【ペルー観光】古都クスコのオススメ観光スポット(2019年版)

ペルー

Shozza
ハロー!ペルー北部の町、トルヒーヨへやって来ました!Shozza(@shozzatrip)です!

今回の記事は、インカ帝国の首都であった古都クスコについて!

2ヶ月強のブラジル周遊を終えて、ペルーにやって来ました!ペルーと言えば、言わずと知れた世界遺産、「天空の城」の異名を持つマチュピチュ!

その拠点となる町が、古都クスコです。マチュピチュへ行くには、誰もが必ずここを通ります。

しかし、マチュピチュへ行くための経由地というだけじゃ、もったいない!

インカ帝国の首都であったクスコは見所も豊富。数日は滞在して、市内観光やマチュピチュへの準備、または高所順応したいところ!

ということで、この記事ではペルーの古都クスコの歩き方について紹介します!

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クスコとは

クスコは、ペルー有数の都市の一つで、かつてペルーを含む南米大陸、太平洋側のほとんどを実効支配した、インカ帝国の首都であった街です。

15世紀にスペイン人が南米へやって来て、インカ帝国を滅ぼすまで、南米大陸で最も栄えた都市の一つでした。

スペイン人はインカ帝国を滅ぼした後、クスコの町にある帝国の宮殿や神殿などの要所を、壊し尽くしたため、近郊の遺跡を残し、市内にインカ帝国時代の建物はほとんど残っていません。

また、インカ帝国は石積みの技術に秀で、マチュピチュを含むインカの遺跡はほとんど、精巧に作られた石積みで作られています。それはクスコ市内も同様で、スペイン人によるクスコ征服時に、その石積みの技術の高さに、征服したスペイン人たちは驚愕したと言われています。

そのため、クスコ市内の建物を壊し尽くした後、下に残った石積みを残し、その上にスペイン風の建物を建造しました。その様子は、今でも市内の至る所で見ることができます。

特に面白いのは、クスコにあるサント・ドミンゴ教会。

この教会は、インカ帝国時代の神殿、太陽神殿のその上に建造されました。ここもクスコの市内同様、インカの石積みの上に作られていることがわかります。

しかし、1950年に起きたクスコでの大震災の際、サント・ドミンゴ教会は跡形もなく倒壊してしまった一方で、インカの石積みだけはビクともしなかったそう。

このことから、インカの石積みの技術の高さが再認識され、注目を集めているそう

クスコはスペイン植民地時代の建物から、インカ時代の遺跡、さらにはインカ以前の遺跡も周辺に沢山あるため、観光資源の豊富な都市です。また、市内には可愛いお土産物屋さんや、おしゃれなカフェ、レストランも立ち並ぶため、町ブラも楽しい!

 

クスコといえば、やはりマチュピチュ

また、何と言ってもクスコを有名にする大きな理由は、マチュピチュです!

世界有数の大人気観光地であるマチュピチュへ行くには、このクスコを通らざるを得ないため、誰もがこの町を訪れることになります。マチュピチュへ行くには、クスコから鉄道、またはバスで行くことが可能です。

 

 

レインボーマウンテンもオススメ!

最近では、クスコでマチュピチュに次ぐ人気を誇るのが、レインボーマウンテンです。

少し前までは観光客に知られることのなかった、秘境でしたが、ナショナルジオグラフィックやCNNに取り上げられるや否や、瞬く間に大人気観光地となりました。

クスコからはツアー参加が一般的で、早朝に出発し、1日がかりのツアーになります。

 

クスコ市内の歩き方

市街にも見どころの多いクスコですが、市内の町歩きも楽しい!ここでは、市内のオススメ観光スポットについて紹介します!

 

アルマス広場とカテドラル

クスコの中心に位置するのが、アルマス広場です。

ラテンアメリカの国では、お馴染み。どこの国の、どの都市にも「アルマス広場」という名前の広場があり、その正面にはカテドラルがあります。

カテドラルの入場料は20ソル(約700円)。

後述のサン・クリストバル協会と、サン・ブラス協会、宗教芸術博物館とセットになったチケットが30ソルで販売されていてお得です。

アルマス広場には、インカの英雄、パチャクテクの銅像が。ペルー、特にクスコ周辺ではよく見ます。

 

サント・ドミンゴ教会(太陽神殿 “コリチャンカ”)

サント・ドミンゴ協会は、インカの重要な神殿であった、コリチャンカと呼ばれた太陽神殿の上に建てられた協会です。

インカ帝国の拡大を考えたパチャクテクは、太陽信仰を重要とし、インカ帝国内の各地に沢山の太陽神殿を建設しました。コリチャンカは、それらの総本山。

かつては、外壁の周りを金の帯で囲っており、そのことからコリチャンカ(ケチュア語で金で囲まれた場所)と呼ばれるようになりました。

また、神殿内部にも大量の金細工を散りばめた調度品や、金の原寸大アルパカ像などが多数置いてあったそう。それらを見たスペイン人達は圧倒され、すぐにスペイン王室に連絡したそう。

それらの金製品は全てスペインに持ち去られ、溶かされて、スペイン王室の所有物となりました。この時、一度に大量の金がヨーロッパに持ち込まれたため、ヨーロッパ全土が一時的に深刻なインフレになったそうです。

インカの石積みの上に建てられていることが、よくわかります。

 

サン・クリストバル協会

 

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サン・クリストバル協会は、アルマス広場から10分程の距離にある、小高い丘の上にある教会です。

入場料は10ソル。上述したカテドラルとの共通券で入場可能です。

教会自体は、特に面白みはないですが、丘の上にあるということで、クスコの町が一望できてオススメです。

裏路地探検も楽しい!

 

宗教芸術博物館

アルマス広場の横の路地を5分ほど行ったところにあるのが、宗教芸術博物館です。しかし、残念ながら、2019年4月現在、改修中で、入ることができませんでした。

ここも、共通券で入場可能。

 

12角の石、14角の石

宗教芸術博物館の壁は、インカ時代の石積みでできていて、ここに有名な12角の石と、14角の石があります。

12角の石とは、写真のように、角が12個ある石を使っているというもの。

「だから何?」って感じですが、これがインカの石切の技術の高さを物語っているんだとか。他の石との接合部を見てみると、カミソリ1本入る隙間が無い。確かにすごい。

さらに、同じく博物館の別の壁には、14角の石もあります。

12角の石は、人気で常に観光客でごった返していますが、こっちは知られていないのか、一人も人がいませんでした。

なんなら、僕的にはこっちの方がビビビ!っと来ました。

確かにすごい!本当にすごい!

 

(おまけ)ピューマの石、ヘビの石

さらに、博物館の別の壁に、インカの神聖な動物、ピューマと、ヘビの石があります。これは、なかなか探すのが大変で、一人では見つけることができませんでした。

諦めて、目の前にあるお土産屋の女の子に聞くと、お土産屋の看板を指さします。

ふむ、なるほどね

よく見つけたと言うか、どこでも頑張れば見つけられそう。そんなことは言いません。

一応、これがピューマの上半身部分です。見えるね〜

 

サン・ブラス教会

サン・ブラス教会は、博物館の更に奥、少し丘を登ったところにある教会。入場料は10ソルで、共通券でも入場可能。

アルマス広場周辺は観光客や、ツアーやお土産の勧誘が多くて、ゴミゴミしていますが、サン・ブラス教会の周辺には、噴水のある静かな公園があり、ゆっくりしたい時にはオススメ。

しかも、近くにはオシャレなカフェもたくさんあるので、散策もオススメです。

 

コカ博物館

たまたま目に付いて入ってみた、サン・ブラス教会の近くにあるコカ博物館が、地味に面白かったです。

博物館には、コカの歴史に関する展示がされています。

コカの葉がどのように使われてきたのかを示す年表も。古代人の時から使われ始め、コカイン製造、コカコーラの発売に至るまで。

また、面白かったのがお土産屋さん。全てコカでできていて、他では絶対に目にすることのないものがいっぱいあります。

コカの葉も、こんな袋に入れられると、なんかオシャレ。

コカを織り交ぜた石鹸も。コカの葉は、日本に持ち込むことは禁止されていますが、ここで売られている加工品なら、おそらく持ち帰ることができると思います。

珍しいお土産になると思うので、オススメです!

極め付けは、コレ!!コカビール!!

標高3500mの高地にあるクスコの町。もちろん、高山病になりやすい。高山病を促進させるアルコールと、それを緩和させるコカの葉。どっちが勝つのか気になるところ。

ということで、飲んでみました。

どっちが勝つのか、結論は、

勝ち負けうんぬんの前に、シンプルにまずい

 

その他

お土産探しも楽しい!

クスコの町には、可愛いお土産やさんが沢山!

マチュピチュや、レインボーマウンテンに備え、高所順応も兼ねて、時間をかけてゆっくり散策するのもオススメです。

 

中華料理屋がリーズナブルで、ボリューミーで、ヤミー!

ペルー各地には「Chifa」と呼ばれる、ペルー風中華料理が沢山あります。もちろん、クスコも例外ではありません!

Chifaの嬉しいところは、そのボリュームと、その安さ!しかも美味い!

南米の料理はワンパターンになることが多く、アジア料理が恋しくなることも。そんな時、Chifaがオススメです!

クスコのオススメChifaはこちら。

 

オシャレなカフェも沢山!

 

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クスコにはオシャレで、もちろん美味しいコーヒーを楽しめるカフェが沢山あります!

 

Museo del Cafe(コーヒ博物館)

 

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小さなコーヒーの博物館も併設していて、楽しい。Wifiもサクサクで、ノマドワークにも最適。

 

Laggart Cafe

 

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アットホームで、ゆっくりしたい時にはオススメ。

 

クスコのオススメの安宿

クスコでオススメの安宿は、Blacky Hostelです。

ベッドも大きくて、とても快適でした。室内はかなり寒いですが、毛布も沢山あるので、寝るのは問題なし。コーヒーや紅茶も飲み放題で嬉しかったです。朝食も付いています。

宿の詳細

  • 料金:★★★★☆
  • ロケーション:★★★★★
  • 清潔さ:★★★★★
  • 雰囲気:★★★★☆
  • シャワー:★★★☆☆
  • WiFi:★★★★☆

 

ペルー観光に役立つ本

「古代文明〜スペイン統治〜現代」までの中南米の歴史がわかりやすく書かれていて、小説感覚で読めます。

これを読んでおくだけで、町歩きが数倍楽しくなる。Kindleもあるので、南米周遊前、周遊中に読んでおきたい一冊です!

 

まとめ

ということで、ペルーの古都クスコの歩き方についてでした!

マチュピチュやレインボーマウンテンなど、大人気観光地を有するクスコですが、市内歩きも楽しい!高所順応を理由に、数日滞在することをお勧めします!

市内以外にも、市街の遺跡への日帰りツアー等も沢山あります!

次の記事では、ペルーの首都、リマの歩き方について紹介します!

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