今回の記事は、ブラジル・マナウスのアマゾンツアーについて!
世界中の誰もが知る母なる大河、アマゾン川。死ぬまでに行ってみたい夢の場所の一つでしたが、ベレンから飛行機を乗り継ぎ、ついに行くことができました!
アマゾン川の観光は、数日間のツアーに参加するのが一般的。
マナウスから遠く離れたアマゾンのジャングルの中へ行き、ロッジや、先住民の家に泊まったり、またはジャングル内でキャンプしたりして、アマゾンを満喫することができます。
そして、マナウスにはこうした内容を扱ったツアー会社が沢山あります!普通はこの中から一つを選ぶと思うのですが、僕は2つのツアー会社のツアーに参加しました。
ツアーから帰ってきて調べてみると、海外サイトでのクチコミが極端に低く、日本人だけでなく、世界中の人からクレームが沢山、、
クチコミを確認しなかった僕がバカでした。
しかし、満足はできなかったとは言え、初めてのアマゾン。初めて知る事も多く、楽しむことはできました。
ということで、この記事では評判の悪いBrazil Backpackersのアマゾンツアーについて紹介します!
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INDEX
アマゾンツアーとは
アマゾン川のツアーは、大きく分けて2つあります。
- マナウス近くの見どころを周る日帰りツアー
- アマゾンの奥地に行き、動植物に触れ合う1泊以上のツアー
ピンクイルカなどと触れ合える日帰りツアーもオススメですが、この記事では2番のアマゾンツアーについて紹介します。
アマゾンツアーは、マナウスから離れて、アマゾンの奥地へ向かいます。
どのツアー会社も、独占した領域を持っているようで、「この一帯は、このツアー会社のもの」と言う風になっているよう。その一帯の中に、ロッジなどの宿泊施設や、ジャングルなどを有しています。
このツアーの中では、以下の野生動物を見ることができます。
- オウムや、トゥッカーノなどのアマゾンの鳥
- ワニ
- カイマン(小さいワニ)
- アナコンダ
- タランチュラ
- 猿
- ナマケモノ
- カピバラ
もちろん、どれも出会える確証はなく運次第ですが、結構な確率で出会えるそうです。しかし、それはツアー会社に寄るところも大きい。
僕は4泊5日のツアーを予約していましたが、2泊3日で切り上げて、マナウスに戻りました。以下、その3日間のツアー内容について紹介します!
1日目
ロッジへの道のり
朝8時にホステルに迎えが来て、ツアーオフィスへ。他のツアー参加者をピックアップして、いよいよアマゾンに向かいます!
最初に向かうはフェリー乗り場。
ここからアマゾン川を渡り、対岸に渡ります。所要は30分程。
対岸についた後は、バンに乗り込み、アマゾンの奥地へ。45分程の道のり
アマゾンへ向かう途中も、巨大なアマゾンリリーを見たり、
自生するアロエを見つけて、説明してくれたり。
アロエは日焼け止めや、アフターケアに使えます。
ようやく、ボート乗り場に到着。
ここから次はボートに乗り込み、ロッジを目指します。所要は1時間。
ホステルを出発してから、バン、フェリー、バン、ボートを乗り継ぎ、3時間かけて、ようやくロッジが見えてきました。
こちらがロッジ。僕はドミトリーだと思っていたのですが、一人一人に個室が与えられました。
個室内も綺麗で、ベッドが3つ。一人には広すぎるくらいです。もちろん、トイレもシャワーも、冷房も完備。
ツアー内容には満足できませんでしたが、ロッジ自体は最高でした!
午後の部:ピラニア釣りへ
初日の午後はピラニア釣りへ!
ピラニアと言えば、言わずと知れた肉食魚。餌は虫ではなく、鶏肉です。
ピラニア釣りはとてもユニーク。
餌に鶏肉を使って、釣り竿で、水面をバシャバシャします。誤って、川に落ちた鳥を再現しているんだとか。
結構簡単に釣れて、大量でした。これがこの日の夕食になります。
ちなみにピラニアを釣った後は、注意も必要。写真のワイルドなフィンランド人は、ガイドの言う事を無視して、自分でできると、処理しようとした結果、
まんまと指を噛まれ、出血。写真のように、痕が残りました。
2日目
2日目は、アマゾンジャングルのトレッキングと、ジャングルでのキャンプ泊の2つ。
午前の部:ジャングルトレッキング
午前はジャングルにトレッキングに行きます。
運が良ければ、野生動物にも会えますが、メインはアマゾンの植物や昆虫について。
種々の病気に効く植物や、食べれる植物、食べれない植物、ゴムの原料や防虫剤の原料になる木々や、虫などを説明してもらえます。
巨大なアリ塚。
ゴムの木。
これを採取して、火にかければ、あっという間にゴムになります。
ブラジルナッツも沢山。ガイドが実を取り出してくれます。
これが美味!
また、天然の防虫剤も。大量のアリを手に乗っけて、手の上で潰します。匂いは完全に防虫剤!
ジャングルで採取した植物を使って、織物や、お土産などの作り方も教えてもらえます。
午後の部:ジャングルキャンプ
午後はキャンプの準備です。
ジャングルでのキャンプ泊は魅力的で、楽しみにしていたことの一つでした。しかし、それはあくまでも夜だけの話。
1日に2回しかない午前と午後の部の、午後の部の丸々を使って、テントの設営や、焚き火に使う木々の準備、夕食の準備をするのはどうかと。
正直、その辺は準備しておいて欲しかったし、アマゾンでやらなければいけないことではありませんでした。どこでもできます。
寝床は、ブルーシートの屋根に、ハンモックと蚊帳と言う簡素なもの。
しかし、雨が降っても割と快適で、気持ちは最高でした!
みんなで火を起こして、夕食の準備。なんだかんだ言っても、キャンプは楽しいです。
夕食は普通に絶品で、大量の動物の鳴き声に包まれたキャンプは、かなり楽しめました。しかも、夜のジャングルには沢山のホタルがいて、それだけでなく光るキノコも!!びっくり!
3日目
この日は、結果的に最終日。午前の部のジャングルカヌーに参加し、その後、マナウスに戻ります。
午前の部:ジャングルカヌー
メインイベントの一つ、ジャングルカヌー。
アマゾンのジャングルの中を、カヌーでゆっくり周り、動物たちを探します。
ジャングルに行く途中、大量の鳥の巣を発見。
この鳥の鳴き声が多種多様で、まるでオーケストラ!ぜひ、動画で!
そして、カヌーはジャングルの中へ。
残念ながら、期待していた野生動物には、ほとんど遭遇できませんでしたが、「これぞアマゾン!」と言うのを、体で感じることができました。
マナウスでオススメの宿
マナウスでオススメの宿は、Hostel Manausです。
物価の高いマナウスでは、少し高めですが、とても快適に滞在することができました。
立地もよく、部屋も綺麗で、朝食も美味しかったです。少し高いのが難点。1泊1300円程。
宿の詳細
ブラジル観光に役立つ本
「古代文明〜スペイン統治〜現代」までの中南米の歴史がわかりやすく書かれていて、小説感覚で読めます。

これを読んでおくだけで、町歩きが数倍楽しくなる。Kindleもあるので、南米周遊前、周遊中に読んでおきたい一冊です!
まとめ
ということで、Brazil Backpackersでのアマゾンツアーについてでした!
期待していた野生動物に出会えず、かつガイドのクオリティから、最終的に満足することはできませんでしたが、そこそこ楽しめたと言う気持ちは理解頂けるかと思います。
しかし、やっぱり、ナマケモノとか!ワニとか!アナコンダとか!タランチュラとか!見たいですよね、、ツアー会社選びは慎重に!