今回の記事は、マチュピチュへの行き方について!
2ヶ月強のブラジル周遊を終えて、ペルーにやって来ました!ペルーと言えば、言わずと知れた世界遺産、「天空の城」の異名を持つマチュピチュ!
マチュペチュって日本人のほとんどが知る有名な遺跡だけど、意外とどこにあるか知られていない。これが、実は行くのが結構めんどくさいんです!
お金を出して列車に乗れば、比較的簡単に行けますが、バックパッカーに人気なのは、6時間のバス&3時間のトレッキングで行く方法。これだと、往復1500円程で行けます。僕もこの方法で、マチュピチュまで行きました!
ということで、この記事ではマチュピチュ村への行き方について紹介します!
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INDEX
マチュピチュとは
マチュピチュとは、15世紀頃のインカ帝国時に建設されたとされる、標高2430mの尾根の上にある遺跡です。
インカ帝国を始めとする、アンデスの諸文明は文字を持たなかったため、マチュピチュがいつ、何のために建設されたかは未だにわかっていません。そのため、インカ帝国以前(プレインカ)の時代に建設されたとされる意見もあります。
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マチュピチュは、インカ帝国時代の首都であるクスコから北西に70kmほどの場所に位置しており、行くには必ずこのクスコを経由することになります。
古都クスコは現在では、首都のリマに次ぐ第二の都市で、雰囲気としては京都のような感じで、見どころも多い!マチュピチュ抜きにしても、訪れるべき美しい街です。
クスコからマチュピチュへの行き方

マチュピチュ村
マチュピチュ観光の拠点は、遺跡の麓に位置するマチュピチュ村(アグアス・カリエンテス)。そこまでは、クスコから鉄道またはバス(コレクティーボ)で行くことができます。
鉄道で行く
一番楽に行く方法は、鉄道です。
クスコ近くのポロイ駅から、マチュピチュ村まで直行で行ってくれます(所要3時間半〜4時間)。鉄道には、ペルーレイルと、インカレイルの2種類があり、料金もピンキリ。
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上記写真のような、高級列車(片道500ドル近く)もあります。一般的な車両は、片道70〜100ドルくらいのようです。
バス(コレクティーボ)で行く
これが安くて、バックパッカーには一番オーソドックスな行き方です。なんと、往復で50ソル(1500円)ほどで行けます。
しかし、もちろんデメリットも。
- 鉄道よりも時間がかかる(バスで6時間強)
- バスは山道を走るため、車酔いしやすい
- バス下車後、3時間山道を歩く必要がある(ハイキング感覚)
一番注意して欲しいのは、もちろん3番。
バスは、マチュピチュ村まで行くことができないため、バスの終点(水力発電所)から3時間、鉄道の線路上を歩く必要があります。しかし山とは言っても、起伏は全くないのでイメージはハイキング感覚。天気が良ければ、そこそこ楽しめます。
トレッキングが好きだったり、歩くのが苦でない方には、全く屁でもないです。
おまけ(水力発電所まで鉄道乗る)
ちなみに、上記のバス移動で、「でも3時間も歩くのは嫌!」と言う場合、水力発電所〜マチュピチュ村のみ鉄道に乗ることも可能です。料金は片道34ドル。所要は40分程。
以下、バスでの詳しい行き方を紹介します!
バスでマチュピチュ村まで行く方法!
往復チケットの購入
バス(コレクティーボ)での行き方ですが、まずはクスコの町の中に死ぬ程ある旅行会社で、往復バスの予約をします。
旅行会社には、往復バスに加えて、マチュピチュの入場料、マチュピチュ村でのホテルもセットにしたプランもありますが、もちろん、自分で手配した方が安いです。値段は、どの会社も割引可能かつ、料金もマチマチなので、数件回って確認することをオススメします。
往復バスのみであれば、どこも60ソル(1800円)程で、一番安かったWina Peru Adventureyと言うオフィスで購入しました。
ちなみにバスの時間は毎日同じ時間の1本のみ。どちらも所要6時間程。
- 往路:7時クスコ発
- 復路:15時水力発電所発
復路のバスは、予約時に日程を決める必要があります。
ほとんどの人が、マチュピチュ村に一泊して、翌日にマチュピチュ観光をした後、その日のバスでクスコに戻ってくるようですが、僕はマチュピチュ村に2泊することをオススメします。
その理由は、マチュピチュ観光時にマチュピチュ山か、ワイナピチュ山の登山をオススメするためです。これらの山を登る場合、15時のバスに間に合うように動くのは中々大変ですし、登山後に、荷物をピックアップし、3時間山を歩くことになります。
しかも、マチュピチュ村は小さくて雰囲気も良いので、2泊してゆっくりする価値はあります。
水力発電所までの道のり
バスは、上記写真のような、ペルーではお馴染みのコレクティーボと呼ばれる、バンです。
このバスが結構揺れるので、可能であれば出来るだけ前の席、さらには右側の孤立した席がオススメです。
かなりの山道を走るため、車窓からの景色は常に圧巻です。
2〜3回、トイレ&軽食の休憩が入ります。
水力発電所に着いたら、いよいよトレッキングスタートです。正直、この段階でかなり疲れていて、実際は大したことのない3時間も、かなり長く感じました。
ルートは、全行程、線路上を歩くことになるになるため、「スタンドバイミーコース」とも呼ばれています。
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これですね。このブログを書きながら、久しぶりに見たくなって、ネットで見ちゃいました。笑
スタートから20分程で到着するのが、この鉄橋です。僕には、ただの鉄橋にしか見えなかったのですが、バスに乗り合わせた日本人の男の子が、これを見て大感動!
と聞くと、下を川(超濁流)が流れる鉄橋(しかも現役の鉄道が走る)の上を歩けるのって、世界でも稀らしい!
確かに、下に何の受け皿もないただの鉄橋。落ちたら、即濁流。これは中々危険。しかも、鉄道が走ってくる可能性があるってすごすぎる。笑
日本じゃもちろん考えられない。
こんなこともできちゃう。
日本じゃもちろん考えられない。
日本じゃもちろん考えられない。
ちなみに、僕が訪れたのは雨季。川は写真のように、茶色の超濁流。
線路沿いには、線路の手入れをする作業員の方々が沢山います。
こうした人たちの努力があって、超高級鉄道の贅沢な生活が成り立っているんですね。
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マチュピチュ村に到着
3時間程のトレッキングを終え、マチュピチュ村に到着しました。所要時間は、3時間と言われていますが、個人のペースでマチマチです。
僕の場合、行きは友達とゆっくりと向かったため4時間弱かかりましたが、帰りは一人でパパッと歩いたため2時間ほどでした
マチュピチュ村に着いたらやっておきたいこと
おそらく、マチュピチュ村に着くのは18時頃になっていると思いますが、着いた日の内にやっておきたいのが、以下の二つ。
- マチュピチュの入場チケットの購入
- マチュピチュまでのバスチケットの購入
1の入場チケットは、マチュピチュ村だけでなく、クスコでも、またはオンラインでも購入可能。僕はオンラインで購入しました。その場合、チケットを自分で印刷しておけば、マチュピチュ村では何もする必要がありません。
2のバスチケットは、マチュピチュ村から、遺跡までのバスに乗るチケットです。遺跡は村から少し離れていて、山道を登らなくてはいけないため(所要1時間以上)、少なくとも行きはバスに乗ることをオススメします。
マチュピチュ入場チケットの購入
マチュピチュの入場チケットは上記の場所で購入可能。
マチュピチュ村に数日滞在して、天気の晴れる日を待ちたい!と言う場合は、現地で買うこともアリです。ただ、オンラインでも購入可能なので、そんなに行くメリットはないですが。
バスチケットの購入
マチュピチュのバスチケットは、時間指定はなく、好きな時間に乗ることができます。朝、チケット売り場は激混みになるので、バスチケットだけ事前に購入しておくことをオススメします。
マチュピチュ村(アグアス・カリエンテス)のオススメの安宿

マチュピチュ村でオススメの安宿は、Ecopackers Machupicchu Hostelです。

室内もベッドも全て清潔で快適でした。

朝食もついていて、朝6時前から提供されているので、早朝からマチュピチュに行く場合もちゃんと食べることができます。朝食を食べるルーフは、夜はバーになっていて、比較的安くビールも飲むことができます!
宿の詳細
- 料金:★★★☆☆
- ロケーション:★★★★★
- 清潔さ:★★★★★
- 雰囲気:★★★★☆
- シャワー:★★★★★
- WiFi:★★★★☆
クスコのオススメの安宿

クスコでオススメの安宿は、Blacky Hostelです。

ベッドも大きくて、とても快適でした。室内はかなり寒いですが、毛布も沢山あるので、寝るのは問題なし。コーヒーや紅茶も飲み放題で嬉しかったです。朝食も付いています。
宿の詳細
- 料金:★★★★☆
- ロケーション:★★★★★
- 清潔さ:★★★★★
- 雰囲気:★★★★☆
- シャワー:★★★☆☆
- WiFi:★★★★☆
ペルー観光に役立つ本
「古代文明〜スペイン統治〜現代」までの中南米の歴史がわかりやすく書かれていて、小説感覚で読めます。

これを読んでおくだけで、町歩きが数倍楽しくなる。Kindleもあるので、南米周遊前、周遊中に読んでおきたい一冊です!
まとめ
ということで、マチュピチュまでの行き方についてでした!
鉄道が一番楽ですが、「やっぱり高い。なるべく節約したい!」と言う場合にはオススメの方法です。トレッキングがネックですが、体調さえ悪くなければ、結構楽しめます。
また、「マチュピチュ観光後、その日の内に帰る!」と言う場合は、帰りだけ水力発電所まで鉄道に乗るのもアリです。または、クスコまで鉄道で帰るのも。
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