
ニュージーランドと言えば、ワーホリや語学留学で大人気で、日本人も多い!
僕もワーホリビザでニュージーランドに来てから早いもので1年が経とうとしています。そこで、この1年の中で知ったことや、役立つことを紹介していきたいと思っています。
「ニュージーランドのワーホリで車購入をオススメする理由(2018年版)」で、ニュージーランドでも車事情について紹介しました。1年、半年の滞在であろうと、ニュージーランドでは車購入がオススメです!なんと言っても、ほぼ無料(ガソリン代のみ負担)で車を所有することができます。
しかし、やっぱり気になってくるのはメンテナンス関係。ニュージーランドでも日本と同様に車検が必要になってきます。しかし、システムが少し違い、日本に比べるとかなり楽チン!
この記事では、ニュージーランドでの車のメンテナンスについて説明したいと思います。
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ニュージーランドの車事情

「【めっちゃ簡単】ニュージーランドでの車の買い方 大公開!(2018年版)」の記事で紹介したように、ニュージーランドでの車購入は本当に簡単!
さらにニュージーランドの中古車はかなり古いものも。15〜20年前のものなんてザラです。走行距離もにおいても、日本であればとっくに廃車されているであろう20万キロであっても、ニュージーランドではまだまだ全然現役です。なんなら30万キロ越えの車も沢山走っています。

しかし安心してください!
車を購入するバックパッカーの多いニュージーランドでは、この辺のシステムがしっかり整っており、とても簡単!
以下で説明していきたいと思います。
車購入後にやるべきこと
ニュージーランドで車を買った後、やらなければいけないことは以下の3つ。
- WOF(車検)の実施
- REGO(自動車税)の納付
- 自動車保険への加入(任意)
上記2つのWOFとREGOは必須ですが、保険への加入は任意になります。しかし後述しますが、「Third Party」と呼ばれる対物損害保険だけでも入っておくことをオススメします。
また、メンテナンスをしっかり行っておくことで、ワーホリ終了時の車を売る際にも、役に立ちます。
こちら >>> 【10万円高く売れた!】ニュージーランドでの車の売り方(2018年版)
WOF

まず一つ目の必須項目が「WOF」です。WOFは「Warrent of Fitness」の略称で、日本で言う車検です。
日本で車検と言えば、数日がかりかつ数十万もかかる痛いイベントの一つ。しかし、ニュージーランドでは、数十分かつ数千円ですみます。しかし、その一方で、1年に一回、または半年に1回と、日本に比べて頻度が多いのが特徴です。

WOFの更新頻度は、車の製造年によって異なり、2000年1月1日よりも新しいものは1年に1回、それよりも古い車体は半年に1回になります。
車のフロントガラスに、上記写真のWOFシールを貼ることが義務付けられており、そのシールで次のWOFの時期がわかるようになっています。写真のシールであれば、「18」と「11」にパンチを打っているため「2018年11月が次のWOF」ということになります。この時期を過ぎていると、罰金となるので、注意が必要です。
費用は$30〜70程。街中の小さなメカニック等でも実施が可能であるため、同じチェック項目であっても、費用は場所によってマチマチです。僕は物価の高いクイーンズタウンでやったために$71もかかりましたが、他の都市では$25などの場所も見かけました。
WOFの方法

WOFは街中の個人経営のメカニックや、ガソリンスタンド、「VTNZ」などのWOF専門業者で行うことが可能です。費用は、個人経営のメカニックが安く、$30〜50ほどであるのに対し、「VTNZ」などは$50以上と少し高めです。
僕が当時住んでいたクイーンズタウンでは物価が高く、VTNZの$71以下の場所が見つからなかったため、即日で対応してくれるVTNZに決めました。

手続きは簡単です。VTNZでは事前予約が必要ないので、直接、作業場横の受付に行き「WOFをしたい」と告げるだけ。

今回僕は、WOFの$71に$18プラスで、オイルやエンジンなどWOFでチェックしない十数項目を確認してもううことにしました。

平日に行けば空いているため、待ち時間なく車検開始です。

そして、十分ほどで確認終了。実際に確認を行ったエンジニアから、結果の紙を手渡されます。

結果はなんと「Fail(不合格)」!!

下の方に、詳細が載っています。今回、Fail(不合格)となった項目は「Exterior」と「Vehicle Raised」の2項目。その詳細が右側に記載されています。内容は「左のワイパーの破損」と「フロントブレーキパッドの破損」。つまり消耗品の交換です。


「これを見てみろ」
「ん?」

「鳥の巣だ」
「羽もあるし、羽化して巣立っていったな」

不合格ポイントを直す

不合格通知後は、VTNZでは直してくれず、自分で直す必要があります。
自分で直すと言っても、難しくはありません。VTNZの近くには車の部品ショップが沢山あるので、VTNZで教えてもらった店に行って、必要部品を買うだけ。

ここで、ブレーキパッドとワイパーを購入。修理は自分でやるか、近くの修理屋にお願いします。

僕はブレーキパッドのお店の人に、安いメカニックを聞き、そこに持ち込みました。即日で対応してもらい、数十分で終了。
その後、再びVTNZに行って、再度チェックを受けます。もちろん二回目は無料です。

そして、「ALL PASS(合格)」!

REGO

2つ目の必須項目「REGO」は、日本で言う「自動車税」です。
手続きは簡単で、郵便局や、VTNZ、AA(自動車保険最大手)に行き、費用を払うだけ。1〜12月分まで、必要な月数分で払うことができるので、便利です。費用も安く、$10/月ほど。
支払いを済ませると、写真のようなシールが渡されるので、WOFのシール同様にフロントガラスに貼り、終了です。
めっちゃ簡単、、
自動車保険

ニュージーランドでは、自動車保険への加入は義務ではなく、任意です。
実際に僕の周りにも、保険に入っていない人も沢山います。その理由は「自分が乗っている車がオンボロで、安く買ったものなので、最悪壊れてもいいよ!」という感じです。
しかし、問題は相手の車
相手も自分と同じバックパッカーで、オンボロだったならまだしも、高級車だった場合、修理に莫大なお金がかかります。そこで、少なくとも「対物損害保険」だけでも入っておくことをオススメします。
主なニュージーランドの車両保険の種類は以下の3つ。
- Third Party(対物損害保険)
- Third Party + Fire and Theft(1+火災・盗難)
- Full Cover(1+車両保険)
下に行くほど、保険内容は手厚いですが、保険料も高くなります。上述したように、自分の車がどうなっても良い場合は「Third Party」だけで十分です。保険料は車によって異なりますが、Third Partyで$10〜20/月ほど。
上記の保険には「対物」だけで、「対人」がないことに気付いた方もいるかもしれません。実はニュージーランドでは、ニュージーランド人、外国人問わず、国内での事故にかかる治療費は、ほぼ全額補助されるんです。これはかなり驚きました、、
実際に僕の友達が骨折した時、治療費はもちろん、通院時のタクシー代、さらには本来なら働いて稼いでいたであろう収入分も支払われます。
ニュージーランド恐るべし、、
保険会社は「AA」がオススメ
自動車保険はニュージーランド最大手の「AA」がオススメです。保険料も安く、割引されるスーパーなどの提携先も多いです。
まとめ
ということで、ニュージーランドでの車検や税金、保険についてでした!
車購入に置いて、一番めんどくさい!と感じるのが、こうしたメンテナンス関係だと思います。でも、実際はめちゃめちゃ簡単!

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