本当に何もない街、プエルトモントの楽しみ方【2018年版】

チリ

Shozza
ハロー!パタゴニアでトレッキング三昧のShozza(@shozzatrip)です!

今回の記事は、チリのプエルトモントについて!

パタゴニアをバスで移動するバックパッカーにとって、一度は聞いたことがあるであろう、チリ南部の都市プエルトモント。

というのも、チリからパタゴニアへ抜ける際の経由地となる町なのです。僕もチリ中部の温泉町、プコンを後にし、パタゴニアへ抜けるべくこのプエルトモントへやってきました。しかし、この街には目立った観光地があまりない。

ということで、この記事では何もないプエルトモントをそこそこ楽しむ方法について紹介します!

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プエルトモント(Puerto Montt)とは

プエルトモント(Puerto Montt)は、チリ南部、北部パタゴニアに位置する港街で、サーモンの養殖で栄えています。

この街、特に見所がないにも関わらず、バックパッカーにとっては、多くの人が訪れる有名な街。その理由は、イントロで述べたように、チリからアルゼンチンに抜ける際の、拠点となる街だからです。

アルゼンチン〜チリ間を陸路で移動する場合、アコンカグアで有名な「サンティアゴ〜メンドーサ間」、またはパタゴニアのスタート地点として「プエルトモント〜バリローチェ間」が人気です。

更には、少し大変ですが、綺麗な景色が見れるとして有名な、チリ側での国境越え(国道7号線)をした場合の経由地点にもなります。または、プエルトモントから更に南に位置する、チロエ島観光の拠点に訪れる場合もあります。

以上述べたように、数々の理由があって、この街を訪れる観光客は多いのです。

が、しかし!

この街、本当に見所が少ない、いやほぼないのです、、

「と言っても、行ってみたら結構楽しめることがあるじゃん、いつも」って思っていた僕にとっても、さすがにここは本当に何もなかった。

しかも天気も悪くて、テンションも上がらない。更には、宿代がかつてないくらい高い!

大体サンティアゴなどの大都市では、ドミトリーで10ドルしないくらいなのに対し、プエルトモントでは大体2倍ほど。一番安くて17ドルくらいでした。

何も見るものがないのに、この値段はキツイ、、

しかし、色々と理由があってここで2泊も滞在。その時に訪れた場所をいくつか紹介したいと思います!

 

プエルトモントの見所

アンヘルモ市場(Mercado Típico Caleta de Angelmó)

プエルトモントの唯一の観光地が、アンヘルモ市場です。

サーモンの養殖で有名な港町と言うだけあって、かなり活気のある大きな市場です。正直、サンティアゴや他の街でも市場を見てきた僕は、そんなに期待していませんでしたが、結構楽しめました。

と言うのも、サンティアゴよりも断然安くて美味しい!

ウニもその場で剥いてパック詰めしているので、新鮮そのもの!

このウニ一杯のパックで、600円程。激安です。

このパックを買って持って帰るだけでなく、その場で調味料や薬味をかけて、たいらげると言う贅沢喰いも人気です。

さすがに一人で全部は食えないなと思って断念しましたが、食べたかった、、

お店に入らず、比較的リーズナブに食べ歩きしたい人には、「セビーチェ」がオススメです!たっぷりの魚介をお酢漬けにし、調味料をかけまくったもの。このボリュームでなんと150円程。

サーモンだけでなく、ウニや貝、他の魚介類など、種類も豊富で見ているだけでも楽しい。

市場の中だけでなく、外にも露店が広がっていて、中々広い。魚介だけでなく、野菜やチーズ、お肉等も売っていて、地元民のスーパー的な存在です。

また、漁船も港についていて、その上でも競りやお店が広がっています。

美味しそうなカニも大量!

そして面白いのが、更にその奥。市場の奥にちょっとしたビーチのようなスペースが広がっているのですが、そこに人だかりが。

なんだなんだと覗いてみると、そこには大量のアザラシが。

ニュージーランドで、これでもかって程見たので、そんなに物珍しくはありませんでしたが、市場のおっちゃん達が食べ残しの魚介類を放りなげるので、アザラシ達は元気一杯。

更にアザラシの隙をついて、海鳥が横取りしようと伺っている様子も面白い。

漁船のこんなに近くで優雅に寝ています。

かわええ、、

なんとか餌にありつけた海鳥。

余談ですが、街からアンヘルモ市場に行く道のりには、お土産屋さんが沢山あって、その建物も可愛いので楽しめます。

 

Meli Pulli

正直、ここは何なのかわかりませんが、宿泊していたホステルのおばちゃんが、「魚介を食べるなら、アンヘルモ市場よりも安くてオススメだよ!」と言うので、初日に訪れてみました。

場所は街の中心付近にあるので、行きやすいです。

そんなに広くない区画に、可愛い古い建物が立ち並び、工芸品やお土産、レストランが広がっています。知らなければ、通り過ぎてしまうような場所にありますが、暇であれば時間は潰せます。笑

 

お店の人たちもみんなフレンドリーで、雰囲気はめちゃめちゃ良い。

更に中には、小さな市場的な場所もあります。お土産屋の優しいおっちゃんに、安くて美味しいレストランを教えてもらって、夕食。久しぶりの外食です。

これで600円くらい。決して安くはないけど、市場で食べるよりは安いみたいです。味は普通でした。

 

街歩き

プエルトモントの街は、実はめちゃめちゃ可愛い。

更に南のチロエ島で有名な、この鱗のような板を壁に貼り付けたスタイルの家が、プエルトモントでもみることができます。

街中の家がこのスタイルで、色も様々で面白い。

食べ歩きもよし(ざつさ)

猫もかわいい(かんけえねえ)

 

テングロ島(Tenglo island)

プエルトモンの目の前、フェリーで2分ほどで着く距離にある小さな島が、テングロ島です。写真の奥に見える陸地です。

この島に行くフェリーはしょっちゅう出ていて、料金も片道50円程と激安。

この島の何が良いかと言うと、プエルトモントの街の全体を見渡せる高台があると言うこと。更に天気が良いと、街の奥にオソルノ山がドーンと見えるとのこと。

しかし、まあ僕は行ってませんがね(おい!)

行こうと思っていたんですが、天気が悪くて、、

 

プエルトモントでオススメの安宿

プエルトモントでオススメの宿は、Old Houseです!

ここは、宿というよりもホームステイしているような感じ。ママがとても面倒見が良くて可愛い。宿自体はそんなにクオリティーが高くないのですが、アットホーム過ぎて最高でした!

他の宿に比べると安めですが、それでも高い。パタゴニア価格。1泊1900円。

宿の詳細

  • 料金:★☆☆☆☆
  • ロケーション:★★★☆☆
  • 清潔さ:★★★☆☆

  • 雰囲気:★★★★★
  • シャワー:★★★★☆
  • WiFi:★★★☆☆

 

チリ観光に役立つ本

「古代文明〜スペイン統治〜現代」までの中南米の歴史がわかりやすく書かれていて、小説感覚で読めます。

これを読んでおくだけで、町歩きが数倍楽しくなる。Kindleもあるので、南米周遊前、周遊中に読んでおきたい一冊です!

 

まとめ

ということで、チリのプエルトモントについてでした!

見所は多くありませんが、アンヘルモ市場でのセビーチェを始め、海鮮はオススメです!

次は、いよいよパタゴニアへ入るべく、アルゼンチンの都市、バリローチェへ向かいます!

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