
現在、南島のブレナム(Blenheim)でヴィンヤードジョブをしています。具体的には、現在は「ペインティング」という仕事。この仕事、実はブレナムに来てから、滞在していたバックパッカーズでゲットしました。
こちら >>> 【ニュージーランドワーホリ】ブレナムでの仕事はバッパーで直接ゲット!
この記事では、ブレナムのヴィンヤードでの「ペインティング」について紹介します!
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ブレナム(Blenheim)とは
ブレナムは、ニュージーランド南島の最北付近にある都市で、人口は30,200人程もいて、マールボロ地方の中心の都市です。更に、ニュージーランド有数のワインの名産地で、町周辺に広大なヴィンヤード(ブドウ畑)が広がっています。

僕の働くヴィンヤードまでは車で30分程かかるのですが、その30分間は両サイド、ヴィンヤードです。。
この先もまだまだ続くということですし、町を中心にどこの方角に進んでも同じということ。。

ハンパない!
ヴィンヤードへ

ヴィンヤードへは、宿泊しているバックパッカーズの数人と車をシェアして向かいます。

一緒に行くのは、イギリス人のRyan、フランス人のSimon、イタリア人のSabrinaの3人です。

バックパッカーズの宿泊客のほとんどがヴィンヤードで働いていて、初めは別々のヴィンヤードでしたが、今は集合しほとんど皆んな同じところで働いています。

更に、他のバックパッカーズの滞在者も合流し、現在はなんと50人程と一緒に働いています。

仕事はかなり楽で、ほぼこんな感じで皆んなで喋りながら歩いてるだけです。笑

雨の日が多く、雨の後は毎度、虹が綺麗。


晴れも曇りも綺麗です。

雨の後は浸水していることも多々。ゴムブーツが必須です。


ランチは各自、持参。休憩は30分ブレイクが2回あり、1回目は給料が入ります。
冬のヴィンヤードでの仕事

「冬のヴィンヤードって仕事あるの?」と思われがちですが、これが結構忙しいんです。
👇 以前働いていた、Kurowでのヴィンヤードでの仕事を参考にどうぞ 👇
冬のヴィンヤードでの仕事は以下の通りです。
- プルーニング
- 枝の剪定をします
- カッティング
- いらない枝を全部切ります
- ペインティング
- 切った部分から生えてこないように、薬剤を塗る
- ワイヤー上げ
- ストリッピングがしやすいように邪魔なワイヤーを上げておく
- ストリッピング
- カッティングで切った枝を全て引き抜く
- ラッピング
- 残した2本の枝をワイヤーに巻きつける
- ワイヤー下げ
- 上げていたワイヤーを下ろす

Kurowのヴィンヤードはそこまで広くなかったので、上記の1〜7を一気にやっていました(ペインティング以外)。しかし、ここは300エーカーの超広大なヴィンヤード。
東京ドーム25個分です。
それぞれの工程を数十人のグループで手分けして行います。次期の収穫量に直結する、プルーニング、カッティング、ラッピングは、移住してきた熟練者のインドネシア人達が行います。
僕たちワーホリ滞在者は、簡単なペインティングや、ストリッピング、ワイヤー上げ下げをします。
初めてのペインティング

さて、初めに僕らに与えられた仕事は「ペインティング」です!
最初に「ペインティング」と聞いたときは、「ヴィンヤードで何をペイントするんだ?」と思いましたが、すぐに納得。

前工程で切ったブドウの木は、上記のようになっています。この段階で切り落とされた枝は、今後不要と判断された部位になります。
しかしこのまま放っておくと、また同じ場所から、生えてきてしまいます。

そこでコイツの登場です!

「切っても切っても、生えてきちゃって困ってるんです。。」そんな悩み、あるんじゃないか??コイツを切り立ての枝に一度塗るだけで、ほーらオドロキ!!頑固な枝達から、オ・サ・ラ・バ!!スグレモノなのじゃ!!







この量のペンキを毎日50人で塗りつけます。そして、このペンキの値段が驚き。
10Lのボックスで400ドル(約3万円)もするそう。これを毎日15本使ってるとのこと。。つまりペンキだけで1日45万円。。そして50人分の日当、約70万円。。
さすがにここまでしているヴィンヤードは珍しいらしく、それだけ良質で高いワインなんだろうと思われます。
「質より量」の場合は、ペンキ塗って実りを少なくするなんてあり得ないですからね。このバカ広いヴィンヤードだからこそできる「量より質」のワインなんだろうと思います。
塗りつけの様子を動画でどうぞ!
めっちゃ簡単です。
めっちゃ簡単なんですが、これを8時間、延々とやります。



そんな時はこれじゃ!その名も「アンメルツヨコヨコ」!!
「あー背中が痛い」「ちょっと揉んでくれる?」「違う、違う、もうちょっとヨコヨコ!」「そこのアンメルツをヨコヨコ!!」って時はないかい?

まとめ

ということで、「ヴィンヤードでのペインティング」についてでした!
1日が長くて大変っちゃ大変ですが、こんな簡単な仕事で時給$18(ミニマム+ホリデーペイ)が貰える!日本円に換算すると、時給1450円ほどです。
ニュージーランドでは、全員に有給を与える義務がありますが、有給は1年以上働いた後に付与されます。一方で、ワーホリ滞在者は1年程で帰国してしまうため、有給の代わりに「ホリデーペイ」という形で、給料の8%を支払うことになっています。
この「8%」を給与換算すると、月額30万の給与で2.4万。つまり、月に2日の有給分というイメージなので、年間だと24日分。
つまり、「有給の代わりに、先に追加でお金払っとくよ。休む場合は無給ね」ってこと。有給の取りにくい日本は、これを導入してくれれば良いのに。そもそも「取りにくい」って感覚があるのが不自然なんだけど。
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