今回の記事は、パタゴニアの「トーレス・デル・パイネ国立公園」について!
パタゴニア観光のハイライトの1つであるパイネ国立公園。これまた、ハイライトの一つ、ペリトモレノ氷河の観光を終えた後に向かったのが、このパイネ国立公園でした。
このパイネ国立公園はキャンプや山小屋泊をし、数日かけてのトレッキングが有名ですが、僕は有名なトーレス・デル・パイネだけを見る日帰りトレッキングで行きました。
ということで、この記事ではトーレス・デル・パイネの日帰りトレッキングについて紹介します!
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INDEX
トーレス・デル・パイネ国立公園とは
トーレス・デル・パイネ国立公園は、チリ南部に位置する国立公園で、パタゴニア観光のハイライトの一つです。
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その理由がコレ!!
国立公園の名前にもなっている「トーレス・デル・パイネ」です。意味は「パイネの塔」。この美しい3本の塔を見るために、世界中からトレッカーを呼び寄せています。
トレッキングコースは沢山!
トーレス・デル・パイネ国立公園内にはトレッキングコースが沢山あります。一般的には以下の3つが有名です。
- 日帰り(トーレス・デル・パイネ(☆)だけを見に行く)
- Wルート(青の点線):4〜5日
- Oルート (赤の実線):7〜8日
トーレス・デル・パイネを見るだけであれば、日帰りも可能ですが、それ以外にも見所は沢山!
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そうした見所を見て回るのに、Wルート、Oルートが人気です。それぞれ、キャンプサイト、または山小屋に宿泊して、周ることになります。
キャンプサイト&山小屋は予約が必須!
山小屋とキャンプサイトは予約が必須です!しかも、ハイシーズンは大人気で、コレが常に満席状態!
もちろん日帰りトレッキングの場合は予約は必要ありませんが、WやOに挑戦したい!と思っている方は、早めに予約しましょう。予約はオンラインで可能です。
予約サイトは、それぞれの山小屋、キャンプサイトによって2種類あり、ルート&泊まる山小屋を決め、両サイトから予約する必要があります。
入山料がかかる!
パイネ国立公園に入るには、日帰りだろうが、数日キャンプしようが、入山料を払う必要があります。料金は21000チリペソ(3300円)。
トーレス・デル・パイネ国立公園への行き方
はい。実は、同じパタゴニアの人気トレッキングスポット、フィッツロイは簡単にトレッキングに行けるのに対し、パイネは行くのが大変なんです。
実は、拠点となる町から、片道2時間かけて行く必要があるのです(しかもバス代も高い)。
パイネの拠点となる町は、プエルトナタレスという小さな、何もない町。しかも、パイネまでバスで2時間もかかる。それでよくも「拠点」と言えるなというような距離。
町からパイネまで行くには、市内にあるバスターミナルで往復、または片道のバスチケットを購入し、バスで向かいます。
バスターミナルには、沢山の同様のバス会社があるので、前日予約でも大丈夫だと思います(ハイシーズンでも、前日で平気でした)。
日帰りで行く場合は、なるべく早い時間のバス(7時)で向かいましょう。バス代は往復で12000ペソ(2000円)。
バスは地図の青丸の部分で止まります。ここで、入山料を払い、登録カードを記入します。
ここからスタートポイントまでは、歩いて45分ほどの距離があり、そこまでのシャトルバス(片道3000ペソ(500円))に乗る必要がある!
金の亡者!もう、ダントツでフィッツロイをオススメします!
町から
バス代
入山料
キャンプ場
山小屋
パイネ
バスで片道2時間
往復3000円
3300円
有料
高い
フィッツロイ
徒歩5分
必要なし
無料
無料
–
パイネの紹介ページで、パイネをディスるのは良くないですね。笑
もちろん、パイネは最高です!ただ、フィッツロイも同じくらい良くて、もっと簡単に行けたよと!そういうこと!
とりあえず、入山料を払い、シャトルバス(もしくは徒歩45分)でトレッキングスタートポイントまで到達すれば、いよいよトレッキング開始です!
バスでパイネ国立公園に着いたら
バスでパイネ国立公園の入り口に着いたら、まずは入山登録と、入山料を支払います。
しかし、見てください!この行列!普通に30分近く並びました!朝1のバスで来たのに!
というのも、プエルトナタレスのバスターミナルには沢山の会社のバスが止まっていて、全部同じ時間に出発します。その中でも、僕の乗ったバスは、出発に手間取り、ほぼ最後に到着。
おかげでかなり待つことになりました(それでも、その後から更に沢山バスが来ました)。
入山登録書を記入。
入山料を支払い、終了。
次にシャトルバスに乗り込みます。
シャトルバスも行き先は何箇所かあるので、トーレス・デル・パイネに行く場合は、「Las Torres」行きのバスに乗りましょう。
そして、このシャトルバスもこの長蛇!すぐにバスを探して、並びましょう!
しかし、僕が行った時には、そんな事はありませんでした。もしも、チケットを売っている人がいた場合は、買っておくと良いと思います
「なんでこいつ、こんなにセカセカしとんねん!」と思うかもしれませんが、日帰りの場合は、帰りのバスの時間もあるため、時間が重要なんです!(結果は、全く急ぐ必要なかった)
トレッキング開始!
シャトルバスから降りたら、いよいよトレッキング開始です!この日は曇り空。遠くの山にも雲がかかっています。
少し行くと、ロッジが見えてきます。夜の内にここにきて泊まり、次の日の朝から出発するという人も多いです。
始めの30分ほどは登りがキツイです。
出発から1時間半ほどで、最初のキャンプサイト、チレーノに到着しました(上記写真の下った先)。
軽く休憩し、先に進みます。
チレーノから更に1時間ほど山道を進み、いよいよラストスパート。急な斜面になります。
急斜面を登る事、1時間ほどでいよいよ、トーレスの頭が見えてきました!
おおおおおおおおおおおお!!!
うおーーーーー!!!!天気悪いけど、ハンパねー!!!
トレッキング開始3時間ほどで、ラグーナ・トーレス(トーレス・デル・パイネのビューポイント)に到着しました。風が強く、長居すると寒くてシンドいですが、1時間ほどゆっくりとランチして、下山しました。
帰りのバスが来ん(怒)
1日の時間軸を振り返っておきます。
- 7時:プエルトナタレス出発
- 9時:パイネ国立公園到着
- 9時半:シャトルバス乗車
- 10時:トレッキング開始
- 13時:ラグーナ・トーレス到着
- 14時:ラグーナ・トーレス出発
- 16時過ぎ:シャトルバス乗り口到着
一般的には往路、4時間&復路3時間のコースを、かなり早めに帰ってきました。早く帰りのバスに乗って、プエルトナタレスへ帰りたかった。。
しかし、ここでショックなニュースが。
16時過ぎにシャトルバス乗り場に着いたのですが、シャトルは16時に出たばっかで、次は18:30だという。2時間半も空ける!?というのも、そもそもパイネ国立公園の入り口(入山料払った所)に行ったところで、そこからのバスは19時だよとのこと。
「あれ、バス結構頻繁に出てるんだと思ってた、、」
完全に確認不足でした。ということで、シャトルバスを2時間待ち、公園入口へ。しかも、19時になってもバスは来ず、20時前に来たと思ったら、20時半までトラブルで出発せず、、
既に下山してから4時間以上経ってますけど?往路にかかった時間より長いやないかい。結局、22時過ぎにプエルトナタレスに着きました。
プエルトナタレスでオススメの宿
プエルトナタレスでオススメの安宿は、Hostal Backpacker Cortesです。
物価の高いプエルトナタレスで、比較的安い宿です。部屋も綺麗で、ベッドも快適。シャワーもGOODです。バスターミナルから近いのが嬉しい!
ガーデンからの景色も最高でした。パタゴニア価格ということで、値段が高いのがネックです。1泊1500円。
宿の詳細
パタゴニア観光に役立つ本
「古代文明〜スペイン統治〜現代」までの中南米の歴史がわかりやすく書かれていて、小説感覚で読めます。

これを読んでおくだけで、町歩きが数倍楽しくなる。Kindleもあるので、南米周遊前、周遊中に読んでおきたい一冊です!
まとめ
ということで、トーレス・デル・パイネの日帰りトレッキングについてでした!
僕が行った日は曇ってしまっていましたが、それでも本当に綺麗でした!晴れたら更に美しい!
どちらかと言えば、フィッツロイの方がオススメですが!(何回言うねん)