
海外旅行時の携帯、インターネット接続事情は人それぞれ。カフェやホテルのWiFiのみの人、日本からポータブルWiFiを持ってきている人、そして現地SIMを購入する人に分かれるかと思います。
長期旅行では、現地SIMがオススメです。
もちろん、チリでもSIM購入は格安で、設定も一瞬。価格は、電話&メール&ネット込みで、1週間であれば2000ペソ(320円)、1ヶ月であれば7000ペソ(1160円)程度。
SIMの購入に関しては、以下記事を参考にしてください。
そして、ここからが本題。2018年から外国人旅行者の1ヶ月以上のSIM利用には、登録が必須になりました!
ポイントなのが、「1ヶ月以上」というところ。1ヶ月以下であれば、登録はいりません!上記の記事通り、SIMを購入して設定するだけで大丈夫です!1ヶ月以上滞在予定のある方は、この登録が必須になります。
ということで!この記事では、SIM購入時の登録の仕方について紹介します!
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INDEX
SIM購入から2週間後に登録を促すメールが来た

このSIMの登録が始まったのは2017年末のようで、2018年12月現在、登録に関する日本語の記事はほとんどありませんでした。あるのは「登録が必要になったようです」「1ヶ月以上いましたが、登録しなくても使えました」という記事が数件。周りの長期滞在バックパッカー達に聞くも、数ヶ月SIMを使っているが、登録していないという。
「じゃあ大丈夫かな」と思っていると、SIM購入から2週間後に上記のメールが来ました。(Nov10のメッセージです)
スペイン語の後に英語が続き、内容は「この携帯電話を登録してください。登録が確認されない場合、30日以内にこの携帯はブロックされます」というもの。つまり、やはり1ヶ月未満の滞在予定の場合は、無視して良さそうです。
このメールが来たのも周りでは僕だけで、おそらくランダムで送っているか、徐々に登録が広がってきているかであると思います。どちらにせよ、このメールが来た人で、1ヶ月以上チリに滞在予定の方は登録しなければいけなそうです。
ちなみに、1ヶ月後にブロックされた際に、別の会社のSIMを購入してしまえばOKです。SIMそのものの値段はとても安いので。
実は僕も登録を行ったのですが、うまくいかず、新しいSIMを買いました。結果、これが一番楽です。笑
登録の方法

まずは、メールに記載されているリンクに飛びます。
この時、iPhoneの場合は初期設定ではsafariで開かれますが、リンクをコピーして、Google chromeで開くことをオススメします。リンク先は全てスペイン語であるため、Google chromの自動翻訳機能が役に立ちます。


最初の画面では、上記のような記載があります。海外から持ってきた携帯電話の場合、表の中のメーカーを選択します。


次に上記の4択が出てきます(ここはChromeによる翻訳が反映されない)。海外から持ってきた携帯電話を使用する場合は、2つ目の「Registro de equipos adquiridos en el extranjero」をクリック。

次に「link」ボタンをクリックします。




すると、いくつかの記入項目、提出項目が出てきます。
STEP1(記入項目)
- Full name : 名前
- No. Document Identification : パスポート番号
- Contact phone : 携帯番号
- Email contact : メールアドレス
- IMEI 1 : IMEI番号1
- IMEI 2 : IMEI番号2(2つある場合)
- Brand : 携帯のメーカー
- Model : 機種
- Nationality : 国籍
STEP2(提出項目)
次に、パスポートなど、いくつかの写真を提出する必要があります。
- Identity document or passport : パスポート写真
- proof of purchase : 携帯の購入証明(ムリ!)
- stamped passport or ticket to Chile : チリ入国スタンプか、チリへの入国チケット
- IMEI 1 hardware : IMEIの写真(携帯電話自身に記載されている部分の写真)
- IMEI 1 software : IMEIの写真(設定などから番号が確認できる部分の写真(スクショ))
- IMEI 2 hardware : 同上(2つ以上あれば)
- IMEI 2 software : 同上(2つ以上あれば)
- Application form administrative registration : 申請用紙をダウンロード、プリントアウトし、記入

携帯の購入証明書なんかある訳ないですし。IMEI番号のsoftはスクショするだけなので簡単ですが、hardはiPhoneを開けなくてはいけません。。僕は街の携帯屋さんにお願いして、チップを払い、開けてもらいました。
ちなみに、購入証明書の項目には、関係ない写真を添付して、送信しました。笑
申請用紙の書き方

空欄に名前、次にパスポート番号を記入します。次に表の中の記載。
- Empresa Cerificadora : 携帯の契約会社
- Marca : メーカー
- Modelo : 機種
- Lugar de compra : 購入場所
- IMEI 1 : IMEI番号
- IMEI 2 : IMEI番号
- Document que acredita adquiscion en el extranjero : 購入の証明
まず、僕はアップルから直接iPhoneを購入したので、契約会社はありません!なので適当にsoftbankと書いておきました。そして、「購入の証明」が意味不明です。何を書けば良い?僕は「No tengo(持ってません)」と書いておきました。笑
STEP3(送信!)
最後に送信ボタンをクリックして終了です!

その後

登録がうまく行ったのかどうかわからないまま、1ヶ月が経過。結果、SIMは使えなくなりました。笑

簡単です。別の会社のSIMを購入しました。
僕はこれまでClaroのSIMを使っていたので、同じく大手のMovistarを選択。もしかしたら、またClaroを買っても番号が変わればいけるのかもしれませんが、無駄なリスクを取らずに、会社を変えておきました。
SIMカード自体は100円程と安いので、正直、最初からこうするのが無難かもしれません。笑
チリ観光に役立つ本
「古代文明〜スペイン統治〜現代」までの中南米の歴史がわかりやすく書かれていて、小説感覚で読めます。

これを読んでおくだけで、町歩きが数倍楽しくなる。Kindleもあるので、南米周遊前、周遊中に読んでおきたい一冊です!
まとめ

ということで、チリでのSIMの登録についてでした!
登録の手続きもエグいくらいめんどくさいにも関わらず、よくわからない点も多く、結果うまくいかなかったので、特にこだわりがなければ、別の会社に変えるのがベターだと思います。