」です。エジプトでは何もかも不確か。ただ、僕はビザの延長も何もせずに33日、僕の友達は同様に43日滞在しましたが、問題なく出国できました。
ということで、この記事ではエジプトのビザ事情について紹介します!
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INDEX
エジプトのビザ事情

エジプトは、観光目的であってもビザの取得が義務付けられています。2020年現在、エジプトのビザの取り方は以下の二つが一般的。
- アライバルビザ
- オンラインビザ
アライバルビザは空港や国境で申請して、その場で取るというもの。一方で、オンラインビザは事前にオンラインで申請しておくというもの。
エジプトでは簡単にアライバルビザを取ることができるため、オンラインビザが利用されるケースは低いのですが、上述のように、ヨルダンやイスラエルから入国する場合は、オンラインビザがオススメです。
詳しくは以下の記事を参考にしてください。
エジプトの滞在可能日数
2020年現在、エジプトのビザの詳細は、こんな感じ。
- ビザ料金:25ドル(シングル)
- 滞在可能日数:30日
つまり、エジプト滞在可能日数は30日です。
これ以上滞在したい場合は、有料でビザ延長も可能。ビザの延長は、カイロやシャルムエルシェイクなどの限られた町でしかできない。さらに、1ヶ月でも半年でも料金が変わらないんだとか。

シナイ半島に滞在すると、ビザが2週間無料になる?

エジプトには、中東とアフリカをつなぐ部分に、シナイ半島という場所がある。ここには、日本人にも人気のリゾート地ダハブがあって、かなり有名。
また、モーセが十戒を授かったシナイ山がある半島としても知られています。

真偽はよくわかりません。例えば、イスラエルやヨルダンからシナイ半島に入ったり、飛行機で直接シャルム得るなどに入った場合、「シナイ半島から出ません」と言えば、アライバルビザを取らなくても良いことに。
実際に、そうしたことがある人もいるようでした。ブログ情報より。そのあとに、カイロなどへ行く場合は、その前にエジプトのビザを取れば良いと。
つまり、まとめるとこんな感じ。
- シナイ半島しか行かない&2週間以内の滞在
→ビザなしでOK(っぽい)
- シナイ半島から入って、その後にカイロに行く
→ビザなしで入って、カイロに行く前にビザ申請
仮に、2つ目のビザなしで入ってから、その後にビザ申請をする場合、シナイ半島ではシャルムエルシェイクでしかできないそうです。ダハブから片道2〜3時間。

2020年現在の状況:シナイ半島関係なく、45日までいける?

僕は、最初から30日以上滞在する予定でした。しかも、イスラエルから陸路で入るので、シナイ半島から入ります。つまり、上述のシナイ半島2週間ビザ無料が適用されます。
しかし、入る前は真偽がわからない。しかも、僕の場合はオンラインビザ。
国境で「オンラインビザ持ってます!でも、シナイ半島しか行かないから、ビザスタートしないで!」って言う事ができるのか。それができたとして、シナイ半島からカイロに行く際、どうやって「ビザスタート」をさせるのか?
調べても、エジプト人に聞いても、オフィスに電話をかけてもわからないと。それだけ、エジプトのシステムはややこしくて、変わりやすい。

結論をまとめると、こんな感じでした。
- そもそも国境で「45日OKね!」と言われた
- ダハブからカイロに行くバスで、パスポートチェックはなかった
- ビザの延長もせずに、33日間滞在できた(出国時お咎めなし)
- 友達は43日間滞在しても問題なし(シナイ半島in)
- カイロinの友達も、30日以上滞在して問題なかった
国境で「45日OKね!」と言われた
「オンラインビザを持ってます」と言って、ターバの国境で手続きをすると「45日間有効です」と言われました。「え?」と思って、何回も確認したけど、OKとのこと。
ただ、エジプトのイミグレは悪名高く、ちゃんと入国手続きが完了してないまま入国させられて、出国時にトラブったと言う話も聞いたことがあります。
だから、出国までヒヤヒヤしていた、、
ダハブからカイロに行くバスで、パスポートチェックはなかった
次に、ダハブ→カイロ間のバスでパスポートチェックがありませんでした。
昔はあったようで、この時にエジプトのビザがないと、途中で下車させられると。実際に降ろされた人のブログを読んだことがあります。
つまり、これは「昔はシナイ半島のみならビザがいらなかった」を実証していることだと思います。

そのため「45日間OK」って言われたんじゃないかと。
また、後述しますが、カイロから入った僕の友人も、延長なしで33日間滞在しましたが、問題なく出国できました。カイロから入った後、パスポートチェックは受けていないので、「シナイ半島に行ったかどうか」はわからないはずです。
ビザの延長もせずに33日間、僕の友達は43日間滞在できた
僕も僕の友達も、ビザの延長をせずに30日以上滞在することができました。二人ともシナイ半島からエジプトinしています。
つまり、これだけを見ると「シナイ半島から入ったから、2週間多めに見てくれた」可能性もあります。
カイロinの友達も、30日以上滞在して問題なかった
僕の他の友人はカイロからエジプトに入ったのですが、30日以上滞在してもお咎めなしでした。エジプト国内で、ダハブにも入っているのですが、その際にパスポートの提示は一切していないので、シナイ半島に入ったかどうかは、わかりません。
しかし、30日以上滞在できたということは「誰でも、どこから入っても45日まで滞在可能」というのが、2020年現在の状況かなと思います。
まとめ

ということで、エジプトのビザ事情についてでした!
エジプトのビザは上述のように本当にややこしい、、
30日以上滞在しない場合は問題ありませんが、30日を超える場合は考える必要がある。45日以上滞在予定の方は、確実にビザ延長が必要になるので、最初から延長するつもりでいれば良いですが、僕のように、30〜45日以内の場合はややこしかった、、
実際はどうなのか、確かな答えは見つけられませんでしたが、「カイロから入っても、シナイ半島から入っても、ビザ延長なしで、33日以上43日以下まで滞在してもOKでした」というのが、2020年の僕の体験談から言えるところです。
もちろん、担当者による違いもあるかもしれませんし、そうでなくてもエジプトは、システムが予告なしにすぐ変わるので、不確かですが、、
一番良いのは、入国時にボーダーで確認してみること。それも信用できませんが、、エジプト、、嫌だ。笑

次の記事では、ヨルダンのペトラ遺跡について紹介します!