
今回の記事は、南アフリカのロックダウン47日目の様子について!
現在、私は南アフリカのロックダウン(封鎖)に伴い、首都プレトリアで軟禁生活を送っています。ロックダウンは3/27日から始まり、1ヶ月以上経った今も解除の目処は立っていません。
前回、前々回あたりの記事で、カタール航空によるチャーター便が飛ぶこと、そしてそれがキャンセルされたことをお伝えしましたが、一旦、日本に帰国することは再度保留にすることにしました。
最近は、プレトリアのショッピングモールも再開して、外に出る機会も増えました。また、スペイン語の勉強など、新しいことを始めて、意気揚々としています。宿にも人が増えて、活気が戻ってきた。
ということで、この記事では南アフリカのロックダウン47日目の状況について紹介します。
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INDEX
南アフリカ軟禁:現在までの経緯

現在、南アフリカの首都、プレトリアで軟禁生活を行なっています。それまでの経緯を簡単に記載しておきます。
- 3/14 ナミビアから陸路で南ア入国
- 3/18 レンタカー旅に出発
- 3/23 南ア内にあるレソト王国に入国直後、南アのロックダウン(3/27-)発表
- 3/24 レソト出国。南アの玄関口、ヨハネスブルグへ急行
- 3/26 フライトが無断でキャンセルされていた。0時を回り、ロックダウン開始
- 3/27 大使館紹介のプレトリアの宿に移動。軟禁生活開始
- 4/10 ロックダウンの2週間延長を発表
- 4/11 チャーター便運航の連絡
- 4/23 ロックダウンの段階的解除(5/1〜)を発表
- 4/24 チャーター便運航
- 5/1 ロックダウン段階的解除開始(レベル4へ)
- 5/4 カタール航空の臨時便(ヨハネスブルグ発)運航発表
- 5/5 ほぼ搭乗を決意
- 5/6 カタール航空の臨時便、キャンセル
- 5/12 現在ココ
- 【コロナ】南アフリカから出れない!21日間の軟禁が決まるまでの出来事【前編】
- 【コロナ】南アフリカから出れない!21日間の軟禁が決まるまでの出来事【後編】
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- 【南アフリカ】「コロナ匿ってるだろ、金出せ」難民生活10日目【ロックダウン】
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- 【南ア軟禁生活】2ヶ月目突入。何も変わりません。今後のブログについて考える
- 【南ア ロックダウン】今日から段階的解除へ!ランニング&中距離移動解禁!
- 【南ア】悲しい&嬉しいニュースが同時に来ました。賑やかになりそうです
- 【朗報!】カタール航空の臨時「南ア→ドーハ」便が運航決定!【ロックダウン】
- 【再び悲報】南ア/カタール航空の臨時便がキャンセル!【ロックダウン】
南アフリカはハンティング大国

先日、子供たちと一緒にエアガン遊びをしました。子供の時、よくやりましたよね。ただし、こっちのエアガンは日本の様なお遊び物ではない。写真の様に、20-30m離れた場所のペットボトルの上に、キャップを立てて乗せて、それを打ち落とすという感じ。

弾はこんな感じの金属の物。

今は、こうやって敷地内で遊びでやっていますが、やはり気になるのは「本物の銃でハントしてるの?」ということ。聞いてみると、「そりゃやるよ」と。
子供たちはまだやったことないらしいですが、おじさん達は、よく行くらしい。なんと、自分の土地(めっちゃ広大)があって、そこの動物をハントしているんだとか。
ただ、やっぱり法律的にはハントするためにはお金がかかると。1頭あたりで。例えば、インパラとか、アンテロープだと、1800ランド(1万円)。もちろん、ハントしたら持って帰れるので、スキルがあれば食肉にしたり、皮にしたりできるので、むしろペイできちゃいそう。

その料金は、1頭、50万ランド(300万円)。笑
さすがに高いです。でも、変な話、300万円払えば、誰でもハントできるなんて思ってもいませんでした。さすが、その辺は「アフリカらしさ」を感じざるを得ません。300万円なんて、世界中には払ってハントしたい人、沢山いそうです、、
相変わらず、ブラーイ(南アフリカのBBQ)が最高

南アフリカには、ブラーイ(Braai)と呼ばれる伝統料理があります。まあ、要はBBQです。笑
これが本当に美味しいんです。ブラジルを思い出す、、

ブラーイの日は、毎晩ご馳走が並びます。
「SHOTA!今日はブラーイだから、クッキングはなしね!」と言われると、もう朝からテンションダダ上がりです。

お肉以外も激ウマです。スイートコーンのパイが驚きの美味しさでした。初めて食べたのですが、他の国でもあるのかな?「南アフリカだけ?」って聞いてみたけど、誰にもわかりませんでした。


プレトリアのショッピングモールがオープン!

南アフリカのロックダウンは5/1からレベル4になり、段階的解除に入りました。と言っても、レベル4で変わることはほとんどなくて、「なんやねん」と思っていたのですが、なんとショッピングモールがオープンし出しました。
具体的には、プレトリアにある「Menlyn Park Shopping Centre」というモール。

ホームページを見ると、こんな感じ。レベル4になり、オープンできる店が書かれています。PICK N PAYなどの食料品スーパーだけでなく、ADDIDASなどの衣服店もオープンし出しました。これは結構びっくり。
人は多くはないですが、ほとんどのお店が開いている感じでした。閉まっているのはレストランくらい。ケープタウンなど、感染者数の多い街ではまだもう少しかかるみたいですが、プレトリアは少しずつオープンしていくみたいです。
今後の南アフリカのロックダウン段階的解除

4/25の大統領発表で、ロックダウンの段階的解除が示されて、少しずつ緩和する事が明らかになりましたが、5月に入って、実際に何がどう緩和していくかが具体的に見えてきました。
ショッピングモールの再開は予想以上に早かったですが、、具体的には、以下です。
【レベル4】
- 全ての農林水産業を許可
- 製造業のうち、製紙・包装、製油などの業種は100%出勤可、自動車・同部品関連企業は50%まで出勤可、定めがない製造業は20%まで出勤可
- 小売業では生活必需品の販売に加えて、たばこの販売可、アルコール飲料は販売不可
- レストランはフードデリバリーに限り営業可(午前9時~午後8時)
- 許可された仕事に係る通勤と生活必需品の購入以外は、家に滞在(レベル5から継続)、公共の場と職場でのマスク着用義務化、2メートルの社会的距離の確保、午後8時~翌日午前朝5時までの外出禁止(予定、レベル2まで同様)
【レベル3】
- 製造業では、自動車産業も100%出勤可、定めがない業種は50%まで出勤可
- 小売業ではアルコールの販売が月曜~水曜の午前8時~正午まで可
- 鉱業に関わる全ての企業が100%出勤可
- 国内航空便の一部運行許可
- ジョギング、ウォーキングなどが可
【レベル2】
- 全ての製造業が100%出勤可
- 政府の指示下に全ての小売業が営業可
- 金融・ビジネスサービスでは、不動産業の営業は可。出張を許可
- レストランはテークアウトサービスも可
- 人の移動では州間の移動を許可
【レベル1】
- 全ての建設工事を許可
- 全ての金融・ビジネスサービスを許可、ただし原則在宅勤務とする
- 全ての宿泊業、レストランの営業(イートインを含む)を許可
- 全ての航空業を許可
- 人の移動制限は設けないが、必要不可欠な移動にとどめること
参考記事:https://www.jetro.go.jp/biznews/2020/04/f7b923afa7b27da4.html
レベル4になって、私たち一般人にとって変わる点は、朝6〜9時の散歩&ランニングと、タバコの販売開始くらいだったのですが、ショッピングモールが開いたということは、「生活必需品」の範囲が衣類や、家電領域まで広がったことになります。
レベル3になるとアルコールも買えるようになるので、僕的にはこれが楽しみ。宿にもビールはあるのですが、、また国内航空便の一部運行許可というのも大きいですね。ケープタウンなどへの移動も可能になります。
気になるのはレベル2に国際線の記載がないことですが、南アが発表した英語の報告書には、レベル2から国際線も〜という記載があったので、ここには漏れているだけかなと。

ついに世界周遊旅のまとめ動画が完成!

現在、この時間を活用して、2年半に渡る旅のまとめ動画を作成していました。これが、かなりの長作になり、結構時間がかかっていたのですが、ようやく全編完成しました!
PART.1〜3まで分かれているので、見て頂けると嬉しいです!
PART.1
PART.2
PART.3

今後も旅に関する動画を公開していくので、チャンネル登録して貰えると嬉しいです!
まとめ

ということで、南アフリカでの軟禁生活47日目の状況についてでした!
帰国はもう少し先になりそうですが、ここでの生活も賑やかになってきて良い感じです。
また、最近は、スペイン語の勉強、オンライン英会話、オンライン日本語教師を始めてみた。新しいことを始めると、またワクワクしてきます。
この辺は、また明日にでも紹介しようかと思います。
See you!
Always think easy, go easy.