
ヴィンヤードでの仕事はいくつか工程があって、僕らの「ペインティング」は「プルーニング」と呼ばれる枝の剪定の直後。先日、このプルーニングが遅れて、ペイントする枝がなくなってしまったため、急遽三連休に!しかも珍しく三日間快晴!
ということで、家でくすぶってはいられません。
この三連休を活かして、マールボロサウンドへ、トレッキング&キャンプに出かけてきました!今回の記事では、マールボロサウンドについて紹介します!
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INDEX
マールボロサウンドとは

「マールボロサウンド」とは、ニュージーランド南島北部の都市、ピクトンの北部に位置する入り組んだ入江の総称です。
地図で見ると、その複雑さが一目瞭然。
マールボロサウンドの魅力は、なんといっても入江沿いをドライブすることができるということ!
ニュージーランドを代表する「ミルフォードサウンド」や「ダウトフルサウンド」ではフェリーでしか回ることが出来ませんが、マールボロサウンドは自分で運転し、好きなところへいくことが可能です。そして、道中には安いキャンプサイトも沢山あるので、数日間のキャンプも楽しめます。

そして、トレッキングコースも豊富。
マールボロサウンドを横断する、全長71kmの「クイーンシャーロットトラック」をはじめ、初級〜上級まで、沢山のトレッキングコースが存在します。
ブレナムからマールボロサウンドまでドライブ
まずはブレナムからマールボロサウンドまで2時間のドライブ。目指すは今日のトレッキングコース、「Eatwells Lookout」のスタート地点です。道中、いくつかのビューポイントに止まりながら向かいます。
ハブロック

走ること1時間弱ほどで、ハブロック(Havelock)という小さな街に到着。ここからは入江の横を走る絶景ロードに入ります。


のどかで雰囲気が最高です。
Cullen Point Lookout

ハブロックの町から走ること5分ほどで、「Cullen Point Lookout」というビューポイントへ。

往復30分ほどのお手軽ハイキングです。

ここからはマールボロサウンドの一つ、「マハウサウンド」が一望できます。
マールボロサウンド内部へ

入江沿いを走ること30分ほどで、Linkwaterという小さな町に到着。この町の中心にある左折路を左折すると、ついにマールボロサウンドの内部に入ります。
ここからは道が少し悪路になるので注意が必要です。改修中の場所も多く、その度に停車を余儀なくされます。しかし、車窓から見えるマールボロサウンドの景色は圧巻です。


Eatwells Lookoutトレッキング

トレッキング開始です!
この時、時刻は14時。DOCの案内板には片道2時間とあったので、これまでの経験からおそらく1時間半で到着と予想。日没は17時半で、日が沈む前にキャンプサイトで夕食を済ませたいので、結構ギリギリ。
てか、多分ギリギリアウト。笑

このトレッキングコースは私有地で、DOCの管轄ではないため、看板も自作。可愛いです。

道中、本日のキャンプサイトがある入江が見えました。

山羊やイノシシにも遭遇。

ゴール付近で山羊のファミリーがくつろいでいました。僕の姿に気付いて、道を譲ってくれます。



ランチを食べていると、先ほどの山羊ファミリーの子山羊が。僕に興味津々で一緒に遊んでいると、親山羊とはぐれてしまいました。そして、この後一緒に親山羊探しに出かけます。
👇 詳細はこちら 👇

無事に親山羊を見つけ、「メエちゃん」(子山羊の名前です)と別れた時点で、既に16時半。猛ダッシュで下山します。
キャンプサイトでの夜

1時間で下山し、17時半頃、ギリギリ日が沈む前にキャンプサイトに到着。
今は冬、オフシーズン。宿泊客は僕の他にキャンピングカーで来ていた2人のおじさん達だけでした。

日の沈みが異様に早いニュージーランド。夕食の準備中にいきなり真っ暗になります。

夕日に染まるマールボロサウンドが最高です。

そして、この日はなんと新月の翌日!そして大晴天!

翌朝、鳥達のさえずりで起きます。

コーヒーを沸かして、音楽をかける。
最高である。
マウント・ストークス登山へ

キャンプ二日目、いよいよメインイベントの「マウント・ストークス(Mt. Stokes)」に登ります。
マウント・ストークスは、キャンプサイトから車で20分程のところに位置する標高1203mの山で、マールボロサウンドで一番高い山です。往復で5時間のコース。普通に歩けば4時間強くらいかと思います。
詳しくはDOCウェブサイトを参照ください。

天気予報ではこの日も快晴であったため、マウント・ストークス登山を2日目にしましたが、朝から靄がかかり、この様子。

それでもひとまず登ってみます。1時間歩いて霧が晴れなければ、下山することにしました。
オフシーズンということもあるでしょうが、道はこれまで登ったどのコースよりも整備されていなく、道を塞ぐ倒木も沢山。倒木自体は珍しいことではありませんが、渡るのに一苦労するような箇所も多々。

霧はまだまだ晴れませんが、霧がかかった山は神秘的。しかも十中八九、この日この山には僕しかいないでしょう。

更に歩を進めますが、霧が晴れることはなく、むしろドンドン悪化。このまま登っても、目当ての山頂からのマールボロサウンドの全景は拝めないだろうと判断し、下山を決めました。
シープファーム見学

マウント・ストロークからの帰宅途中、シープファームを通過。シェパードドッグ(牧羊犬)が羊達を追い込むところを見ることができました。
そして、追い込まれた先のシャワーから次々と飛び出して来ます。




可愛すぎて、いくら写真を撮っても飽きません。




追い込みを終えたシェパードドッグのこの顔。さっきまでバウバウ吠えまくってた犬とは思えません。

スッキリした羊たちがかわええ。

ああ、早くシープファームで働きたい。。
港で堂々とリラックスするアザラシ達

マールボロサウンドを離れて、ピクトンに向かう途中、雰囲気の良い場所があったので停車。

港で対岸の町を眺めていると、何かが見えます。
鳥かな?でも、違う。




リラックスしすぎ!右手を上げて、ドンドンこっちに近付いてくる。全く無警戒です。

5m手前くらいまで来て僕が音を立てると、ようやく気付いて去って行きました。

至る所に堂々とアザラシが。すげえ
まとめ

見所沢山のマールボロサウンドは天気にも恵まれ、最高でした!

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