今回の記事はエジプト周遊の総まとめについて!
バルカン半島/東欧周遊を終え、ウクライナから飛行機でアルメニアに入国。
いよいよコーカサス/中東周遊が始まりました。アルメニア、ジョージア、トルコ、イスラエル、パレスチナ、ヨルダンの後はエジプト。エジプトはアフリカ大陸に属しているのですが、文化的な分け方から、僕は中東と区分しています。
エジプトと言えば、誰もが知る歴史の国。日本から遥か遠くの国にも関わらず、ピラミッド、スフィンクス 、ツタンカーメン、ラムセス2世、、などエジプトの歴史を聞いたことがない人はいない。国内の至る所に、超一級レベルの遺産が溢れています。
周遊期間は31日間。その中で、バックパッカーの沈没地、ダハブには13日もいました、、笑
ということで、31日間の中で僕が実際に訪れた町や、ルート、実際にかかった費用など、エジプト周遊のまとめ情報を紹介していきます!
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INDEX
エジプト周遊ルート
僕がエジプトで回ったルートは、上記の写真の通り。
ヨルダンのペトラからエイラット(イスラエル)を経由して、陸路でエジプトに入国。ダハブへ。ダハブで2週間ほど沈没した後、カイロ経由でアスワン、ルクソール、ハルガダと南エジプトを周遊して、カイロに戻ってきました。
カイロ観光後は、飛行機でケニアのナイロビへ。エジプトの滞在期間は31日間。
エジプトの前にいたイスラエルの物価が鬼のように高く、ダハブに逃げてきたような形。やっぱり物価って大事ですね、、イスラエルも楽しかったけど、、
物価だけでなく、エジプトと言えば歴史の国。歴史好きの僕にとって天国のような場所。本当に楽しかった、、
- ダハブ
- アスワン
- アブシンベル
- ルクソール
- ハルガダ
- カイロ
エジプトのオススメ観光地
ギザの三大ピラミッド(カイロ)
世界で一番有名な建物「ギザのピラミッド」は、エジプトの首都カイロにあります。
誰もが一度は行ってみたいと思う場所だと思います。僕はこれまで80ヵ国近く旅をしてきましたが、間違いなく数本の指に入るくらいの感動がありました。本当に行ってよかった。
また、追加料金を支払えば、ピラミッドの中にも入ることができます。一生に一度の経験を楽しんでください。
エジプト考古学博物館(カイロ)
次にオススメするのは、同じくカイロにある「エジプト考古学博物館」。歴史の国、エジプトのすべてが詰まった博物館です。ここに行かず、エジプトは語れません。
エジプト考古学博物館の目玉は、なんと言っても「ツタンカーメンの黄金のマスク」。あの有名なファラオのマスクをここで見ることができます。また、ラムセス2世など、多くのファラオのミイラも安置されています。
さらにはピラミッドの頂点に置かれていたと考えられているキャップストーンも。こんなに価値のあるもの達が、所狭しと展示されている。必見の場所です。
ルクソール
ルクソールはかつて、テーベと呼ばれ、新王国時代の首都を担っていました。
そのため、この町には、後述する「王家の谷」に始まり、ルクソール神殿やカルナック神殿など、重要な遺跡が沢山あります。南部エジプトのハイライトと言える町です。
また、ナイル川沿いにあるルクソールの夕日は世界一美しいとも言われています。見所も多いので、ゆっくりと滞在してみることをオススメします。
王家の谷
王家の谷は、エジプト中部の町、ルクソールに位置する世界遺産。
王家の谷には、この新王国時代の王の墓が密集しています。その数なんと、王墓だけで24。王妃や、他の貴族の墓を合わせると、64にも及ぶとのこと。
王の墓の内部には入ることもできる。
全面に施されたレリーフや、ヒエログリフは圧巻です。
さらに、王家の墓には、あのツタンカーメンの墓もあります。しかも、その内部には、ツタンカーメン本人のミイラもある。ほとんどの王のミイラは、カイロの博物館にあるのですが、ツタンカーメンだけはここ。是非、訪れておきたい。
アブシンベル神殿/アスワン
アブシンベル神殿は、エジプト南部、スーダンとの国境付近に位置する古代エジプトの遺跡。
作ったのは、今から3300年ほど前のファラオ、ラムセス2世。歴代ファラオの中でも有名なファラオの一人なので、名前を聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。
ラムセス2世は、自己顕示欲がとにかく高く、エジプト国内の至る所に、自らの銅像を残しています。写真のアブシンベル神殿に写っている4体ともラムセス2世です。
内部も必見です。
中でも注目して欲しいのが、この石版。ヒエログリフがびっしり書き込まれている。内容は、ヒッタイトとの戦争について。実はこれ、ヒッタイトとの戦争後、両者の王の間で交わした条約書。「世界最古の講和条約」と言われています。
ダハブ
ダハブは、エジプトのシナイ半島にある紅海に面したリゾート地。
リゾートであるにも関わらず、物価が安く、快適ということで、バックパッカーにも人気。「沈没地」として、知らないバックパッカーはいないくらい。
ダハブは何もせずに沈没する人も多いですが、実はダイビングライセンスが格安で取れることでも有名。半分くらいはダイビング目的で滞在しています。
格安で取れるだけでなく、近くには絶好のダイブスポットがいくつもあります。ダイビングしない人(僕のように、、)でも、シュノーケリングで楽しむことも可能です。
さらに、お洒落で快適なカフェが沢山あるところも魅力の一つ。しかも、安い。僕はブログを書くので、多くの時間をカフェなどで費やしていました。疲れたら漫画を読んだり、海に入ったり。
そして、ダハブには美味しい料理屋も多い。そして安い。さらに、なんと日本食もある、、完全に胃袋を掴まれました。居心地が良すぎて、僕は2週間ほど滞在、、
エジプトの物価
エジプトの物価は、これまで80ヶ国程世界を周ってきた中でも、安めです。めちゃめちゃ安いわけではないですが、基本的には安い。
エジプトの滞在費用
使った金額 | 1日平均 | |
食費 | 26,283円 | 848円 |
宿泊費 | 21,580円 | 696円 |
移動費 | 12,949円 | 418円 |
観光費 | 9,622円 | 310円 |
その他(ビザ、SIMなど) | 8,558円 | 276円 |
合計 | 78,992円 | 2,548円 |
31日間のエジプト滞在で、使用したのは7.9万円ほど。1日の平均は2,548円でした。
ダハブに13日間沈没したおかげもありますが、かなり安めに抑えられたと思います。と言っても、ダハブでは毎晩のように日本食を食べていて、食費はかさみましたが、、
基本的には何でも安いエジプトですが、観光費だけは結構かさみます。しかし、エジプトまで来て、観光費をケチる!などと言うことはできない(むしろ、どこも払うだけの価値がある)ので、ここは仕方がない。物価のイメージはペルーに近いですね。
宿泊費や、移動費はかなり安めです。エジプトでは入国税(25ドル)がかかるのが注意。イスラエルから陸路で入る場合は、さらに400ポンド(2400円程)かかります。
エジプトのビザ
2020年現在、エジプトのビザの取り方は以下の二つが一般的。
- アライバルビザ
- オンラインビザ
アライバルビザは空港や国境で申請して、その場で取るというもの。一方で、オンラインビザは事前にオンラインで申請しておくというもの。
エジプトでは簡単にアライバルビザを取ることができるため、オンラインビザが利用されるケースは低い。しかし、オンラインビザが大活躍するタイミングが一つだけあります。それが、ヨルダンや、イスラエルからエジプトに入る時。
ヨルダンからエジプトに入る際、フェリーで入国する方法も人気なのですが、オンラインビザがある2020年現在、イスラエル経由でエジプトに入る方が、時間的にもコスト的にも有利です。
しかし、イスラエルを経由する際にネックなのが、「イスラエル/エジプト国境ではアライバルビザが取りにくい、しかも高い」というところでした。これを解消する方法がオンラインビザです。事前にオンラインビザを申請しておけば、ヨルダンから、またはイスラエルから簡単に、さらにお得にエジプトに入ることができます。
また、シナイ半島だけであれば、2週間ビザなしで入ることができると言う話もあります。
エジプトのSIM事情
エジプトでは、vodafone(ボーダフォン)が最大手。
vodafoneのショップはエジプト全土にあって、どこでもパスポートさえあればすぐにゲットできます。僕は、ダハブで購入しました。
- 会社:vodafone
- 購入プラン:7GB/4週間、180ポンド(1200円)
ルート、バス移動情報
ここでは、各都市間の移動についてまとめています。
ペトラ(ヨルダン)
↓ バス移動
ダハブ
↓ バス移動
カイロ
↓ 夜行列車移動
アスワン
アブシンベル
アスワン
↓ バス移動
ルクソール
↓ バス移動
ハルガダ
↓ バス移動
カイロ
↓ 飛行機移動
ナイロビ(ケニア)
※ヨルダンのペトラからダハブに抜けるルートは、ややこしく、少し前まではフェリーでの移動が主流でした。しかし、オンラインビザのある今、陸路での移動がオススメ。安くて早いです。
エジプト観光に役立つ本
まとめ
ということで、エジプト周遊のまとめについてでした!
世界一の観光立国と言っても過言ではないエジプト。本当に、一つ一つの遺跡の規模が全然違う。とにかく、圧巻です。もう既に、もう一度行きたくなっている。物価が安いのも嬉しいですね。
See you!
Always think easy, go easy.