【パイネ国立公園】予約なし!日帰りトレッキングの行き方 【2019年版】

チリ

Shozza
ハロー!パタゴニアでトレッキング三昧のShozzaです!

今回の記事は、パタゴニアの「トーレス・デル・パイネ国立公園」について!

パタゴニア観光のハイライトの1つであるパイネ国立公園。これまた、ハイライトの一つ、ペリトモレノ氷河の観光を終えた後に向かったのが、このパイネ国立公園でした。

このパイネ国立公園はキャンプや山小屋泊をし、数日かけてのトレッキングが有名ですが、僕は有名なトーレス・デル・パイネだけを見る日帰りトレッキングで行きました。

ということで、この記事ではトーレス・デル・パイネの日帰りトレッキングについて紹介します!

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ

ブログランキングに参加しています。

上の「世界一周」ボタンがクリックされるとランキングが上がります。

励みになるので、ご協力ください!:D

トーレス・デル・パイネ国立公園とは

トーレス・デル・パイネ国立公園は、チリ南部に位置する国立公園で、パタゴニア観光のハイライトの一つです。

 

View this post on Instagram

 

Mauroさん(@mauroalinstante)がシェアした投稿

その理由がコレ!!

国立公園の名前にもなっている「トーレス・デル・パイネ」です。意味は「パイネの塔」。この美しい3本の塔を見るために、世界中からトレッカーを呼び寄せています。

 

トレッキングコースは沢山!

トーレス・デル・パイネ国立公園内にはトレッキングコースが沢山あります。一般的には以下の3つが有名です。

 

  • 日帰り(トーレス・デル・パイネ()だけを見に行く)
  • Wルート青の点線):4〜5日
  • Oルート赤の実線):7〜8日

トーレス・デル・パイネを見るだけであれば、日帰りも可能ですが、それ以外にも見所は沢山!

 

View this post on Instagram

 

Alyssa Ramos 🌎 Travel Creatorさん(@mylifesatravelmovie)がシェアした投稿

そうした見所を見て回るのに、Wルート、Oルートが人気です。それぞれ、キャンプサイト、または山小屋に宿泊して、周ることになります。

WやOで周る場合、出発地点まで戻って来る他、公園内を走るシャトルバス()や、フェリー(オレンジ)を利用することも可能です(別途料金)

 

キャンプサイト&山小屋は予約が必須!

山小屋とキャンプサイトは予約が必須です!しかも、ハイシーズンは大人気で、コレが常に満席状態!

もちろん日帰りトレッキングの場合は予約は必要ありませんが、WやOに挑戦したい!と思っている方は、早めに予約しましょう。予約はオンラインで可能です。

予約サイトは、それぞれの山小屋、キャンプサイトによって2種類あり、ルート&泊まる山小屋を決め、両サイトから予約する必要があります。

 

入山料がかかる!

パイネ国立公園に入るには、日帰りだろうが、数日キャンプしようが、入山料を払う必要があります。料金は21000チリペソ(3300円)。

高い!チリなめてる!

 

トーレス・デル・パイネ国立公園への行き方

はい。実は、同じパタゴニアの人気トレッキングスポット、フィッツロイは簡単にトレッキングに行けるのに対し、パイネは行くのが大変なんです。

実は、拠点となる町から、片道2時間かけて行く必要があるのです(しかもバス代も高い)。

正直、パイネ(チリ)とフィッツロイ(アルゼンチン)、どっちかしか行けないのであれば、100%フィッツロイをオススメします

パイネの拠点となる町は、プエルトナタレスという小さな、何もない町。しかも、パイネまでバスで2時間もかかる。それでよくも「拠点」と言えるなというような距離。

町からパイネまで行くには、市内にあるバスターミナルで往復、または片道のバスチケットを購入し、バスで向かいます。

バスターミナルには、沢山の同様のバス会社があるので、前日予約でも大丈夫だと思います(ハイシーズンでも、前日で平気でした)。

日帰りで行く場合は、なるべく早い時間のバス(7時)で向かいましょう。バス代は往復で12000ペソ(2000円)

バスは地図の青丸の部分で止まります。ここで、入山料を払い、登録カードを記入します。

そして、ここからトレッキングスタートかというと、そうでもない!

ここからスタートポイントまでは、歩いて45分ほどの距離があり、そこまでのシャトルバス(片道3000ペソ(500円))に乗る必要がある!

金の亡者!もう、ダントツでフィッツロイをオススメします!

パイネとフィッツロイの比較

町から バス代 入山料 キャンプ場 山小屋
パイネ バスで片道2時間 往復3000円 3300円 有料 高い
フィッツロイ 徒歩5分 必要なし 無料 無料

パイネの紹介ページで、パイネをディスるのは良くないですね。笑

もちろん、パイネは最高です!ただ、フィッツロイも同じくらい良くて、もっと簡単に行けたよと!そういうこと!

とりあえず、入山料を払い、シャトルバス(もしくは徒歩45分)でトレッキングスタートポイントまで到達すれば、いよいよトレッキング開始です!

 

バスでパイネ国立公園に着いたら

バスでパイネ国立公園の入り口に着いたら、まずは入山登録と、入山料を支払います。

しかし、見てください!この行列!普通に30分近く並びました!朝1のバスで来たのに!

というのも、プエルトナタレスのバスターミナルには沢山の会社のバスが止まっていて、全部同じ時間に出発します。その中でも、僕の乗ったバスは、出発に手間取り、ほぼ最後に到着。

おかげでかなり待つことになりました(それでも、その後から更に沢山バスが来ました)。

入山登録書を記入。

入山料を支払い、終了。

次にシャトルバスに乗り込みます。

シャトルバスも行き先は何箇所かあるので、トーレス・デル・パイネに行く場合は、「Las Torres」行きのバスに乗りましょう。

そして、このシャトルバスもこの長蛇!すぐにバスを探して、並びましょう!

僕の前日にパイネに行った友達の情報では、入山料支払い待ちをしている時に、シャトルバスのチケットを売っている人がいたらしく、この時にチケットを買っておけば、シャトルバスの行列を無視して、優先乗車できたとのこと。

しかし、僕が行った時には、そんな事はありませんでした。もしも、チケットを売っている人がいた場合は、買っておくと良いと思います

「なんでこいつ、こんなにセカセカしとんねん!」と思うかもしれませんが、日帰りの場合は、帰りのバスの時間もあるため、時間が重要なんです!(結果は、全く急ぐ必要なかった)

 

トレッキング開始!

シャトルバスから降りたら、いよいよトレッキング開始です!この日は曇り空。遠くの山にも雲がかかっています。

少し行くと、ロッジが見えてきます。夜の内にここにきて泊まり、次の日の朝から出発するという人も多いです。

始めの30分ほどは登りがキツイです。

出発から1時間半ほどで、最初のキャンプサイト、チレーノに到着しました(上記写真の下った先)。

軽く休憩し、先に進みます。

チレーノから更に1時間ほど山道を進み、いよいよラストスパート。急な斜面になります。

急斜面を登る事、1時間ほどでいよいよ、トーレスの頭が見えてきました!

おおおおおおおおおおおお!!!

うおーーーーー!!!!天気悪いけど、ハンパねー!!!

疲れが吹っ飛びました

トレッキング開始3時間ほどで、ラグーナ・トーレス(トーレス・デル・パイネのビューポイント)に到着しました。風が強く、長居すると寒くてシンドいですが、1時間ほどゆっくりとランチして、下山しました。

 

帰りのバスが来ん(怒)

1日の時間軸を振り返っておきます。

  • 7時:プエルトナタレス出発
  • 9時:パイネ国立公園到着
  • 9時半:シャトルバス乗車
  • 10時:トレッキング開始
  • 13時:ラグーナ・トーレス到着
  • 14時:ラグーナ・トーレス出発
  • 16時過ぎ:シャトルバス乗り口到着

一般的には往路、4時間&復路3時間のコースを、かなり早めに帰ってきました。早く帰りのバスに乗って、プエルトナタレスへ帰りたかった。。

しかし、ここでショックなニュースが。

16時過ぎにシャトルバス乗り場に着いたのですが、シャトルは16時に出たばっかで、次は18:30だという。2時間半も空ける!?というのも、そもそもパイネ国立公園の入り口(入山料払った所)に行ったところで、そこからのバスは19時だよとのこと。

「あれ、バス結構頻繁に出てるんだと思ってた、、」

完全に確認不足でした。ということで、シャトルバスを2時間待ち、公園入口へ。しかも、19時になってもバスは来ず、20時前に来たと思ったら、20時半までトラブルで出発せず、、

既に下山してから4時間以上経ってますけど?往路にかかった時間より長いやないかい。結局、22時過ぎにプエルトナタレスに着きました。

 

プエルトナタレスでオススメの宿

 

プエルトナタレスでオススメの安宿は、Hostal Backpacker Cortesです。

物価の高いプエルトナタレスで、比較的安い宿です。部屋も綺麗で、ベッドも快適。シャワーもGOODです。バスターミナルから近いのが嬉しい!

ガーデンからの景色も最高でした。パタゴニア価格ということで、値段が高いのがネックです。1泊1500円。

宿の詳細

  • 料金:★★★☆☆
  • ロケーション:★★★★★
  • 清潔さ:★★★★★

  • 雰囲気:★★★★★
  • シャワー:★★★★☆
  • WiFi:★★★★★

 

パタゴニア観光に役立つ本

「古代文明〜スペイン統治〜現代」までの中南米の歴史がわかりやすく書かれていて、小説感覚で読めます。

これを読んでおくだけで、町歩きが数倍楽しくなる。Kindleもあるので、南米周遊前、周遊中に読んでおきたい一冊です!

 

まとめ

ということで、トーレス・デル・パイネの日帰りトレッキングについてでした!

僕が行った日は曇ってしまっていましたが、それでも本当に綺麗でした!晴れたら更に美しい!

どちらかと言えば、フィッツロイの方がオススメですが!(何回言うねん)

次は、アルゼンチンは世界最南端の町、ウシュアイアへ向かいます!

著者からのお願い

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ

最後まで読んで頂き、ありがとうございます!

記事が参考になったと感じたら、上の「世界一周」ボタンをクリックして頂けるとランキングが上がって励みになります!宜しくお願いします!

 

2年半の集大成!世界周遊まとめ動画(完成版)が公開!

かなりの長作となり、時間がかかっていたのですが、ようやく完成版が公開できました!かなり見応えのある動画になっているので、楽しんでもらえると嬉しいです!

 

旅に役立つ情報

世界一周前に揃えたい旅の便利グッツ

旅の準備で一番重要なこと。それは荷物の準備。最近では、旅の便利グッツが毎日のように進化を遂げていて「こんな便利なものがあるの!」という驚きの連続。便利グッツが一つあるだけで、旅の快適さが全く違ってきます。

絶対買うべき!便利なトラベル用品ベスト5(+α)を紹介!【世界一周準備】

 

旅中にブログを書いて生活する

長期の旅となると、空いた時間も多い。そんな時間で気分転換&頭の整理にブログを書いて、それで他の旅人の役に立ち、かつ旅資金も得られる。こんなにWin-Winなことはないです。

【フリーランス】旅をしながら働ける!?ノマドワークって何?その種類は豊富!

 

海外旅行に便利なクレジットカード

海外旅行では、クレジットカードは必須。特にキャッシングと海外旅行保険対策にクレジットカードは欠かせません。上手に使いこなすと、かなりお得に旅ができますよ。

【2019年版】海外旅行に持っていくべきクレジットカード6選!

 

海外旅行保険:クレジットカード付帯保険でお得に

海外旅行保険は絶対に削ってはいけません。何かあった時に、本当に地獄を見ます。年会費無料のクレジットカードだけでも、有料の保険と遜色ないくらい補償も充実しているので、オススメです。

海外旅行保険なし!クレジットカードの付帯保険で賄う方法!

 

現地での日本語ガイドツアー申し込み :タビナカ

旅をしていると、たまに「日本語ガイド」の必要性を感じることがあります。特に、遺跡や秘境を歩く時には日本語のガイドを付けてみると、満足度が全然違います。 現地で「やっぱり日本語ガイドをつけたい!」と思った時に使いやすいのが、【タビナカ】です。