
今回の記事は、ニュージーランドでのウーフ(農場ボランティア)について!
これまでニュージーランドの至る所で、ウーフをして来ました!
ウーフとは、農場で働いてみたい!というボランティア側(ゲスト)と、働き手が欲しい!という農場側(ホスト)をつなぐサービス。つまり、住み込みの農業ボランティア。これが本当にオススメです!
その中でも、特に思い入れの強いのが、フルーツ売りのウーフ。こちらの動画をチェックしてもらえると、いかにウーフが最高かがわかるかと思います。
仕事も楽しむことができましたが、何よりもここでの生活が本当に最高でした。僕と同じようなウーファーが40人近くもいたので、恋愛あり、喧嘩あり、事件あり、、、笑
とういうことで、今回の記事では、フルーツ売りのウーフでの生活について紹介します!
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フルーツ売りの仕事
「フルーツ売り」の仕事は、各自で車にフルーツを詰め込み、路上で売りさばきます。
毎日、朝8時半にバンに乗り込み、夕方17時頃帰宅。ニュージーランドの夏は21時過ぎまで日が沈まないので、帰宅後からでかけることも。
家の紹介
家は北島の小さな町、Katikatiからさらに車で15分ほど走った田舎にある、広い庭を有する一軒家。6畳ほどの部屋が6個あります。
完全にスマホ依存症の僕は、最初は戸惑いましたが、これがなんとかなる。
むしろ、それによって、携帯をいじる人がほとんどいなく、話したり、楽器を弾いたり、踊ったり、壁を塗ったり、料理を作ったり、サッカーしたり、飲んだり、トランプしたり、吸ったりと、これまでそんなに時間をかけずにいたことに時間を割くことができて、新しい発見も多かった。
キッチンは常に散らかってました。笑
僕がここに来た最初の頃は、まだ家具や壁は質素なものでしたが、暇な時間にみんなでペンキ塗りしたり、絵を描いたりして、日々華やかになっていきました。
仕事は2チームに分けられていて、3日間おきに交互に働きます。
- ギターを弾くカルロス
- それを聴くマーゴとリトヴィク
リビングでは常に誰かがギターを弾いていました。
そして、一番居心地が良かったのがここ。
元々は屋根しかなかったこのスペースに、絨毯をひいて、ベッドを置き、机を作りました。
毎日毎日アホほど飲むので、空きビール瓶が山のように。この瓶を使って、ルーチョがお洒落な壁を作ってくれました。
角にはドラムを始め、楽器が沢山。
朝の朝食タイムから始まって、休みの時間、仕事後のチリングタイム、夕食、夕食後のパーティタイムまで、常に賑わっています。
夜は毎晩、全員集合。もはや家族です。
毎日遅くまで飲んで踊って騒いでも、問題なし。僻地の僻地ですもん。
外にも広い庭があって、夜は毎日焚き火。
この日は、ドイツの郷土料理「スティックブレッド」を作ります。
それぞれが探して来た枝に、パン生地を巻きつけ、焚き火で焼きます。
完成したのが、これ。ガーリックが効いて激ウマです。
更に、奥には森があって、そこでテント生活する人も沢山。
もちろん、車の後部座席にベッドを設置したキャンパーバンも大活躍!ルームメイトだったルカは、途中から車をキャンパーバンに改造し、そこで寝泊まりするようになりました。
車の近くにリラックススペースを作って、ヨガをしたり瞑想をしたり。ヒッピーやなあ。
また家の中には、日々張り紙が増えていって、新しい作品を見るのも一つの楽しみになっていました。
トイレの中は各国の早口言葉が。
もちろん、日本語バージョンも作りました。
初めての海外クリスマス、そして初めての夏クリスマス
僕がここに滞在していたのは、12月から1月までの1ヶ月間。つまり、ここでクリスマスを迎えることができました!
クリスマスと言えば、やはりプレゼント交換!
プレゼントをあげる相手は、クジを引いて決めます。当日まで、渡す相手は内緒!また、プレゼントのルールは、「お金をかけない」こと。極力「自作」です。
海に行って流木や貝を拾って来て、オブジェやアクセサリーを作ったり、絵を描いたり、詩を書いたり、持って来た本をあげたり、みんな様々で面白い。
しかし、何をあげるか考えるのが結構大変。でも、それがすごい楽しかった。作ってる間も楽しい。あげる瞬間もドキドキ、楽しい。多分、お金をかけたらこうはならないなぁと。
そして、MCはこの二人。ルーチョとヤシャ。ルーチョのMCがぎこちなくて、みんな爆笑!
プレゼントを貰う人にインタビューしていくも、英語のそこまで達者でないアルゼンチン人のルーチョは、全然質問が思いつかなくて、グダグダ。笑
ひねり出して、ひねり出して「好きな色はなんですか?」とか面白すぎるやろ。
最高に楽しいひと時でした!
新年早々、スペースクッキーで大波乱!
そして、クリスマスの余韻冷めぬまま、新年に突入。そして、この日、大事件が起こります。
新年に入って盛り上がりまくっているところで、キチガイのフレンチ野郎、ブルーノが「スペースクッキー」なるものを作って来ました。もちろん、みんな「何が入っているか」は知っています。
しかし、予想に反したのは、このブルーノという男のキチガイ度合い。通常の数倍の「ヤツ」を混入させていたのです。
食べて数分でみんなの様子がおかしい。顔のにやけが止まらない。
その内、どこからともなく「ふっふっふっふっふ」と低い笑い声が。その「ふっふっふっふっふ」につられ、普段無口のフレンチ女性、アナイスも「ふっふっふっふっふ」と笑いだす。
それをきっかけに机を囲んでいた10人程が全員「ふっふっふっふっふっふっふっふっふ」と笑いだし、数分間爆笑が止まらない。世紀末である。
とりあえず、踊ろう!ということで、再び踊りだす。これで結構冷めて来ます。
酒に火をつけてスプーンで飲むクレイジー飲みも行われます。しかし、ここまでは良かった。このまま終われば良かった。ここから、事件化します。
新年早々、叩き起こされる
飲んで踊って、飲んで踊って。気付けば、ベッドで爆睡。
そして朝方4時頃、叩き起こされます。寝ぼけた目で振り向くと、そこには見慣れぬ顔が。何やら、救助隊のような格好をしています。




いや、寝てられるかい!誰やねん!
メガネを探し当てて、パンツのまま外に出ます。
するとそこは、これまで慣れ親しんだホームとは全く違う場所でした。そこら中にビール瓶と靴、楽器、人が散乱しています。そして、寝ている人に順番に「Are you OK?」と確認していく救助隊。
これは、やばい。やっばいヤツやん。ついにやっちゃったヤツやん。
角で、フランス人のミレンが体育座りして動かないので「大丈夫?何があったの?」と聞くと、ピクリとも動かず、ただただ震え出します。
冷静だったマットに話を聞くと、カルロスとヤシャ、マーゴの3人がヤバイらしい。その3人は例のスペースクッキーを3つも食べてしまったそう。確かに、1つであの破壊力。3つも食べたらそれはヤバイ。
元凶のクソフレンチ、ブルーノは一体どんな心情なのかと思い探して見ると、ちゃんとパジャマに着替えてベッドでぐっすり寝ていました。
一瞬、そこに落ちているビール瓶を掴みかけましたが、なんとか冷静になってリビングへ。
「これ、どうなるの?全員、豚小屋?ブルーノだけにしてよ」と、思いながらヒヤヒヤしてましたが、救助隊の人たちは、体調の悪い人数を把握して、水を飲ませて寝かせたら帰って行きました。
「この状態なら、とりあえず寝れば大丈夫。」とのことでしたが、そうだけど、そうなんだけど、本当にそれだけでいいの?
とりあえず、お咎めなしでした。ニュージーランド恐るべし。そして、新年初日、朝4時からお疲れ様です。
まとめ
- スペースクッキーでイッてしまったカルロスの似顔絵
とりあえず、新年のスペースクッキーのインパクトが大きいですが、毎日、飲んで踊って、笑って、最高の日々でした。
携帯が使えないだけで、こんなにしょうもないことが楽しい。新しいことに気付ける。むしろ、携帯ってすげえ。怖ぇ。色々便利で、色々与えてくれるけど、知らない間に色々奪ってもいるのね。
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